09002

写真 和算の館
復元想像図 NO IMAGES
奉納年 天和3年(1683)仲夏
掲額者 村山庄兵衛吉重
緒元 縦90cm ×横180cm 複製(昭和58年)
問題数 4
奉納先住所 栃木県佐野市大蔵町2928
奉納先名称 星宮神社
別保管住所
別保管名称
文化財指定
拝観時注意事項

額文 現代文等
算術成就所
それ万物は一より生す事々積て亦一也其理大にして陰陽
の変合五行つらなるの徳なを数の一道をはなれす
故に人性日月の捨へからさるの元ならすや然に予当
社の地下にして出生少年より此道をまなび漸其半
にもいたらすといへとも此三問に法術をあかし其後に
一箇の好を附事極他をうかかふの難問にあらねば
術式をまつとしはあらす只徒に塵のみつもらん
年月の末数学の便ならんかし
ス→す テ→て
.
.
ひ→び
.
は→ば
.
→し
問1 今有人要筑堤馬踏三間根置六間堅
四間長八十間以人足二千八百八十人土歩場
六町則問日数幾何乃(一人一日歩事八里一歩荷数二百七十五)
答1 答曰五日四時三分七四六余
術1 術曰列馬踏加入根置以堅乗之亦長
相乗得二千八百八十歩以荷数二百七十五乗之
亦六町相乗為実列八里以三十六町乗之亦人数
相乗為法除実得日数合問
.
一歩荷数→荷数二百七十五
.
.
問2 今有縦一百二十間横二十一間半只云如図矩合幅三間
明道三積等分望取之則問各縦横幾何
答2 答曰 右縦五十二間同横一十五間
前縦一百二十間同横六間半
左縦六十五間同横一十二間
術2 術曰列縦三之内減道幅余三百五十七間寄甲位列縦倍之内減道幅
余二百三十七間与亦列横倍之内減道幅余四十間相乗得九千四百
八十歩寄乙位列横内減道幅余以横乗之得数与亦列縦内減道幅
余一百一十七間相乗得四万六千五百三十六歩七分五厘亦以甲位乗
之四之得六千六百四十五万四千四百七十九歩寄丙位列乙位自乗
得八千九百八十七万〇四百歩内減丙位余二千三百四十一万五千
九百二十一歩為実開平方得四千八百三十九歩以減乙位内余
折半得二千三百二十歩〇五分以甲位除之得前横六間五分依之
知求各合問
問3 今有鉤弦和開六乗見商股八乗巾開四乗見商和云
方面再自乗中鉤開三乗見商相乗云則問各幾何
答3 依左術答之
術3 術曰立天元一為股開四乗見商寄甲位列云和内減甲位八乗巾
余六自之寄乙位列甲位四自之寄丙位列丙位自之寄丁位列乙
位自乗加入丁位寄戊位列戊位内減丙位二段余寄己位列己位
以丙位乗之寄庚位列丙位以乙位乗之倍之加入己位十一自之寄
辛位列己位以丙位乗之十一自之以庚位相乗得数因戊位中鉤
因辛位方面十一乗巾相乗寄左列云相乗三自之以丁位乗之
亦以辛位乗之与寄左相消一千七百〇二乗方開之得股見商合問
.
.
.
.
.
冪→巾
間→問
問4 仮令有鉤股内平円空只云鉤弦差開六乗股弦差開四乗円径開立
方各見商三和八乗巾与外積和云鉤股差云則問各若干
.
冪→巾
天和三癸亥仲夏上旬
武州江戸住
村山庄兵衛吉重

額文は実物によるが、参考までに注に「栃木の算額」との差異を記す。
(「栃木の算額」は、元の算額(09001)の採録であって、復元差額(09002)の採録ではない。よって、差異があっても誤りではない。)
()は二段書きであるが、1/4字ではない。

名前:
コメント: