参加PC
ドーラ・アラバニ【Noa】
ユリア・テシャトフ【小太郎】
レイノール(前半のみ)【ladver】
ルーカス(後半のみ)【ladver】
トログロダイト部族(承前)
小さいが強力なトログロダイト部族がテムート島中央部近くで勢力を張っている。
これを退治して木材にアクセスできるようにすることにしてPCたちは出発した。
途中でオーマン人のワイトを倒しつつ、洞窟を発見し、突入した。
ジャイアント・リザードに騎乗するトロッグたちを倒しつつ洞窟を奥へと進んでいき、ついに敵の首領のいる部屋まで侵入した・・・
という前回までの流れを引き継いで首領との対決から開始。
トログロダイトのダイア・クロー部族との戦いの最終局面。
彼らの首領を倒し、さらに洞窟の奥に進むと、そこに顔料を使って不気味な洞窟絵画が描かれている場所を発見した。
そこに描かれている人物は2つの頭を持ち、両腕の代わりに2本ずつ4本の触手を持っていた。
その絵画の前には自然石を積み上げただけの粗雑な祭壇らしきものがあり、その上にエイプの頭蓋骨が2つと、直径1フィートほどもある大きめのぬめっとした卵のようなものが2つ載っていた。
ここでは邪悪な儀式が行なわれており、そこでは双頭のトログロダイトを作り出すべく彼らは自分たちの卵に魔法をかけていたのだ。
卵を割ると、できそこないの双頭のトログロダイト2匹に襲われたが、それも倒した。
ダイア・クロー部族はデモゴルゴン信仰に汚染されていたのである。
第八のオーマン人部族
ファーショア記録保管所の所長ジェラン・エムリカドは最近、かつてテムート島に存在していたという神秘的な第八のオーマン人の村についての地元の伝説を知った。
その伝説によれば、カウィブサ族は非常に勇猛な戦士の部族で、戦争技術については他の7つの部族の追随を許さないものであったという。
彼らの戦士たちは、ソンビー・マスターに率いられてしばしば古の“神々”の廃墟を探索するために“巨壁”の向こうのジャングルに立ち向かって行ったという。
そうしたジャングルへ探検の中で、彼らはジャングルに埋もれた遺跡を発見した。
そこは、大きな黒曜石から彫りだされ、数々の宝石で飾られた巨大なエイプの偶像が祭られた寺院であったという。
カウィブサの人々はその偶像を故郷の村へと持ち帰って村の中央に据え付けたという。
その夜遅く、この世の物ならぬ霧が湧き起こり、カウィブサの村を覆い尽くした。
日が明けたとき、不思議なことにこの部族すべてが消え失せていたというのである。
数日後、その地を訪れた近隣の別の部族の者は、不吉なエイプ像だけを残しても抜けの殻と化したカウィブサの村を発見した。
彼らはこの出来事をその偶像の引き起こした呪いと考え、呪いを終わらせるためにエイプ像を埋葬した。
その後オーマンの人々は二度とその地を訪れることはなくなった。
以来、この伝説はオーマン人の人々の間では良く知られたものとなっている。
オーマン人の人々は文字による記録を持たないため、この出来事が正確にいつ頃起こったのかは分からないが、ジェランは20~30年内外の出来事だろうと推測している。
ジェランはこの失われた村の場所と奇妙なエイプの偶像を発見したいと熱望しているが、ジャングルがその地を覆い尽くして今ではその場所を特定することは非常に困難になっている。
彼がこれまでに成し遂げた研究成果によって、その地がテムート島の北東海岸から1マイルほど内陸にあった筈だと結論付けている。
ジェランは、オーマンの人々の証言や遺物に基づく机の上での研究の段階は過ぎ去り、今は実際に現地に行って遺跡を発見するべき段階に入ったと考えている。
彼自身は自らをエネルギッシュで優秀な探検家と考えているが、それでも1人でジャングルに入っていくのが無謀なことだという事は知っている。
PCたちがファーショアにやって来たのは幸運なことだと彼は考えた。
彼はPCたちに遺跡の発見の手伝いをしてくれないかと依頼してきた。
この遺跡を発見するまでは彼は自分の本来の仕事である図書館兼記録保管所の整理作業が疎かになってしまうというのだ。
PCたちはジェランの依頼に従ってテムート島のジャングルを捜索し、1週間以上をかけてようやくそれを発見した。
ジャングルの中に埋もれたその村は、かつてはタナロア村など他の7つの村々と基本的な配置は同じようなものであったようだ。
しかし、今ではその全域がジャングルに侵略されており、そこに辿り着いてもすぐにそうとは判別がつかなかった。
残されている建造物も木々や蔦などの反攻に陥落寸前であり、ほとんどが崩落して形を留めていない。
ほぼ完全な形で残されているのは中央にあるピラミッド状建造物と、共同墓地の地下にあるトンネルの一部だけであった。
PCたちは昼なお暗いジャングルの中でピラミッドを発見した。
そこでは生きているクリーチャーの気配が全く感じられないことに気付いた。
妙にしんと静まりかえり、空気はじめっとして冷たく感じられた。
突如、彼らはここに巣食っていたオーマン人のワイトたちの襲撃を受けた。
カヒコの踊りを駆使するモンクであるワイトたちを倒し、遺跡の中からザギグ神のシンボルが付いた金と翡翠のネックレスを発見した。
報酬と時間経過
経験点
■モンスター分
前半・・・1人あたり2,250XP(レイノール、ユリア、ドーラ)
後半・・・1人あたり2,633XP(ルーカス、ユリア、ドーラ)
■特別経験点
ヒルデ・スウェンデンの救出・・・1人あたり200XP
アルドワトル教授を治癒・・・1人あたり200XP
教会にいる全員を救出・・・1人あたり500XP
ルビーをハーフオークから救出・・・1人あたり200XP
公文書館の火事による全焼から守る・・・1人あたり400XP
合計1人あたり1,500XP
報酬と入手アイテムと特別報酬
ザギグ神の聖印の付いた金と翡翠のネックレス(400gp相当)
ジェランからの報酬(1人あたり下記のいずれか)
- 100gp
- 初級魔法か1レベル呪文の巻物2枚
- 初級魔法か1レベル呪文の巻物の作成方法(修得には1週間の休息時間の活動を要する)
- 耐毒剤か錬金術師の火3つ(組み合わせは自由)
- ポーション・オヴ・ヒーリング3本
- ポーション・オヴ・クライミング1本
時間経過
19日
名声
怒りの竜巻寺院
ダイア・クロー部族がデモゴルゴン信仰に汚染されていることを明らかにして壊滅させた・・・名声+1
探求者団
第八のオーマン人部族の村の遺跡を発見・・・名声+2
最終更新:2018年12月18日 23:43