「流水抜刀! 蒼き野獣の鬣が空になびく!ファンタスティックライオン! 流水三冊!」
「紺碧の剣が牙を剥き銀河を制す!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーブレイズ ファンタスティックライオン |
【読み方】 |
かめんらいだーぶれいず ふぁんたすてぃっくらいおん |
【変身者】 |
新堂倫太郎 |
【スペック】 |
パンチ力:19.5t キック力:32.8t ジャンプ力:ひと跳び30.5m 走力:100mを3.4秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーブレイズ ライオン戦記 |
【専用武器】 |
「水勢剣流水」 |
【声/俳優】 |
山口貴也 |
【スーツ】 |
永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーセイバー/聖刃(2020年) |
【初登場話】 |
第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」 |
【詳細】
新堂倫太郎が聖剣ソードライバー(水勢剣流水装備)に天空のペガサス、ライオン戦記、ピーターファンタジスタのワンダーライドブック3冊をセットし変身したブレイズの派生形態。
「紺碧の剣が牙を剥き銀河を制す!」
ライトシェルフに天空のペガサスワンダーライドブック、ミッドシェルフへライオン戦記ワンダーライドブック、レフトシェルフへとピーターファンタジスタワンダーライドブックを装填している。
「生物(動物)」属性のブレイズに「神獣」、「物語」属性のワンダーライドブックを追加し変身したことで、水を操る力に加えて天翔ける能力と幻想を操る能力を得た姿。
ブレイズの聖剣と相性の良い流水属性のワンダーライドブック3冊が集う、「ワンダーコンボ」と呼ばれる変身形態。
聖剣ソードライバーへのセット数としては最大数であり、「ワンダーコンボ」となったことで、それぞれのそれぞれの異なる能力が一つにまとまり、空中を飛翔する飛行能力と激流を操る水属性の技を駆使して戦う。
【各部機能】
この状態の仮面ライダーブレイズは、聖剣ソードライバーのライトシェルフにセットした天空のペガサスワンダーライドブック、レフトシェルフにセットしたピーターファンタジスタワンダーライドブックの力が、
それぞれ右半身のライドライト、左半身のライドレフトへと反映されている。
属性が同じ3冊のワンダーライドブックを装填した「ワンダーコンボ」となったことで、それぞれの能力が相乗効果によって増幅されており、変身者を真の水の剣士としている。
ブレイズヘルムはライオンセンキマスクを中心にテンクウノペガサスマスクが右側頭部、ピーターファンマスクが左側頭部に追加され、
ブレイズヘルム ファンタスティックライオンへと強化された。
通常のブレイズヘルムの能力に加え、テンクウノペガサスマスクの大空を舞うための空間認識能力の拡張、幻影を打ち払い真実を見抜くピーターファンマスクの能力が追加。
ブレイズの右半身は飛翔の力を得た青き装甲ファーマメンメイルメイルに覆われている。
雄大な翼で包み込み、あらゆる災いをその羽ばたきで退けることを可能にする。
また、ワンダーコンボの力により左肩「ピーターファンボールド」の翼と共に双翼を形成し、大空を飛翔することが可能となった。
神獣「テンクウノペガサス」の力を宿す左肩のペガサスボールドは、天翔ける力と駿速をブレイズにもたらし、
輝く流星があしらわれた腕部のスターリーブレーサーはワンダーコンボの力によって変身者の腕力をさらに増強、聖剣「水勢剣流水」を握る右腕に彗星の如き直進性とスピードをもたらす。
ブレイズの剣技をより一層輝かせ、その軌跡はまさしく「幻想的」なものになるだろう。
ブレイズの左半身は幻想を体現した青き装甲イリュージョメイルに覆われている。
不思議な浮遊感と身軽さを全身にもたらして幻想的な軽業「ピーターアクロバット」を行うことができる。
これはワンダーコンボの力により磨きがかかり、水流による空中移動などを駆使して無重力であるがごとき動きを見せる。
左肩のピーターファンボールドは妖精を顕現させる翼や、冒険を楽しむための機知を変身者に与え、
左腕を覆っているデュエルブレーサーはワンダーコンボにより変身者の腕力がさらに増強された上、伸縮自在のチェーンで対象を捕える鉤爪「キャプチャーフック」を備え、自身の領域に引き込むことができる。
胸部装甲のブレスライオンは生物「ライオンセンキ」の力を宿し、百獣の王が持つ歴戦の経験則と、しなやかかつ高い運動能力を変身者に与える。
ワンダーコンボの力による高度な水流調整能力が追加されており、ライオンセンキの口から放出する激しい水流を利用し、
様々なアクアエフェクトを顕現させることが可能になった。
身体の中心部を保護するメインドイルは流麗な毛並みを思わせ、あらゆる衝撃や抵抗を受け流す。
総力や戦闘モーションまでを高速化する効果を有し、技に速度を加えた一撃はあらゆる悪を切り捨てる。
脚部ワンダーレガートはワンダーコンボの力により変身者の脚力がさらに増強された上、ライオンのごとき俊敏な脚力をもたらす。
必殺技発動時には、凄まじい水流を纏わせることでキックの破壊力を大幅に上昇させる事が可能。
必殺技は水の剣技「ハイドロ・ボルテックス」など。
【活躍】
第7章で初変身。
ワンダーワールド内でメギドの幹部のズオスに立ち向かうため、「修練の間」で幾度も鍛え上げてから変身した。
ライドブック1冊では歯が立たなかったズオスを圧倒する力を見せ、ワンダー攻撃で大ダメージを与え、撤退させることに成功。
更に他のライダーと戦っていたメデューサメギドを必殺技で撃破した。
第8章でも戦闘で用いており、第9章ではカリバーとの戦いで、天空のペガサスのライドブックを奪われる。
以後、中盤まで登場するが、キングライオン大戦記やタテガミ氷獣戦記の力が使用できるようになってからはあまり使わなくなった。
【余談】
『仮面ライダーセイバー』に登場する仮面ライダーとしては3度目の3冊変身。
3回目はブレイズで、2号ライダーとしてまさかの同属性三冊での変身を見せている。
なお、劇中では他属性の三冊変身は使用しない。
このフォームが登場したことで、同属性での3冊変身は「ワンダーコンボ」と呼ばれる状態であることが判明した。
3つの変身アイテム、同属性のコンボ…と仮面ライダーオーズのコンボ形態を思わせる設定である。
なお、フォーム名はライオンの名称以外が省かれている。
最終更新:2024年08月01日 21:58