仮面ライダーセイバー ドラゴンヘッジホッグピーター

「烈火抜刀! 三冊の本が重なりし時 聖なる剣に力がみなぎる! ワンダーライダー! ドラゴン!ヘッジホッグ!ピーターファン!」
「三属性の力を宿した強靭な剣がここに降臨!」

【ライダー名】 仮面ライダーセイバー ドラゴンヘッジホッグピーター
【読み方】 かめんらいだーせいばー どらごんへっじほっぐぴーたー
【変身者】 神山飛羽真
【スペック】 パンチ力:13.5t
キック力:26.5t
ジャンプ力:ひと跳び23.9m
走力:100mを4.1秒
【基本形態】 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
【専用武器】 「火炎剣烈火」
【声/俳優】 内藤秀一郎
【スーツ】 浅井宏輔
【登場作品】 仮面ライダーセイバー/聖刃(2020年)
【登場話】 第4章「本を開いた、それゆえに。」

【詳細】

神山飛羽真が聖剣ソードライバー(火炎剣烈火装備)にブレイブドラゴン、ニードルヘッジホッグ、ピーターファンタジスタのワンダーライドブック3冊をセットし変身したセイバーの派生形態。

「三属性の力を宿した強靭な剣がここに降臨!」

ライトシェルフにブレイブドラゴンワンダーライドブック、ミッドシェルフにニードルヘッジホッグワンダーライドブック、レフトシェルフにピーターファンタジスタワンダーライドブックを装填。

「神獣」属性のセイバーに「生物(動物)」、「物語」属性のワンダーライドブックを追加し変身したことで、炎を操る力に加えて無数の棘を操る攻防一体の力と幻想の力を得た姿。
中央部、左半身にも強固な鎧を装着し、三冊の本が集った形態となる。

聖剣ソードライバーへのセット数としては最大数であり、戦闘力も相応に増大しているものの、その負担は2冊セットの比にならない。
同属性3冊変身、いわゆる「ワンダーコンボ」ではないものの、初めてワンダーライドブックを3冊揃えて変身しているためか、登場回数や活躍に恵まれている。

【各部機能】

この状態の仮面ライダーセイバーは、聖剣ソードライバーのミッドシェルフにセットしたニードルヘッジホッグワンダーライドブック、レフトシェルフにセットしたピーターファンタジスタワンダーライドブックの力が、
それぞれ中央部のライドミッド、左半身のライドレフトに反映されている。

セイバーヘルムは新たに2つの能力が追加されたセイバーヘルム ドラゴンヘッジホッグピーターへと変化。
ブレイブドラゴン時の機能はそのままに、中央部にはニードルヘッジホッグマスクが追加され、前額部には頭髪のごとく逆立つニードルブロンドを備える。
ふりかかる危険を敏感に察知するレーダーでもあり、対象に仕込んだ棘の操作を行い、内部からの攻撃を可能としている。
時間差で相手を無数の棘で串刺しにしてしまうことも可能。
左側にはピーターファンマスクを装備し、幻影を打ち払い真実を見抜く力を持つ。

セイバーの胸部ヘッジホッグブレスは生物「ニードルヘッジホッグ」の力を宿し、ハリネズミが有する幾千の棘を利用した攻防一体の力を変身者に与えている。
肉体の中心部はニードメイルで覆われており、前面に展開した装甲は、幾千の棘を逆立たせることで攻撃や防御を行う。
また、全身を包むように広げることで、棘の球体と化してしまうことも可能。

セイバーの左半身は幻想を体現した青き装甲イリュージョメイルに覆われている。
不思議な浮遊感と身軽さを全身にもたらして幻想的な軽業「ピーターアクロバット」を行うことができる。

左肩のピーターファンボールドは妖精を顕現させる翼や、冒険を楽しむための機知を変身者に与え、
左腕を覆っているデュエルガントは伸縮自在のチェーンで対象を捕える鉤爪「キャプチャーフック」を備え、自身の領域に引き込むことができる。

脚部のディグソルトはハリネズミのごとき穿孔力を持ち、大地に大穴を開けることで地中深く潜行することが可能。
更に「ブレイブドラゴン」、「ピーターファンタジスタ」の力を得たことで、格闘系必殺技の発動が可能となった。

必殺技は名称不明。
格闘系必殺技は三属性の力をぶつける「火龍怒髪天」、更にもう一つ「火炎怒髪天」もある。

【活躍】

第4章にて初変身。

強化再生し強化態となったハンザキメギドを前にドラゴンヘッジホッグでは苦戦し、ブレイズからピーターファンタジスタを受け取り、変身を可能とした。
そのパワーを用いハンザキメギドを圧倒し、「火龍怒髪天」で再生できないように撃破した。

2冊までは余裕を見せていた飛羽真だったが、やはりいきなりの三冊変身は無理があったようで、同形態の変身解除後に倒れてしまった。

第5章で再変身、仮面ライダーカリバーとの戦いへと躍起になるエスパーダに代わり、ピラニアメギド(1体目)と戦う際に変身した。
その後、「火炎怒髪天」にてピラニアメギドを撃破しており、カリバーの逃亡を許したエスパーダへとニードルヘッジホッグの本の自主的な返却を行う。
変身時間は短かったため、疲労はなかったものと思われる。

以後は残念なことだが、同形態を使うことはなかった。

【余談】

『仮面ライダーセイバー』に登場する仮面ライダーとしては初となる3冊変身。
負担も大きいが、神獣ドラゴンの持つ強烈な炎の力、生物ハリネズミの持つ鋭い針を利用した攻防一体の力、
ファンタジー感溢れる幻想的なピーターパンの物語の力を同時に使用する強さはハンザキメギド強化態を瞬殺してしまうに足るものだった。

右半身が赤、胴体中央部が金色(黄色)、左半身が青という見た目もド派手なものに変化しているため、「中間フォームに見える」という意見も。

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最終更新:2024年01月07日 10:59