「ショットライズ! ラッシングチーター!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーバルキリー ラッシングチーター |
【読み方】 |
かめんらいだーばるきりー らっしんぐちーたー |
【変身者】 |
刃唯阿 |
【スペック】 |
パンチ力:11t キック力:28.5t ジャンプ力:ひと跳び19.2m 走力:100mを2.1秒 |
【フォームチェンジ】 |
仮面ライダーバルキリー ライトニングホーネット |
【強化形態】 |
仮面ライダーバルキリー ジャスティスサーバル |
【声/俳優】 |
井桁弘恵 |
【スーツ】 |
藤田慧 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2019年) |
【初登場話】 |
第3話「ソノ男、寿司職人」 |
【詳細】
刃唯阿がラッシングチータープログライズキーとエイムズショットライザーを用い変身したバルキリーの基本形態。
プログライズキーに記録されたチーターのライダモデルの能力が反映されており、素早い動きを得意としている。
加速力、瞬発力に優れ、変身者の戦闘力を素直に引き出した形態といえる。
素手による格闘戦の他、エイムズショットライザーを駆使した高速接近戦を得意とする。
専用武器はなし。
使用武器は変身ベルトを兼ねる「エイムズショットライザー」。
実は一般的な人間では変身不可能なシステムだと、第29話にて判明した。
脳内に埋め込まれた人工知能チップがないと、エイムズショットライザーを使うことができない。
【各種機能】
エイムズショットライザーの力で変身するライダーの素体はライズベースアクターと呼ばれる対ヒューマギア戦用の強化アーマーに覆われている。
ザインセラミックを用いた複合装甲に対爆ラミネートを施した外装を装着し、超電導アクチュエーターや、
人工筋肉によるパワーアシストを組み合わせた人間強化システムが組み込まれている。
ゼロワンがパワードスーツなのに対し、エイムズショットライザーを用いたライダーが纏うのは強化アーマー。要は超人的な力を与えるスーツで変身するゼロワンに対し、バルキリーとバルカンは装着者自身の力を強化アーマーの力で増幅するのが主軸。
ライズベースアクターの上からプログライズキーに記録された生物種の「ライダモデル」の機能を加えることであらゆる局面に対応する汎用性を発揮する。
ベースアクトヘッドにチーターの能力をミックスしたチーターヘッドは走行に必要な情報をチーターボーダーに組み込まれた観測装置や、レーダーシステムによって収集し、
胸部の走行管制システム「アダプトスプリンター」へと送り込まれ、速度と安定性の向上に役立てられている。
チーターの耳を象ったチーターボーダーイヤーは直進性が強いミリ波レーダーを採用し、離れた対象物との距離や速度、角度を高精度に測定。
チーターボーダーアクセは周囲の気温、湿度を始めとした大気成分や、対気速度を計測するセンサー類によって環境情報を観測している。
両目のバルキリーオプティカルバイザーは人間の8倍に強化された動体視力、全方位160度の視覚を有し、遮光や暗視モードの切り替えによってあらゆる状況下でクリアな視界を確保する。
エイムズショットライザーの発砲時における光学標準器としての機能も持ち、離れた相手に的確な射撃が可能。
顔面を覆う強化マスク、バルキリーフェイスは特殊フィルターによる呼吸器を内蔵。
待機中の不純物を除去し、チーターボーダーによって機能が拡張されたことで高速走行時の酸素供給量が増大される。
また、密閉度が高く、水深200mの水圧にも耐え浸水することはない。
側頭部にはベースアクトコミュニケーターと呼ばれる会話装置が組み込まれており、無線通信やスピーカーフォンを集約することで外部とのコミュニケーションを一元化している。
エイムズショットライザーで読み込んだラッシングチータープログライズキーのデータは主に右半身に集中的に反映されている。
ライズベースアクターの上から装着した特殊装甲によりチーターの力を得た能力を発揮する。
胸部特殊装甲のチーターブレストは軽量かつ空力特性に優れたシェイプを持ち、内部にアダプトスプリンターが搭載される。
これは前述したが、チータヘッドを始めとする各種センサーで計測した情報を元に、走行ルートの選定から障害物の補足、
動態の追尾など、走るための一連の動作を統制する走行統制システムであり、ラッシングチーターの超疾走を最大効率化している。
そのため、この姿のバルキリーの走力は100mを2.1秒で駆け抜け、急な加減速も難なくこなす。
右肩の特殊装甲、チーターショルダーはエアインテークが複数配置されており、走行中の向かい風を吸引することで空気抵抗を軽減し、ダウンフォースを発生させることで走行を安定化させる。
超疾走及び、高速旋回の浮き上がりを防止、パワーロスを軽減し速度を高める効果がある。
ライズベースアクターの力で強化されたベースアクトアームは4tの重量物を持ち上げる腕力を装着者に与え、ベースアクトレッグはキックの破壊力や走力が大幅に強化されている。
左手グローブ部、ベースアクトグラブには手のひらに肉球型のパウパッドコネクタが備わり、エイムズショットライザーとバルキリーオプティカルバイザーを同期させる。
左足部のベースアクトブーツもまたグラブ同様の肉球型パウパッドソールを持ち、装着者の跳躍力を強化する。
ベースアクトアームにチーターの能力を付与したチーターアームは各機構の動作速度が大幅に向上しており、
超疾走の際にはバランスウェイトとなる。
超硬鉱「ZAIA209-03」製の装甲に覆われたチーターグラブは高速の指さばきを実現し、毎秒10発の射撃を可能にする。
右脚部特殊ユニット、チーターレッグはアースダッシャーを内蔵。
側面上部にアッパーボーダーウイングが張り出し、乱流を整え内側と外側に気圧の差を作り出すことで空気抵抗を発生させること無く、強力なダウンフォースを実現する。
チーターグラブと同様、ZAIA209-03製の装甲を持つチーターブーツは旋回時にソールの角度を変化させることで俊足を維持しつつの安全な方向転換が可能。
チータークローを備え、格闘性能や防御力が向上している。
必殺技は光弾技の「ラッシングブラスト」。
【活躍】
第3話にて登場。
滅亡迅雷.netに属する複数のトリロバイトマギアとの戦闘の際に初変身。
戦闘を続け、最後には必殺技で一掃した。
以後もマギアとの戦いで変身していたが、
ライトニングホーネット登場後はそちらで戦闘を行うことが多くなる。
滅亡迅雷.net壊滅後は古巣の「ZAIAエンタープライズ」に戻り、この姿にはたまにしか変身していなかったが、第33話で復活。
上司でもあるサウザーを打ち負かし、ZAIAエンタープライズを辞職した。
『ビヨンド・ジェネレーションズ』ではクローンライダーの第1陣として登場、五十嵐さくらの精神が融合した。
『仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ』では第1話で登場、他のライダーと違って変身後のみ。
【余談】
シリーズで初めて序盤から登場したレギュラーの女性ライダーとなる。
また、フォームチェンジを披露した女性ライダーとしても初という事例。
最終更新:2024年12月11日 19:06