Chupoclops, Harbinger of Forever/永遠の先駆け
痕跡霊レベル6
終末の先駆けと信じられていた巨大な怪物チュポクロプスは、定命の者に殺害されたときに痕跡霊となった。
チュポクロプスは召喚者に有毒の噛みつき攻撃と、超自然的な知覚力、敵に飛びかかる能力、エーテル状態で存在する敵にも攻撃する能力、そして敵に絶望を与える能力を付与してくれる。
伝説
かつて、チュポクロプスはフェンリル、夜の大蛇デンダー、その他終末の先駆けを務めると考えられている者たちの群れにおいて一頭抜きんでた存在であった。
巨大な蜘蛛のようなクリーチャーであったチュポクロプスは、エーテル界に這い寄り、ゴーストを貪り食って定命の者の悪夢の中に産みつけていた。
伝説によれば、ゴーストたちの領域において恐るべきチュポクロプスが希望を貪り食ってしまうのを防ぐために、神々が罠を仕掛けたと言う。
しかし、それはまんまと逃げだし、終末の時において飢えを嫌というほど満足させることとなった。
チュポクロプスは生者とアンデッドの双方にとって恐るべき存在であり、幾人かの強大な力を持つ者は、最終的にそれと戦う軍勢に加わることになった。
3人の偉大な英雄と、4人の強力な悪党がいた。
これら7人の内4人――1人は英雄、3人は悪党――はゴーストであり、他は生者であった。
このグループはチュポクロプスを殺害する計画を立て、神々ですら為し得なかったことを成し遂げた。
この猛烈な戦いは7日間にわたって繰り広げられ、その7日間毎日1人ずつ、巨大モンスターを倒すために集まったグループのメンバーが死んだ。
最後の1日、生き残った最後の英雄が死の間際に放った最期の一撃でチュポクロプスを打ち倒した。
宇宙の通常の法則では決して計り知れないクリーチャーであったチュポクロプスは、死後痕跡霊となった。
バインダーの学者たちは、今でも冒険者たちが霧深いエーテル界においてこの巨大モンスターの死体と遭遇することがあると主張している。
このモンスターが希望を打ち砕くことはもはやない現在でも、それは永遠に存在しており、それゆえに世界も存在しているのだと言う者もいる。
特殊条件
君は墓所から取った一握りの土でチュポクロプスの秘文を描かなければならない。
あるいは、召喚を始める前に、その秘文の上に知覚力のあるクリーチャー(【知力】が3以上のもの)の死体を置かなければならない。
さらに、チュポクロプスは何らかの知られざる理由によって
アモンを嫌っているため、君がすでに彼を呪縛しているなら君の呼び出しに応えない。
霊の発現
チュポクロプスは巨大なフェーズ・スパイダーの姿で秘文の上に出現する。
しかしながら、その時点で秘文の真上にある肉体部分だけが目に見えるだけである。
ほとんどの場合、最初はどこからともなく重く大きな蜘蛛の肢が現れ秘文の中心を叩きつけるという形で、チュポクロプスは出現する。
その後少しずつ、その顔が見える位置へと体の位置をずらしていき、召喚者の高さへと下がってくる。
チュポクロプスは、奇妙な牙のある蜘蛛のような顔の上で、ほとんど人間のような8つの目を輝かせ、契約を結ぶ過程を不気味なうなり声を轟かせて始める。
徴候
君の下顎はサイズが大きくなり、2本の長く鋭い牙がそこから上向きに生える。
影響
チュポクロプスの影響下にある時、君は悲観的とならざるを得なくなる。
良くても、君は黙って自分の失敗を諦め受け入れてしまい、悪い場合には、自分の疑問を他者に広め、彼らの目的に成功の見込みがないことを確信させようとわざわざ試みたりする。
さらにチュポクロプスは、恐怖状態に陥る効果に対するセーヴィング・スローに自発的に失敗するように要求する。
付与能力
Granted Abilities
チュポクロプスは、、エーテル界に留まるパワー、生きているクリーチャーとアンデッドを感知する能力、敵を脅えさせる能力、そして敵に毒を与える能力を付与してくれる。
絶望のオーラ
君の10フィート以内でそのターンを開始したあらゆるクリーチャーは、君が無力状態でない限り、【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。
セーヴに失敗すると、そのクリーチャーはその次のターンの開始時まで恐怖状態に陥る。
もしクリーチャーのセーヴィング・スローが成功したなら、そのクリーチャーは君の“絶望のオーラ”に対して24時間の間完全耐性を得る。
君はアクションによってこのオーラを起動したり、抑止したりできる。
エーテル観察者
ボーナス・アクションとして、君は物質界に隣接している領域次元界である隣接エーテル界に入ることができる。
君が全く移動せず、アクション、リアクション、ボーナス・アクションのいずれも取らないのであれば、無期限にエーテル界に留まることができる。
移動したり、アクション、リアクション、あるいはボーナス・アクションをとったりすると、即座に物質界に戻る事になる。
いったんこの能力を使用したなら、君は大休憩か小休憩を取り終えるまで、再びこの能力を使用することはできない。
触霊
“非実体の移動”の能力を持つクリーチャーに対して、君の近接武器攻撃(チュポクロプスの付与能力である“毒の噛みつき”も含める)は魔法の武器として扱われ、さらに追加1d8[力場]ダメージを与える。
毒の噛みつき
君の顎は噛みつき攻撃ができるほどに大きく頑丈なものになり、その牙からは毒が滴るようになる。
君はこの噛みつき攻撃に習熟している。
この噛みつきによる攻撃ロールには+2のボーナスが加算され、2d8+2の[斬撃]ダメージに加えて1d8[毒]ダメージを与える。
君はこの爪での攻撃に呪文攻撃修正値を使用し、ダメージには呪文発動能力の修正値を加算するが、それでもこの爪の使用は近接呪文攻撃ではなく、近接武器攻撃と見なされる。
この噛みつき攻撃は魔法の武器として扱われる。
君のウォーロック・レベルが17になると、攻撃ロールへの修正値は+3に上昇し、与える[斬撃]ダメージは2d8+3の[斬撃]ダメージになる。
君がチュポクロプスの徴候を抑制して消しているなら、この能力を使用する事はできない。
飛びかかり
もし君が1体のクリーチャーに向かって直線状に最低でも移動速度の半分の距離移動した後で同じターンに片手に持った武器や爪攻撃、あるいは素手攻撃を命中させたなら、その目標は【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗すると打ち倒されて伏せ状態に陥る。
もしその目標が伏せ状態なら、君はボーナス・アクションとしてその目標に1回の噛みつき攻撃を行なうことができる。
魂感知
生きているクリーチャーのみを感知できる距離10フィートの超視覚を得る。
また君は10フィート以内にいて視認できる相手が生きているか、死んでいるか、あるいはアンデッドであるかを識別できる。
この能力はチュポクロプスを呪縛している間、継続的に起動している。
最終更新:2017年03月20日 22:12