恋文
作:青奈
小説というものでもないですが・・・
ある女の子が書いた、恋文です。
ありがとう。
あなたに伝えたいことは、たったこれだけ。
――入学式。
初めて出会った、あの日。
私は、あなたの隣に座った。
写真撮影のとき、はにかんでいたあなた。
教室に入って、初めて声を掛けてくれたあなた。
「よろしくな」って、優しい声で。
嬉しくて、嬉しくて、まだ小さな私の心がはちきれそうなくらい。
だけど、その心が、本当にはちきれる時が来た。
8月15日、午前11時3分。
短かった14歳の生涯を、あなたは静かに終えたね。
何も言わずに、あの微笑を残して。
ねえ、あなた。
私のこと、憶えてる?
ねえ、あなた。
私のこと、
―――愛してる?
私は今でも、世界一愛してるよ。
何だか詩になってしまいましたが・・・
はちきれそうな彼女の想いが描けたと思います。
世界一愛してる人、あなたにはいますか?
最終更新:2007年12月20日 17:19