6月16日のギルバト、それはいつもと変わらない平凡な戦いとなるはずであった。
少なくとも夕の部終了時点ではそうであったはずだ。
しかし、夜バト開始からしばらく経過した時、ギルド救援ログに変化が。
そこには「
さもギョプサルさんが貯水庫から600BP取り出しました。」の文字がズラリと並んでいた。
一瞬あっけに取られた帝国民は何が起こっているのか察するも時すでに遅し。
わずか5分足らずで帝国の貯水庫は底をつき、
直後にさもギョプサルはギルドを脱退した。
ギョプサル本人はこの事件について、
「一度貯水庫を空にしてギルドから逃亡してみたかったのです」
と後の取材で述べている。
完全なる愉快犯であるが、このようなことでも許されてしまうのがさもり帝国。
しかし、この後思わぬ二次災害が…。
「待つんだギョプ!どこへ行くんだ!?」
「ちょっと探してくる!」
と発言しながらギルドから飛び出していき、帝国にさらなる大混乱を招いた。
とんでもないギルマスである。
その後、結局さもギョプサルはすぐに戻ってきたものの、
リーダーはこの時ギルド名を「さもり学園初等部」にしていた
ポン酢Labに
誤って(どう見てもわざとだけど)加入申請をし、帰ってくることはなかったのだった。
最終更新:2016年10月19日 16:55