ラッツ・エンドの海賊たちの襲撃の後、鹵獲した海賊船から入手した文書と、捕虜にした海賊レフティの口から恐るべき情報がもたらされた。
2~3ヶ月後にはファーショアに深紅の艦隊が押し寄せるというのだ。
ファーショアは予期される深紅の艦隊の来襲に備えて防衛力を強化し、援軍を確保しなければならない。
ここではPCたちが従事することができるさまざまな作業について一覧にしておく。
労働力の確保
アップグレードには労働力の確保が必要である。
当初は4単位(1単位は20人の労働者からなる)の労働力を動かすことが可能だが、いくつかの方法によってこれを増やすことが可能である。
- オーマン人部族に応援を要請する(最大7つの部族それぞれから1単位ずつ)
- 勢力陣営の力を借りる(陣営地が10以上のPCは陣営から労働力を借り出すことができる)
- 農場/農場を支援することで農民が自由にできる時間を確保できる
ファーショアのアップグレード
アップグレードの多くは、効果を得るために時間と労働力を必要とする。
一般的なルールとして、労働者の1グループ(労働力)は20人の作業員で構成される。
この入植地にいる誰もが熟練の労働者という訳ではないが、初期状態では一度に4単位まで配置できるのに十分な人数がいる。
アップグレードは指定された単位数の労働力量と労働時間、その指導者となる人物(PCでもNPCでも構わない)を必要とする。
指導者は1名で良いが、作業に応じて副指導者を指名しても良い。
こうしたアップグレードには特定の能力判定とその難易度が指定され、また関連する技能か道具への習熟1つか2つが示されている。
指定された労働力量と労働時間を費やした後、指導者は指定された能力判定を行なう。このとき、関連する技能か道具への習熟を有するのであれば、その習熟ボーナスを加算できる。
2つ記述されている場合にその両方に習熟しているのであれば判定に“優位”を得る。
指導者本人が両方に習熟していなくても、指導者が習熟していない技能か道具への習熟を副指導者が習熟しているのであれば、“優位”を得られる。
判定に成功すればそのアップグレードは完了する。
失敗した場合、同じ労働力量と労働時間を費やすことで再挑戦することができ、一度失敗する毎に難易度は2ずつ減少する。
1つの判定のアップグレードに必要とされる2倍の労働力量まで費やすことができる。
費やした分に比例して作業にかかる時間が減少する。
日数単位で端数は切り上げ。(1労働力量で1週間かかる作業は2労働力量では4日で済み、2労働力量で3週間かかる作業は3労働力量では2週間で済む)。
このようにして労働力を追加充当したとしても指導者は1人で構わない。
市長選挙
この緊急の事態に対応するべく、ファーショア遠征評議会は公会議を招集し、そこで入植地の全市民を呼んで誰を市長にするかの選挙を行なう。
市長候補は2名で、ラヴィニア・ヴァンデルボーレンとマンサレイ・メラヴァンチ卿だ。
ラヴィニアはこの入植地はオーマン人たちと平和裏に共存し、強固に防衛された文明の基地となることを主張している。
マンサレイはファーショアを交易基地であると共に、周辺7つのオーマン人の村々を併合することを進めるべきだと主張し、強権的に民兵を徴募し、防衛よりも周辺への侵略に注力することで深紅の艦隊に備えることを訴えている。
なお、マンサレイの甥のアヴナーは叔父の選挙活動を手伝うことになる。
戦力の増強
来襲が予期される深紅の艦隊の海賊と戦うにはファーショアの戦力が少なすぎる。
現状ファーショアには18人の民兵しかまともな戦力が組織されていない。
いくつかの方法でこれを増強することは喫緊の課題である。
- 民兵の兵舎/民兵の徴募
- オーマン人部族戦士による応援を依頼する/タナロア村へ行く
- 恐怖の島の人型生物部族の手助けを得る/ファナトン
- 恐怖の島の人型生物部族の手助けを得る/ラカスタ
- 恐怖の島の人型生物部族の手助けを得る/その他
冒険
ファーショアではいくつかの難題が持ち上がっており、これらの解決はファーショア市民の士気に関わるものもある。
また、単純に防衛力の強化やさまざまな資源の確保などに有益な冒険もある。
最終更新:2018年09月06日 18:03