20080606 2007年夏～ダブルデート編Part1～ - 二人の幼馴染を通じて女友達を作りたい

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2008年6月6日

2007年8月。

ケ「○○○に行こうぜ！」

○○○というのは、俺達が住む街で一番身近な遊園地のことだ。
それなりの規模で、自転車で行ける距離にあるため、地元の子供たちは何度も行ったことがあるのが普通だ。

俺「何でお前と行かなきゃならんのだ」
ケ「誰が克也と二人で行こうとなんて言ったよ？」

夏休みのある日、ケンが俺の家に来ていた。
優のところに寄ったついでらしく、約束もなく訪ねてきた。

ケ「ダブルデートしようと言ってんだよ」

ああ、ダブルデートね。なるほどなるほど。
……空想上のイベントだと思っていたなぁ。

俺「お前の将来がどうなろうと構わないが、愛や優の受験勉強を邪魔するのはどうかと思うぞ」

夏を制する者受験を制すとか言ってるような気がするし。
高校生活最後の夏休みといえども、遊んでばかりはいられない。

ケ「まぁ、たまには息抜きも必要だろ？ｗ」
俺「お前の場合、息抜きばかりじゃねーかｗ」

とは言いつつも、遊びの誘いに惹かれる俺。
ケンも妙にしつこく誘ってくるから、次第に気持ちが傾いていく。

俺「しかし、何で今更あの遊園地なんだ？優なんかは絶叫系絶対に駄目そうだぞ？」
ケ「心配するな。俺も乗れねえｗｗｗ」

そういえば前に聞いたことがあったような……。
その時、意外だなーと思ったもんだ。
ちなみに俺も基本的にジェットコースター系は苦手で、愛やタクは可もなく不可もなく。
逆に椎やリクは大好きだそうだ。

ケ「ってか、そうじゃないだろ！」
俺「何が？」
ケ「夏と言ったら、プールだろうが！」
俺「……そういうこと、ね」

その遊園地にはプールもあって、夏休みは盛大に込み合う。
道理で粘ってきたわけだ。
要するに、水着が見たいわけね。優の。
ん？じゃあ何で俺達を誘ってくるんだ？

ケ「二人きりだと恥ずかしくなって会話持たなさそうだからなｗｗｗ」
俺「何でお前の方が照れるんだよ！ｗ」

しかし、プールか。
これだと、愛や優が嫌がるかもしれないな。
ケンのキモイ妄想を右から左に聞き流しつつ、この日は一応それぞれの相方に許可を取り合う方向で話が着いた。

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こんばんは。
1ヶ月振りです。
毎日見てくれている人もいるというのに、さすがに間を開けすぎてしまいました。

報告形式の過去話についてなんですが、かるーくやっていくことにします。
ただこれは、ログとして残しておくつもりはありません。
過去ログやあとがきと違って、この近況に書いたことは全てまとめていつか削除しようかと思います。
これが報告できる条件みたいなものなんで、ご了承くださいませ。

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