フツーの女子中学生、その名はサファイア(笑)

視聴者によるコーナー概要
90年代成功したメディアミックス路線は諸刃の刃だった。
アニメが終了し、その後大きなヒット作も出ない。
タイアップ作戦も成功とは言い難く、周辺商品が売れなくなったどころか、肝心の部数が急降下。
「これ以上の読者離れを食い止めよう。再び雑誌そのものに光を当てよう」
そこで「なかよし」は、名作『リボンの騎士』のリメイクという大勝負にうって出た!
原作とリメイク版の比較、少女漫画誌の歴史、手塚氏が漫画の社会的・文化的地位の向上に
多大な貢献をされたことなどにも触れているものの、現在の「なかよし」の苦境に焦点を当てた特集、
という感じだった模様。
TBS側の「近代日本が舞台なのに、サファイアという名前なんですか?」という問いに対し、
なかよし側は「最近は変わった名前が増えてるから別に不自然じゃないでしょ?」と答えたらしい。
尚、アニメ化関連の情報や、ネットでの非難の声については一切触れられていないとのこと。

なかよし編集長の談話をクリップボードで紹介
・リメイクなので絵柄を変えるのはあたりまえ
・ただし手塚先生の世界観はそのまま
・来年の創刊55周年にむけ過去の人気作でアピール
絵柄を変えることに問題はないが、「変えるのが当たり前」ではない。
サファイアが「フツーの女子中学生」の時点で世界観は全く別物になっているはずだ。
「過去の人気作」とやらを知らないなかよし読者に「過去の人気作でアピール」しても無意味だろう。
良い漫画を作って読者の心を掴むことよりも、目先の人気取りに走ってきた短慮こそが
現在のなかよしの凋落を招いていることに未だ気付いていないようだ。

「2時っチャオ!」放送時の実況ログ
最終更新:2008年03月26日 07:13