Eladrin
エラドリンは、予測不可能性と際限のない魔法の世界フェイワイルドに原住するエルフである。君のDMの選択として、君はエルフ・キャラクター用の副種族として、『Player’s Handbook』にあるエルフの副種族の1つの代わりにエラドリンを選択することができる。
フェイワイルドのクリーチャーであるエラドリンは荒々しく予測不可能な者となりうる。彼らは混沌にして中立の属性に偏る傾向があり、愛と自由に温和な利己主義を混ぜ合わせた性質を持つ。善や悪の考えを抱くエラドリンは極端な信念に走り、正義の偉大なチャンピオンや恐ろしい悪漢となる。
四季
The Four Seasons
それぞれのエラドリンは4つのはっきり異なった人格的状態――それぞれの季節につき1つ――を持ち、強力な感情を体験したときにそれらの間で移り変わる。
秋は静寂と善意の季節であり、夏の収穫を全員で分かち合うときである。充実感に満たされたときにエラドリンはこの人格的状態を取る。
冬は悲嘆の季節であり、世界の脈動するエネルギーが活動を停止するときである。悲しみと後悔のときであり、悲嘆にくれたときにエラドリンはこの人格的状態を取る。
春は陽気さと束縛からの解放を祝う祝祭の季節であり、冬の嘆きが過ぎ去ったことを喜ぶことで特徴付けられる。喜びに満たされたとき、エラドリンはこの人格的状態に入る。
夏は大胆さと攻撃の季節であり、解放されたエネルギーの時期である。怒りの感情に満たされたとき、エラドリンはこの人格的状態に入る。
君はエラドリンの激しい個性を反映させて、君の季節のそれぞれについての人格的特徴と弱味を作り出して構わない。君は下記の表でロールすることもできるし、あるいは自らの想像力をかき立てるためにそれらを読むこともできる。君のキャラクターにいくばくかの混沌性を付け足すために、君の季節が替わる毎にこれらの表でロールしても良い。
| 表:秋 |
| d4 |
秋の人格的特徴 |
| 1 |
もし誰かが必要とするなら、援助を惜しまない。 |
| 2 |
君は自分に必要なものを顧みることなく持っている物を分かち合う。 |
| 3 |
ただの食事などなく、贅沢なご馳走しか存在しない。 |
| 4 |
良質な食事と飲み物を貯め込む。そうした快適さなしでやっていくことは大嫌いだ。 |
|
| d4 |
秋の弱味 |
| 1 |
考えなしに他人を信用してしまう。 |
| 2 |
必要な物資なしで出発することに意味を見出す。 |
| 3 |
みんなが君の友だちか、あるいは潜在的な友だちである。 |
| 4 |
クリーチャーを快適にすることに過剰に尽力する。 |
| 表:冬 |
| d4 |
冬の人格的特徴 |
| 1 |
最悪の事例とは最もよくある事例のことだ。 |
| 2 |
持っているものを保存処理する。今日飢えたとしても、明日食糧が確保されている方が良い。 |
| 3 |
世界には危険がいっぱいだ。決して守りを疎かにしてはならない。 |
| 4 |
使った小銭は永遠に失った小銭ということだ。 |
|
| d4 |
冬の弱味 |
| 1 |
最後にはあらゆるものが消滅する。どうしてわざわざ長く持続するようなものを作ろうと心を煩わせるのか? |
| 2 |
君にとって重要なことなど何もなく、他人が君の行動を導くことを許す。 |
| 3 |
君の必要が第一優先だ。冬には、全員が自分で自分の面倒を見なければならない。 |
| 4 |
君が口を開くのは他人の計画の欠陥を指摘するときだけだ。 |
| 表:春 |
| d4 |
春の人格的特徴 |
| 1 |
毎日が君の人生における最高の日だ。 |
| 2 |
君はあらゆるものに熱中する。たとえ最もありふれた雑用であったとしても。 |
| 3 |
君は音楽と歌が大好きである。他の誰にもできない楽曲を提供する。 |
| 4 |
じっとしていることができない。 |
|
| d4 |
春の弱味 |
| 1 |
君は飲みすぎるきらいがある。 |
| 2 |
辛い仕事はまじめちゃんに任せておく。君の人生は楽しみに満ちたものであるべきだ。 |
| 3 |
かわいらしい顔にはすぐに夢中になってしまうが、きまぐれに同じくらいの速さで興味を失ってしまう。 |
| 4 |
やる価値のあるあらゆる事は、やりすぎる価値がある。 |
| 表:夏 |
| d4 |
夏の人格的特徴 |
| 1 |
直接対決こそ問題解決の最善の方法だと信じている。 |
| 2 |
圧倒的な力はほとんどあらゆる問題を解決することができる。問題が過酷になればなるほど、より多くの力をかける。 |
| 3 |
君が胸を張って堂々としていることによって、他の者は君を頼ることができる。 |
| 4 |
君は威圧的な態度を維持する。他者を傷つけるよりも、力を見せつけることで戦いを防ぐ方が良い。 |
|
| d4 |
夏の弱味 |
| 1 |
君は頑固だ。他人の方に意見を変えさせる。 |
| 2 |
最高の選択肢とは、素早く、予測不能で、圧倒的なものだ。 |
| 3 |
まず殴る。それから会話をする。 |
| 4 |
怒りが君を何かへと導いてくれる。 |
エラドリンの特徴
Eladrin Traits
混沌的なエラドリンは強力な感情のクリーチャーであり、それは季節の魔法と結びつくことができるパワーを吹き込まれている。
能力値上昇
君の【敏捷力】の値は2上昇する。
君の【知力】か【魅力】の値は1上昇する(君が選択する)。
年齢
エルフは肉体的には人間と同じ歳月で成人するが、成人に関するエルフの解釈は、世間での経験を含むため、身体的成長以外にもその解釈が及ぶ。一般的にエルフは100歳くらいで成人と見なされ、成人名を名乗るようになり、750年ほど生きることができる。
属性
エルフは自由、多様性、そして自己表現というものを愛しているため、混沌の穏やかな面を強く持つ傾向にある。彼らは他者の自由を守ることに、自らの自由を守ることと同じくらい 価値を置いており、その大部分が善以外であるよりも善属性である。
サイズ
エルフは身長約5~6フィートで、細身の体格をしている。君のサイズは中型サイズである。
移動速度
君の基本歩行移動速度は30フィートである。
暗視/Darkvision
薄明りに照らされた森と夜空に適応しているため、君は暗闇や薄暗い光の環境下で優れた視力を持つ。君は60フィート以内の薄暗い光の中をあたかも明るい光の中であるように、また暗闇の中を薄暗い光の中であるかのように見通すことができる。暗闇の中の色を識別することはできず、ただ灰色の濃淡しか識別できない。
鋭敏感覚/Keen Senses
君は〈知覚〉技能に習熟を有する。
フェイの血筋/Fey Ancestry
君は魅了状態にされるのを抵抗するセーヴィング・スローに“優位”を持ち、また魔法で眠らされることはない。
トランス/Trance
エルフは眠る必要がない。代わりに、彼らは1日に4時間、半覚醒状態のままでの、深い瞑想を行なう。(共通語の言葉では、こうした瞑想を“トランス”と呼ぶ)。瞑想をしている間、君はある種の夢を見ることができる;そうした夢は実際には何年にも及ぶ訓練を通じて繰り返すことができるようになった精神鍛錬である。このようにして休憩を取った後、君は人間が8時間の睡眠をとったときに得るのと同じ利益を得る。
フェイの足取り/Fey Step
ボーナス・アクションとして、君が見ることができる、何ものにも占有されていない空間へ、最大で30フィートの距離まで魔法的にテレポートできる。いったんこの特徴を使用すると、小休憩か大休憩を取り終えるまで再び使用することはできない。
季節の遷移/Shifting Seasons。それぞれの小休憩か大休憩の終了時に、君の人格的特徴を優先的に特徴付けている季節に関わらず、君は自分自身を1つの季節の魔法に結びつけることができる。そうすることによって、君は「表:季節の遷移の初級魔法」に示されている特定の初級魔法1つを発動することができるようになる。君が1つの季節の魔法に自分自身を結びつけるとき、以前の季節と関係する初級魔法を失い、新しい季節と関係する初級魔法を獲得する。
これらの初級魔法についての君の呪文発動能力は【知力】か【魅力】のうち、どちらか高い方である。
| 表:季節の遷移の初級魔法 |
| 季節 |
初級魔法 |
| 秋 |
フレンズ |
| 冬 |
チル・タッチ |
| 春 |
マイナー・イリュージョン |
| 夏 |
ファイアー・ボルト |
言語/Languages
君は共通語とエルフ語を話し、読み、書くことができる。エルフ語は流麗で、語調が穏やかで、難解な文法を持つ。エルフの文学は豊富で種類がさまざまにあり、彼らの歌と詩は他の種族の間でも有名である。多くのバードは、自らのレパートリーにエルフ語のバラードを加えるために、彼らの言語を学んでいる。
身長と体重
Height and Weight
| 表:身長と体重のランダム決定 |
| 副種族 |
基本身長 |
基本体重 |
身長修正 |
体重修正 |
| エラドリン |
4’6” |
90 lb. |
+2d12 |
×1d4 lb. |
身長=基本身長+身長修正(インチ単位)
体重=基本体重+身長修正(ポンド単位)+体重修正
最終更新:2017年10月21日 14:53