桐生ダイゴ

「荒れるぜぇ…、止めてみな!」

【名前】 桐生ダイゴ
【読み方】 きりゅう だいご
【俳優】 竜星涼
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【初登場話】 ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」
【分類】 人間、戦隊ヒーロー





【詳細】

キョウリュウレッドに変身する勇者。20歳の青年。

幼い頃、共に世界中を旅していた父・桐生ダンテツがある日自分を残して危険な旅に出かけ、渡された秘石のペンダントを身につけて、それを追うように世界各地を旅していた。
南海の孤島で賢神トリンと出会い、獣電竜ガブティラに勝利して牙の勇者となった。

初期のメンバー内で一番最後にキョウリュウジャーとなったが、当初バラバラだったメンバーの心を惹きつけてまとめ上げ、獣電戦隊のリーダーとなる。
父にもらった琥珀の中に牙が入った秘石のペンダントを常に首に提げている。これは後にアロメラスの牙が入ったガーディアンズの秘石だと判明。ブラギガスを蘇らせる切っ掛けとなり、復活後のブラギガスから礼として再び彼に返された。

愛称は「キング」。これは彼の器の大きい性格や勇敢な姿に触れた者が自然と呼称しているもので、現在はキョウリュウジャーの仲間達にも呼ばれている。
この呼称とそれに見合うカリスマ性は赤ん坊の頃にダンテツと共に大地の光に浴びたためだと思われる。

大地の光をわずかに浴びた影響で、大地の光を感知することが出来、地球のメロディをかすかにだか聴き取ることができる。

他者の思いを見抜く鋭い洞察力を持つなどリーダーとしての資質も高く、仲間からも信頼されている。
自身も仲間を信頼していて、ソウジがイアンに不満を持っていた時も「強い者同士としてその内仲良くなる」と踏んでひとまずそっとしておくなど、仲間が独自の想いや葛藤で動いている際にはあえて深く詮索せず、彼らの行動がやがて状況をいい方向に導いてくれると信じている。

仲間の強さを信じて疑わない素直で寛容な心を持つその性格が、ガブティラや当初バラバラだったメンバーの心を惹きつけ、トリンからも「ブレイブ過ぎる」と称されている。
「聞いて驚け」が口癖で、戦闘時も決め台詞に用いる他、日常などで何か良い事を思いついた時にも使う。

天然かつマイペースで思った事を直球で言ってしまい、相手の悪口が当たっていたら素直にそれを認めてしまうなど悪く言えば単純とも言え、イアンに「バカ」と称されることもある。
良く言えば真っ直ぐで迷いのない性格だが、それ故に感情に流されない遠慮の無さが裏目に出て、空気の読めない行動を取ることもしばしばあり、仲間に咎められたり、敵からも唖然とされることも。

生身でも高い身体能力を有し、岩をも砕くと言う「岩烈パンチ」が必殺技。
キョウリュウジャーの中では最も怖いもの知らずで図抜けた戦闘力の持ち主。
また、世界各地を旅していた経験で、料理やアートなどもこなす器用な面も持つなど、その能力は万能と言っても過言ではない。

それ故に弱さや恐怖が存在せず、鉄砕の修行ではそれが仇となって試練をクリア出来ず、一度失格を言い渡されてしまう。
再び挑んだ彼の修行によって「仲間を失う恐怖」を自覚し、それに立ち向かい打ち勝つ強さを知ると共に更なる強さを身につける。

幼い頃から父親のことを尊敬しており、彼のように強く生きたいと想っている。父が自分を残して旅立ち、それを追うか、国に帰るかを問われた時も、迷わず彼の後を追って旅立つ道を選んだ。
父は必ず生きており、いつか会えると信じていたが、ブレイブ20でついに再会し、窮地を救われる。
その後も度々彼と顔を合わせており、道を示されている。

やがて父が旅立った理由と、自分が赤ん坊だった頃に彼が大地の光を浴び、地球に選ばれたキングと呼ばれる存在になっていたことを知り歓喜する。
デーボス軍との戦いに勝利するための切り札、地球の真のメロディーを探しに出かけたダンテツのことを心待ちするが、敵が強くなり、更にデーボスの復活が近づくことでそれは焦りに変わる。
デーボスが蝶絶神として復活し、窮地に立たされた所で父親が目の前に現れるが、彼に地球はトリンが地獄に落ちることを望んだと告げられ、目の前でトリンの命を奪われ、怒りで彼と戦うが敵わず、一人失意に捕らわれる。

自分がかつて父と共に大地の光を浴びたことで自分もかすかだが地球のメロディを聴き取ることができるようになったことを知る。
地球のメロディに悪意を感じ取れなかった事に疑問を持ち、ダンテツを信じられなくなった仲間の制止を振り切って、父の真意を知るために再び戦いに向かう決意をする。
激しい拳と拳のぶつかり合いの末、父が地球のメロディを乗せた空烈パンチに自身の岩烈パンチをぶつけることで、それを通して地球のメロディを受け取り、父とトリンの真意と作戦を知る。

同じく、悲しみを乗り越え、真実を知った仲間達と共に、自分達のブレイブをビクトリー獣電池とマキシマム獣電池に注ぎデーボス軍との最終決戦に臨む。
氷結城に向かう道中でデーボスの攻撃を受けて、メンバー共々変身不能になるが、決死の覚悟で空蝉丸、ノブハル、ソウジとイアンが立ち塞がる敵の足止めを名乗りでて、その想いを受け取り、アミィと共に氷結城に乗り込む。

戦闘中、デーボスの不意討ちからアミィを庇い、重傷を負うが、アミィに自分の想いを打ち明け、大切な存在である彼女を1人氷結城から逃し、単身デーボスに戦いを挑む。
変身不能な状況で苦戦し、追い詰められるが、彼の勝利を願う仲間達が、地球のメロディに自分達のブレイブと想いを乗せた歌声を聴いたことで変身能力を取り戻し、キョウリュウレッド・カーニバルに変身してデーボスを打ち倒すが、宇宙空間で崩壊する氷結城の爆発に巻き込まれる。
仲間の歌の力で天に昇った十大獣電竜に爆発から守ってもらった事で生き延び、数日後に獣電竜と共に地上に帰還し、仲間と獣電竜と共に勝利を喜んだ。

アミィとは彼女本来の性格を知って以降、似た者同士と言う事で気が合っていたが、やがてそれは恋愛感情となった事を氷結城で自覚し、想いを告げる。
地球に帰還後、最終決戦前に約束したストロベリーパフェを食べに行く事を告げつつ、抱擁し合う。
弥生の恋心には結局最後まで気づかなかった。
旅先で出会った人気アイドル・天野美琴とも面識があり、彼女から好意を寄せられているが気づいておらず、「大好き」と告白されたことがあるが、そこがコンサート会場の舞台袖だったこともあって観客の歓声にかき消されたせいで伝わっていない。

『100 YEARS AFTER』の設定からアミィと結婚した模様。

+ タグ編集
  • タグ:
  • 荒らしは禁止ぞ。
最終更新:2022年12月06日 19:46