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嘆き「うわぁあぁん!」
朱雀「どうしました
お嬢様!!」
嘆き「この本…悲しすぎて涙が止まらないのよー!!」
朱雀「………はい?」
嘆き「とゆーわけで、今日は読書会を開催するわよ!」
白虎「どうしたんだ?うちの姫は…」
青龍「今日はいつものお店で先着50名様限定ワラビモチがあるんですけどぉ…」
朱雀「なんだか本にすごく感動しちゃったらしくて……玄武起きなさい!ほら、よだれ出てる!」
玄武「ふぁ?おはよぉございます~」
嘆き「読む本はコレ『僕が選んだ結末は』!ほら、今映画化やドラマ化で話題の本よー」
白虎「私、そんなのより暑苦しい男が両手にマシンガン持ってるヤツのが好きなんだがなー」
青龍「そんなことよりワラビモ-チィ!!」
玄武「みんな何の話してるんですかぁ?あ……朝ご飯食べなきゃ…」
嘆き「ウダウダ言わないの!デニム射つわよ!
で、みんなこの本を読んで感想を聞かせてほしいの。絶対、ぜぇーったい感動するんだから!」
朱雀「はいコレみんなの分。こーゆーのって大抵ハードカバーで値段張るんだから、しっかり読みなさいよね!代金は……私持ちだから……」
白虎「う……分かった、分かったから朱雀、波動砲の予備動作は……」
青龍「う~…今回は我慢しますか…限定ワラビモチは月一でやってるし」
玄武「わぁ本ですかぁ!ありがとうございます~!……朝ご飯食べたいです」
嘆き「じゃあ解散!それと玄武、朝ご飯は机の上に朱雀が作ったヒジキとおひたしがあるから」
数時間後
朱雀「か、感動するじゃないのよー!ぐすっ…」
白虎「あー、私この系統苦手だわ…なんか堅苦しいのよねぇ…」
青龍「ムムッ!この本のワラビモチのモデルはきっとあれに間違いないですね。意外と通な選択です!」
玄武「…………」
そして
嘆き「みんなどうだった?感想聞かせて!」
朱雀「お嬢様!私、すごく感動しました!今度一緒に映画版を見に行きましょう!」
白虎「オチが見え見え」
青龍「お嬢様!この本に出てきたワラビモチ屋さん、ぜひ案内しますね!」
嘆き「……こんなモンなのかしら……不安……玄武は?…って何で泣いてんのよ?」
玄武「文字が小さくて……同じ行ばっか読んじゃって……まだ6ページしか読んでないですぅ……」
嘆き、朱雀、白虎、青龍「あ~……」
雪月花「ポコ?」
白壁「ああ雪月花。いや、この本がな、すごく悲しくて……クソ…涙で字が読めねぇ…」
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コンマイ神「さて諸君、今までカーディナルゲートの門番ご苦労だった。」
嘆き一家「はい。」
コンマイ「今日集まってもらったのは他でもない。解禁されるにあたり、君達に本当の名を知ってもらうためだ!」
嘆き一家「!!」
コンマイ「まずは朱雀君!君の名は『CONTRACT』!!『契約』という意味を持つ!君にふさわしい名だ!」
朱雀「は、はい!」
コンマイ「次に玄武君!君の名は『Ganymede』!!読みづらいが、これで『ガニメデ』と読む!
夜空に輝く星の一つだ!」
玄武「…もう少しおっとりした名前が良かったです…。」
コンマイ「次に白虎君!君の名は『華蝶風雪』!!『花鳥風月』をもじった名前だ!多分!」
白虎「…多分、とは何だ…。」
コンマイ「次に青龍君!君の名は『waxing and wanding』!!何かいつも蕨餅言ってるからそんな感じだ!
つーかよく分からん!」
青龍「ワラビモーチ!##」
コンマイ「そして最後に嘆き君!!」
嘆き「へ?私は『
嘆きの樹』でしょ?」
コンマイ「それは世を忍ぶ仮の名目!君の名は…『。』だ!!!」
嘆き「…は?というか、何て読むのそれ…。」
コンマイ「我々も、長く考え続けてきた…『穴嘆きは俺達に何を伝えたかったのか』と!
結論!『よく分かりません。』!!よって、君にはよく分からない名前になってもらった!!」
嘆き「ちょっと、何よそれ!!」
コンマイ「いいじゃないか、君は『THE LAST』だ。その点では、文の終わりとなる『。』はもってこいだろう!
我々にとっても、電光掲示板の説明がついて…おっと。」
嘆き「どういうことよ!」
コンマイ「何でもない!!これにて解禁!!以後の変更は無しだ!!!」
嘆き「待ちなさいよ!『。』って何て名乗ればいいのよ、『。』ってぇぇぇ~~………」
嘆き「…まるってぇぇぇっ!!?」
朱雀「お、お嬢様っ!?どうなされました!?」
嘆き「…はぁ、はぁ…ゆ、夢…?」
朱雀「お嬢様、何か悪い夢でも…。」
嘆き「……朱雀、私の名前言ってみて。」
朱雀「え!?そんな、お嬢様の名前を口に出すなど…。」
嘆き「いいから!」
朱雀「は、はい…『嘆きの樹』様でございます、お嬢様。」
嘆き「…はぁ…よかったぁ…。」
朱雀「お嬢様、一体…。」
嘆き「あ~、何でもないの。ごめんなさいね。」
朱雀「いえ、滅相もございません。…そういえば、少年ラジオ局のテクスチャ様から封書が届いておりますが。」
嘆き「あぁ、多分『Code:DistorteD』の事ね。前にも連絡来てたから。結構楽しみなのよね~♪」
朱雀「そうですか…。……?あの、お嬢様。コンマイ神からの封書も届いておりますが…。」
嘆き「!!!」
朱雀「『来たる[Code:DistorteD]にて告知あり』だそうで…どうなされました?」
嘆き「……何か、急に行きたくなくなってきた…。」
朱雀「?」
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青龍「ねぇ白虎ちん」
白虎「その変な呼び方止めてよ……」
青龍「お願いがあるんだけどさー」
白虎「私の話はスルーですかそうですか」
青龍「BPM9ちょうだい」
白虎「いきなり無理言わないでよ」
青龍「だってあたしたちのBPMってなんか中途半端じゃない?
白虎ちんがBPM9譲ってくれたらちょうど200と190になっていいと思うんだ」
白虎「だったらあんたが私にBPM1よこしなさいよ」
青龍「やだー。あたし速くなりたいもん」
白虎「私はあんたより遅くなるのは嫌」
青龍「えー。じゃあ4でいいや。それなら195と195でいっしょになるでしょ?」
白虎「いーや! あげない!」
青龍「けちー! けちー!」
■ ■
■ ■ ■ <呼んだ?
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■ ■
■ ■
白虎「あんたは巣に帰ってろ」
玄武「朱雀さぁん、白虎さんたちが次元の違う話してますぅ……」
朱雀「強く生きなさい……」
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玄武「ZZZzzzzzz......」
白虎「び、BPM10・・・」
青龍「寝てるとここまで下がるんだー」
朱雀「ある意味最強かもしれませんね」
最終更新:2009年03月10日 22:22