「ユミ、あの子、私のこと睨んでいたね」 「久、モモが見えるのか?」 「いえ 殺気というか かなり強い波動感じたから」 「あの子はちょっと独占欲強い状態でね すまないな」 「なんで謝るの 確かにあの子的には悪いことしてるから」 「…そうだな それじゃ、時間がもったいない 始めるか」 「ふふ ユミ、あなたの体つき見てると他人という気がしない」 「確かに 首から下は鏡をみているようだよ 久…」 背格好のよく似た顔が重なると同時に、まったく同じ動きで指先が それぞれの胸から股間まで一直線に撫ぜ上げ、揃って肩と腰を ぴくんと震わせたのだった