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痕跡霊:ダンタリオン

Dantalion, The Star Emperor/星の皇帝

痕跡霊レベル5

その伝説と外見から星の皇帝と呼ばれるダンタリオンは、複数の魂の集合体である。
彼はバインダーに対して、短距離のテレポート能力、思考を読む能力、そして敵を止める能力を与える。

伝説

バインダーたちは、ダンタリオンがどのように形成されたかについて僅かな事しか知らない。
彼の起源についての最も一般的な伝説では、彼は単一の魂ではなく、死後の世界に受けいれられることがなかった呪われた王族の魂の集合体であるとされている。
この古代帝国の王族の血筋は、現在生きているいかなる統治者にも受け継がれていない。
しかし一般に信じられているところでは、この家族の子孫は今も生き続けており、その血筋と呪いの両方に気づいていないだけだとされている。
バインダーの中のある者たちは、自らをダンタリオンの子弟――すなわちその高貴なる血筋の正当な後継者――であると確信しているが、そうした主張はただのロマンチックな空想に過ぎない。

霊の発現

ダンタリオンは、赤い光の閃光と共に、真紅と黄金色のローブの中に輝く、身の丈10フィートほどの人型生物として現れる。
彼の頭部は、何ダースもの老若男女様々な人間の顔の巨大な集積物として成り立っている。
彼の非常に大きな頭蓋骨の額の部分には、大きな金の冠がひっかかるように付いている。
ダンタリオンは片方の手で非常に大きな書物を抱えており、いつもその本から読み上げる謎めいた一節を引用しつつ、その複数の顔から発する複合声で喋る。
時々、1つの顔だけが本を読み上げるが、10もの顔が文章の途中で次々と喋り手を変えていく事もある。
本のページをちらっと見た者は、その本の中に、ぱらぱらとめくるページ毎に変化する、星の散りばめられた暗い空を見る事になる。

徴候

あたかも多重体奇形双生児の痕跡であるかのように、ダンタリオンの顔の1つが君の胴体に出現する。
それはほとんどの場合は生命がないように見えるが、ダンタリオンによって与えられる能力を起動する時には、その目と口を開き、空虚な星空のような虚空を顕わにする。

影響

ダンタリオンの影響は君をよそよそしくさせ、威厳のあるジェスチャーを使用するようにさせる。
ダンタリオンは昼間の指導者たちについて詮索せずにはいられず、それゆえに、明らかに(あるいはそうであると公言している)指導者の100フィート以内にいる時にはいつでも、ダンタリオンはその人物の思考を読み取るように要求する。
一度でもその試みを行ったなら、成否に関わらず、その人物の思考を再度読み取ろうとする必要はない。


付与能力

Granted Abilities
契約魔法の魔道書には、ダンタリオンの深遠な叡智と、あらゆる事物に対する彼の広範な知識のことが記載されている。
彼はあらゆる考えを知っており、そのパワーの一部を君に付与し、さらに単に思考するだけで旅する能力を付与することができる。
また君は、多くのバインダーが彼の王家の血筋を証し立てるものだと信じている、その堂々たる存在感の一部をも獲得する。

ダンタリオンの畏怖

君がアクションとしてこの能力を呼び出す時、君を見ている任意の1体のクリーチャーは、1ラウンド間君を攻撃したり君を敵対的な呪文の目標としたりすることができない。
もし君が、効果を受けているクリーチャーやその仲間に対して攻撃ロールを行ったり敵対的な呪文の目標としたりするなど、何らかの敵対的なアクションをとったなら、この効果は終了する。
いったんこの能力を使用したなら、君は大休憩か小休憩を取り終えるまで、再びこの能力を使用することはできない。

ダンタリオンは知っている

ダンタリオンを呪縛している間、君はあらゆる【知力】判定に“優位”を得る。

思考読解

アクションとして、君は30フィート以内にいる、君が見ることが任意の1体のクリーチャーの表層思考を読もうと試みる事ができる。
もし目標が【判断力】セーヴに成功したなら、1分間はその者の思考を読むことができない。
動物並の知性しか持たない(【知力】が4以下の)クリーチャーから拾うことができるのは、単純で本能的な思考しかない。
もし君よりも10ポイント以上高い【知力】を有するクリーチャーの思考を読み取ろうと試みたなら、試みは自動的に失敗し君は1ラウンド間朦朧状態に陥る。
君はあたかも呪文に対するのと同じように精神集中を続けている限り、そのクリーチャーの思考を読む事ができる。

思考の旅

君は60フィート以内にある君が見ることができる任意の場所に君自身と君が持ち運んでいるあらゆる物品(君の運搬可能な重量まで)を瞬間移動させるためにアクションを使うことができる。
何らかの手段によって移動しようとする場所の正確な場所を見ることができるのでない限り、物体の内側や、障壁の向こう側などの場所を到達地点に選ぶ事はできない。
もし君がそこにいることができないような固体が存在するなどで、君が目的地点を占有することができないなら(たとえば不可視状態のクリーチャーがそのマスにいるとか、何らかの魔法によってその場所への次元移動が禁じられているなど)、この移動の試みは失敗し君は1ラウンド間朦朧状態に陥る。
そうでなければ、君は常に望んだ場所に正確に到達する。盲目状態の時にはこの能力は使用できない。
思考の旅は瞬間的な移動であり、機会攻撃を誘発しない。いったんこの能力を使用したなら、君は大休憩か小休憩を取り終えるまで、再びこの能力を使用することはできない。


最終更新:2017年03月20日 21:55