ZGMF-1000 ザクウォーリア

【型式番号】 ZGMF-1000
【機体名】 ザクウォーリア
【読み方】 ざくうぉーりあ
【所属陣営】 ザフト
【パイロット】 アスラン・ザラ
ザフト兵士
【分類】 ニューミレニアムシリーズ量産型MS
【動力】 バッテリー
【装備】 MMI-M633 ビーム突撃銃
対ビームシールド
MA-M8 ビームトマホーク
ハンドグレネード
M68 キャットゥス 500mm無反動砲
MMI-M8A3 76mm重突撃機銃
【特殊装備】 ウィザードシステム

【詳細】

ユニウス条約締結後に開発されたザフトの新型量産MS。
ザクという名前は「Zaft Armed Keeper of Unity」 = ザフトの輝かしい新時代を担うものを意味する頭文字から。

この機体は元々量産機初の核動力MSとして設計されていたが、ユニウス条約によって「ニュートロンジャマーキャンセラーの軍事利用の禁止」という内容が設けられたためNJCの搭載を断念、従来のバッテリー駆動方式に設計変更された経緯を持つ。

ニューミレニアムシリーズに含まれ、「新千年王国」という名の通り、栄光あるコーディネイターの未来を担う機体であるとされ、1000の形式番号もかけて「サウザンドシリーズ」とも呼ばれている。

この機体の最大の特徴は「ウィザードシステム」。

バックパックを中心に装備を換装させることで単一の機体を様々な局面に対応させる事が出来るというシステム。
ストライカーパックや、シルエットシステムに酷似したコンセプトであり、ユニウス条約において定められた「連合・ザフト両軍の保有MSの上限の設置」への対抗策として考案されたもの。
用途を限定したいわゆる局地戦用機の生産台数の抑制に貢献し、コストやバッテリー駆動となった関係上活動時間が限定されてしまった等の理由からPS装甲の採用は見送られたが、地球連合軍のGAT-Xシリーズを上回るとされる非常に高いスペックを誇る。
本体に特別な改修を施すことなく、ノクティルーカウィザードで増強・拡張せずとも水中戦が可能であり、地球重力上、宇宙空間上でも問題なく活動できるほどの汎用性も備えていた。

従来のザフト制MSのトレードマークだったトサカ状多機能センサーアレイは廃止され、モノアイを使用した新たなヘルメット方式の頭部デザインが採用され、一部ウィザード用モジュールの換装部位を兼ねる。
腰部背面には、ビーム突撃銃、スラッシュウィザードのビームアックス、M68キャットゥスなどをマウント出来る開閉式ラッチを保有。
ZGMF-1017 ジンとは異なる形状であり、ハードポイントも無い脚部だが、一部のザクファントム専用機が単純な後付けのジョイントを挿むことでM68パルデュスを装着し運用している。

ジンからゲイツ、シグーなどを経てある意味成熟した機体シリーズであるが、ゲイツシリーズにて量産機にも実装されるバルカン砲などの内臓火器は搭載していない。
その代わりとして腰や脚部にフレキシブルチューブを備え、誘導ミサイル迎撃用プロアクティヴアーマーシステムのマルチダズラーを収める多目的コンジットの役目を持つ。
プロヴィデンス等の単純な動力パイプと誤解されがちだが、似て非なるパーツである。

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最終更新:2024年08月24日 17:22