SCP‐008
サブタイトル
- ゾンビ・ウイルス
概要
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-008のサンプルはクラス5とみなされる重度の生物学的災害を引き起こす可能性があり、関連する全ての研究規約を適用します。政治および軍事的行動によって施設が破壊される恐れがある場合、停電した場合、あるいは職員や外部からの連絡が8時間途絶えた場合は焼却および放射線照射措置が取られます。
施設を出る職員には4ヶ月の検疫期間が設けられます。収容違反が発生した場合は焼却および放射線照射措置が取られます。G2サイト群の方針として、避難手順は用意されるべきではありません。
説明: SCP-008はプリオンの複合体でサンプルはG2サイト郡の機密保管室に収容されます。SCP-008の研究は極秘事項で、SCP-008の合成に繋がる恐れのある研究が後世で行われるのを予防することを主目的としています。SCP-008プリオンの特徴は以下のとおりです。
100%の感染力。
100%の致死性。
粘膜や体液に曝露することで感染します。
空気感染や水系感染はしません。
感染してから3時間以内で症状が現れ、以下の症候があります。
100%の致死性。
粘膜や体液に曝露することで感染します。
空気感染や水系感染はしません。
感染してから3時間以内で症状が現れ、以下の症候があります。
高熱を伴うインフルエンザのような徴候の後、重篤な認知症状を示します。
最初の徴候から約20時間後、顕著な認知症状から約12時間後に昏睡し始めます。昏睡の時点で死亡したと判断します。
散発性の細胞壊死が発生し、壊疽状を呈する段階です。残存している組織は、本来の機能を果たしつつ著しく回復するように見えます。
赤血球の酸素含量が大幅に増加し、その結果、血流速度の低下と筋持久力および筋力の上昇が起こります。
数時間の間、筋組織、神経系統はあらゆる臓器不全の影響を受けません。
代謝が著しく低下し、感染者は10年以上栄養を摂取せずとも活動するようになります。
血液粘性が高くなり、銃創や刺創、切創からの出血が極僅かになります。
条件行動、運動制御、本能行動が損なわれ、認知能力は著しく低下し異常性を見せます。動物実験では過度の脳死により非活動状態になります。
感染者は損傷した神経系統に適応しますが、立ち上がる、2本の足で立ち続ける、歩く、噛む、掴む、這うなどの基本的な運動しかできなくなります。感染者は生きている人間を連想させる光景、音、匂いに積極的に向かうようになり、接触の機会があれば捕食を試みます。
完全に感染した対象を無力化する場合、頭部に効果的な外傷を与える必要があります。
以上のことからSCP-008は地球上の自然界で発生したのではなく、類似した複雑さを持つが異なる生態系から持ち込まれたと言えます。1959年、SCP-008の発見を受け、その根絶とG2サイト郡設立を目的とした短期協力協定が旧ソビエト連邦との間に結ばれました。協定が終了して以来、ロシア側が管理するSCP-008の状況は不明です。
最初の徴候から約20時間後、顕著な認知症状から約12時間後に昏睡し始めます。昏睡の時点で死亡したと判断します。
散発性の細胞壊死が発生し、壊疽状を呈する段階です。残存している組織は、本来の機能を果たしつつ著しく回復するように見えます。
赤血球の酸素含量が大幅に増加し、その結果、血流速度の低下と筋持久力および筋力の上昇が起こります。
数時間の間、筋組織、神経系統はあらゆる臓器不全の影響を受けません。
代謝が著しく低下し、感染者は10年以上栄養を摂取せずとも活動するようになります。
血液粘性が高くなり、銃創や刺創、切創からの出血が極僅かになります。
条件行動、運動制御、本能行動が損なわれ、認知能力は著しく低下し異常性を見せます。動物実験では過度の脳死により非活動状態になります。
感染者は損傷した神経系統に適応しますが、立ち上がる、2本の足で立ち続ける、歩く、噛む、掴む、這うなどの基本的な運動しかできなくなります。感染者は生きている人間を連想させる光景、音、匂いに積極的に向かうようになり、接触の機会があれば捕食を試みます。
完全に感染した対象を無力化する場合、頭部に効果的な外傷を与える必要があります。
以上のことからSCP-008は地球上の自然界で発生したのではなく、類似した複雑さを持つが異なる生態系から持ち込まれたと言えます。1959年、SCP-008の発見を受け、その根絶とG2サイト郡設立を目的とした短期協力協定が旧ソビエト連邦との間に結ばれました。協定が終了して以来、ロシア側が管理するSCP-008の状況は不明です。
補遺008-1: SCP-500により症状が進行した状態でもSCP-008を根治できることが判明しました。