Verdigris/緑化
変成術
発動時間:1アクション
射程:300フィート
構成要素:音声、動作
持続時間:精神集中、最大1分まで
代償:6レベルと7レベルの呪文スロットを1つずつ失う。
この呪文を発動すると、半径1マイル、高さ100フィートの円筒形の範囲に草、灌木、樹木がものすごい速さで繁茂し始める。成長していく植物はこの円筒形の中のあらゆるものに這い寄り巻き付き、あたかも1世紀以上もそこで成長し続けてきたかのように、周囲に広がり、巻き付き、まるでジャングルに侵略されたある種の古代遺跡のような状態になる。
呪文発動時点で円筒形の内部は移動困難な地形になる。次のラウンド以降、君はアクションを使ってこの呪文の効果を増大していくことができる。2ラウンド目以降に呪文の効果の増大のためにアクションを使用するごとに下記のように効果が増大していく。このアクションは毎ラウンド連続している必要はない。
2ラウンド目と3ラウンド目:君のターンの終了時に円筒形の中にいるクリーチャーは【敏捷力】セーヴィング・スローに成功しなければならず、さもなければ拘束状態になる。拘束状態のクリーチャーは自分のターンにおけるアクションで君の呪文セーヴ難易度に対する【筋力】〈運動〉判定か【敏捷力】〈軽業〉判定に成功すれば脱出できる。あるいは、5フィート以内にいる別のクリーチャーがアクションを使って【筋力】〈運動〉判定か【敏捷力】〈軽業〉判定を行なって救出することもできる。円筒形の内部は軽度の隠蔽となる。
4ラウンド目と5ラウンド目:2ラウンド目と同様だが、回避するためのセーヴィング・スローには不利が課される。またこの段階で拘束状態になっている者を脱出させるための判定には不利が課される。円筒形の内部では20フィートを超える先は重度の隠蔽と見なされる。20フィート以内は軽度の隠蔽である。
6ラウンド目と7ラウンド目:4ラウンド目と同様だが、加えてセーヴに失敗して拘束状態になったか、すでに拘束状態であったクリーチャーは5d6[殴打]ダメージを受ける。円筒形内部にある建造物は自動的に5d6[殴打]ダメージを受ける。円筒形の内部では10フィートを超える先は重度の隠蔽と見なされる。10フィート以内は軽度の隠蔽である。
8ラウンド目と9ラウンド目:6ラウンド目と同様だが、円筒形の内部にいるクリーチャーは自動的に拘束状態に陥り、自動的に5d6[殴打]ダメージを受ける。
10ラウンド目:植物の成長は止まるがそれはそのまま永続化される。以後、この円筒形の内部は移動困難な地形のままであるが、内部にいるクリーチャーを新たに拘束状態にすることはないし、ダメージを与えることもない(すでに拘束状態であるクリーチャーは自力で脱出するまで拘束状態のままである)。円筒形の内部では、20フィートを超える先は重度の隠蔽と見なされる。20フィート以内は軽度の隠蔽である。
最終更新:2020年11月15日 16:41