クラスの特徴:超自然的パトロン「機械の中の幽霊」

Otherworldly Patron: Ghost in the Machine
完璧にデジタルなものと君が信じているある存在によって与えられるパワーと、君は契約している。それが統制から外れたAIであるのか、死んだハッカーの霊魂であるかに関わらず、“機械の中の幽霊”は説明のつかない離れ業を可能にしてくれる。


拡張呪文リスト

Expanded Spell List
“機械の中の幽霊”は君がウォーロック呪文を修得するときには拡張版の呪文リストから君が呪文を選ぶことができるようにしてくれる。君はオン/オフの初級魔法を修得し、下記の呪文が君にとってのウォーロック呪文リストに加えられる。この記事の後半にある「新しい呪文」を参照すること。
表:機械の中の幽霊の拡張呪文
呪文レベル 呪文
1 インファリブル・リレイ、リモート・アクセス
2 アーケイン・ハッキング、ディジタル・ファントム
3 インヴィジビリティ・トゥ・キャメラズ、ヘイワイヤ
4 コンジュア・ノウボット、システム・バックドア
5 シャットダウン、シンクロニシティ

ボーナス習熟

Bonus Proficiencies
1レベル時、君はハッキング道具への習熟を修得する(下記の「能力判定とハッキング道具」参照)。


怒涛の情報

Information Surge
1レベル時、君はコンピュータ化された装置を一時的に実行不能にする能力を得る。アクションとして、君は自分の30フィート以内にあるコンピュータ化された装置1つを目標にすることができる。もし目標とされた装置が生きているクリーチャーによって所持されているか、あるいは能動的に使用されるかしているなら、そのクリーチャーが君の呪文セーヴ難易度に対して【知力】セーヴィング・スローを行なう。セーヴに失敗すると、目標となった装置は君の次のターンの終了時まで機能しなくなる。もし目標となった装置がクリーチャーによって所持されたり、使用されたりしていないなら、DMは“不利”を得て+0の修正値で装置のために特別なセーヴィング・スローを行なう。DMの判断によっては、特定の防護された装置は“不利”を受けずに済むかもしれない。
いったんこの特徴を使用したなら、君は小休憩か大休憩と取り終えるまで再びこれを使用することはできない。


電線移動

Wire Walk
6レベル以降、君は電気コード、データ通信線、あるいは電話線を通って短距離を移動する能力を得る。ボーナス・アクションとして、君は配線接続されたネットワークに接続されている装置やコンセントに触れ、そのネットワークに沿って君の視界内にある別の装置やコンセントへテレポートすることができる。いったんこの特徴を使用したなら、小休憩か大休憩を執り終えるまでは再びこれを使用することはできない。


個人暗号化

Personal Encryption
10レベル以降、君は暗号化に関する君固有の知識を君の思考、記憶、そして存在感に対して適用する方法を学ぶ。君は念視、思考探知、君の所在を明らかにしたり歯垢を読んだりするその他の魔法的手段に対するセーヴィング・スローに“優位”を得る。君のセーヴィング・スローの機会を与えず、君を目標とするクリーチャーが能力判定を行なうことを要求するような効果については、その判定は“不利”を課されて行なう。


テクノウィルス

Technovirus
14レベル時、君は生体回路を持つ人型生物の肉体に感染する能力を得る。君はアクションを使い、呪文攻撃修正値を使って人型生物に対する近接攻撃を行なうことができる。目標は人工有機体ウィルスがその肉体を通って素早く拡散するため、君の呪文セーヴ難易度に対する【耐久力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、目標は8d10[サイキック]ダメージを受け、成功するとその半分のダメージを受ける。
加えて、もし目標がセーヴィング・スローに失敗すると、君はあたかもコマンド呪文を発動したかのように、1つの命令を発するためにアクションを使うことができる。その目標は君の命令に対して“不利”を受けてセーヴィング・スローを行なう。君は目標が感染し続けている間の任意のときにこの命令を発することができる。
いったんこの特徴を使用したなら、君は大休憩を取り終えるまでそれを再び使用することはできず、大休憩を取った時点で目標はテクノウィルスの感染から治癒する。またこの感染はレッサー・レストレーション呪文によっても取り除くことができる。


最終更新:2017年05月30日 20:30