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痕跡霊:ナベリウス

Naberius, The Grinning Hound/笑う猟犬

痕跡霊レベル1

狡猾で神秘的な痕跡霊ナベリウスは、その召喚者をありとあらゆる人文科学と自然科学の達人に変え、彼らを変装させ、説得力のある話し手にすることができる。

伝説

ナベリウスの起源は謎のままであるが、バインダーの学者たちは、過去数世紀の間に彼の名前と姿形が何度も変わっていることを知っている。
古代の契約魔法の文書では、ナベリウスのパワーに合致する霊のことが、ナベルス、カベロン、セルベア、そしてサーベリウスなどとして言及されている。
これらの霊のうちあるものでは高貴な鳥頭の男性として出現しており、またあるものでは鶴の頭を持つ犬の姿で、また別のものでは50もの頭を持ち3匹の絡み合った蛇の姿をした尻尾を持つ狼の姿をしている。
さらに第4の姿としては、黒山のごとくに蠅がたかる死体の山として姿を現すこともある。
数少ないフィーンディッシュの賢者たちは、ナベリウスをハーデスの第三層にある地下世界へ続く門を守護する三頭を持つ犬に似たクリーチャーのアスペクトであるかも知れないという仮説を立てているが、このクリーチャーは単純な思考力しか持たず、決して言葉を話さないことが知られている。
ナベリウスは古い姿形や名前を持っていたことを決して認めないし、その起源に関する質問に対しては狡賢そうな笑みが返ってくるだけである。

特殊条件

ナベリウスは知識、工業、欺きをすすんで行なう事に価値を見出している。
彼は召喚者が〈魔法学〉、〈自然〉、〈宗教〉、〈ペテン〉、あるいは〈歴史〉技能のいずれかに習熟している場合にだけ発現する。

霊の発現

ナベリウスの発現は、ガーガー言う大きな鳴き声と羽根の羽ばたきと共に始まる。
その直後、秘文の上空に不安を誘うような様子で黒い鶴が飛び、高所から地面へ墜落し、ぱっと見は死んだように見える。
その後ナベリウスは、その鶴を餌食とする三つ首の猟犬のように、不可視状態のままで忍び寄る。
彼はその時何も食べていないいずれかの犬の頭部を使って、古錆びた声で喋る。
彼の恐ろしげな外見としわがれた声にも関わらず、ナベリウスはなぜか気立てが良く、雄弁である。

徴候

君の声は深みが出て、ガラガラの唸り声のような声音を帯びる。

影響

ナベリウスによる影響を受けている間、君は自分自身の声音を愛し、しょっちゅう自分の賢さに酔いしれるようになる。
説教台、舞台、演説台、その他話し手に提供されるべく設置されたあらゆる場所が提供された場合にはいつでも、ナベリウスは君にすぐに喋る機会を獲得するように求める。
どんな話題でも良いのだが、ナベリウスは他人が会話の主導権を握ることに憤りを感じるため、彼は君に対して、他人を大声を立てて黙らせたり、嘲り笑ったりするように要求する。
ナベリウスを満足させるには、最低でも1分間喋り続ける必要がある。
喋っている間に戦闘が始まった場合、毎ラウンド、ボーナス・アクションを使って喋り続けなければならない。


付与能力

Granted Abilities
ナベリウスは君に対し、ありとあらゆる顔に変装する能力を与え、失われた能力値を速やかに回復し、修得していない知識の技能を使用できるようにしてくれ、危険をどのように回避すべきかを話してくれる。

変装

君はアクションによって外見を変身させる事ができる。
この効果はディスガイズ・セルフの呪文と同様に機能する。

ナベリウムの持久力

君は小休憩を取ることで消耗状態のレベルを1減少させることができる。

ナベリウスの技能

契約を結ぶ時、君は【耐久力】ボーナス(もしあれば)に等しい数の技能に対する習熟を獲得する。
もし契約を結んだ後で【耐久力】修正値が減少したなら、選択した技能の数が等しくなる分まで、技能への習熟を失う。
失われる技能はランダムに決定され、たとえ【耐久力】修正値が回復したとしても、君がナベリウスと新たな契約を結ぶまで利用できないままとなる。

説得力のある言葉

君はアクションを使ってあたかもコマンド呪文を使用したかのように、30フィート以内にいる1体の生きている目標に対して言葉で命令を下すことができる。
ナベリウスを呪縛するときに消費した呪文スロットのレベルが3レベル以上であるなら、君の言葉はさらにより説得力を増し、サジェスチョン呪文のように機能させることもできるようになる。
いったんこの能力を使用したなら、大休憩か小休憩を取り終えるまで、再びこの能力を使用することはできない。

銀の舌

君は〈説得〉と〈ペテン〉の判定に“優位”を得る。


最終更新:2017年03月20日 20:01