無題 小ネタ ID:T/BcDp/H氏
第3局>>674~>>675


   「許して、許して須賀君」 
   「許せませんねぇ!今まで散々、俺の事を馬鹿にして来たじゃないですか。仕返しに部長のオナニーを学校中にばらまいてあげますよ」 
   京太郎はカラープリンタで印刷したものを竹井久に突き付ける。 
   これは、京太郎が仕掛けておいたデジカメで得た画像である。 
   場所はこの麻雀部の部屋の中。いつも一人で夜まで残っていたから、何かをやっているとは京太郎は思っていたが…。 
   まさかこんな場所で自慰に耽っていたとは彼自身も考えてはいなかった。 
   だが、京太郎としては久を脅すのにいい理由が見つかった訳である。 
   「男子生徒の皆は喜ぶでしょうね?部長の様な、生徒会長を務める人間のオナニー写真を見せられたら」 
   デジカメが捉えた画像はかなりのものであった。 
   久の様な頼れるお姉さん的な女性が両足を広げて、股間に指を這わしているのだ。 
   見ている京太郎でさえも恥ずかしくなってしまうシーンである。 
   「そんな…お願いだからやめて須賀君!そんな事されたら私…もう学校に来れなくなるわ…」 
   久は京太郎の袖を握りながら大きく首を振る。 

   (そりゃそうだろう。これがばらまかれたら、確かに人前に姿なんて出せないよな。 
   しかし、いつも見せる態度と違って 部長も以外と意思が弱いなぁ。 
   オナニーなんて家に帰ってからすれば、こうして俺に弱みを握られる事などなかったのに。 
   それとも、誰かに見られるかもしれない緊張感がたまらなかったのかな?) 
   ククク…と京太郎は不気味に笑う。 
   「それじゃあ、その代わりに俺の言う事を聞いてくれますか?」 
   「そ、それで…写真をばらまくのは止めてくれるのね?」 
   「ええ、許してあげます」 
   「わ、分かったわ…」 
   写真をばらまかれない事に安堵したのか、久はホッとした表情で頷いた。 
   (フフフ…部長、まだ心配するのは早いんじゃないか) 
   「じゃあ、まずは俺の前でオナニーでもしてもらいましょうか?」 
   ホッとしていた久の表情が一瞬にして凍り付いた。 
   「こんな所でオナニーができるんだから、人前でもオナニーはできますよね? 
   この写真みたいに激しくやってみてくださいよ部長?」 
   京太郎は写真を久にちらつかせながら冷酷な笑みを浮かべた。 
最終更新:2012年01月04日 03:29