ギーツの仮面ライダー

令和ライダー4作目、仮面ライダーギーツに登場する仮面ライダーたち。
全員が「デザイアグランプリ」と呼ばれるゲームの参加者(プレイヤー)であり、出自不明の怪物「ジャマト」と戦いながら、グランプリ優勝をめぐって競い合う。

仮面ライダー龍騎のようなライダー同士のバトルロイヤルものであるが、討伐対象が設定されている上、ミッションによってはライダーバトルが減点対象になっているなど、今のところライダー同士で戦う場面は少ない。
だが、その実態はリアリティーライダーショーという誰かのための娯楽であり、23話では遥か未来で確認されている多数の滅んだ世界をゲーム上の舞台としたものだと明らかにされた。

ライダー

デザイアグランプリの主催者側から与えられる「デザイアドライバー」を使って変身し、レイズバックルを用い能力を拡張する仮面ライダーたち。

劇中では登場しないだけで、多くのライダーがいた形跡が劇中で描写される(映像などや解析して紹介しているサイトがあるかもしれない)。

デザイアドライバーにIDコアと呼ばれるチップをはめ込むことで個人識別が行われ、それぞれ仮面ライダーに変身する。
その際は「エントリーフォーム」といういわゆる初期形態の状態であり、そこから上記のように「レイズバックル」というアイテムで能力や装備を拡張させることができる。

ギーツ、バッファ、シロー、タイクーン、ナーゴ、ギンペン、メリー、ダパーン、ケイロウ、レター、パンクジャック、ロポ、ナッジスパロウ、ハクビ、ターボン、ブラーリ、ギャーゴと多くの仮面ライダーが登場しているが、
退場者も多く、これまでにも多くのライダーが脱落していると思われる上、映像化された部分でもすでにシローとギンペン、ダパーン、メリー、タイクーン、バッファ、レターが退場済みとなっている。
退場者も2種類に分かれ、ゲーム内で亡くなる退場パターンとスコアが獲得できず失格というカテゴリーで退場するパターンがある。他にもダメージが回復せず運営判断で失格することで強制退場する特殊例も確認できる。
また、ジャマトが変身するイレギュラーライダーの「ジャマトライダー」が11話から登場している。

レイズバックルを追加装填することでフォームチェンジ、武装追加を行うのが特徴で、令和ライダーでは初となる「◯◯フォーム」という名称が用いられている。
ライダーシリーズでは珍しい上下構成型で、シンプルすぎるため、過去のシリーズでは使われなかった。
だが、過去のシリーズでは『W』の左右構成、『オーズ』の三分割構成、『ビルド』の螺旋構成などのコンセプトが見られる。
なお、上下構成ということで、バックルの多さもあって連続で同じ形態が使われるというようなことはなかった。

ただ、フォーム名の表記がかなりややこしいのも特徴であり、リボルブオンによる装備特性の上下反転を踏まえると、かなりパターンが豊富。現状9パターン存在。
基本的に「(右側にセットしたバックル)+(左側にセットしたバックル)」でフォームの名称を組み立てる。
ちなみにアームド◯◯という名称のフォームだが、装備した武器の名称は「レイズ◯◯」(レイズアロー、レイズクロー等)であり、「アームド◯◯」という名称ではない
バックルを左右に装着した場合「デュアルオン」と呼ばれる状態となるが、フォーム用でもアームド系でも2つのバックルを装着状態では総じてデュアルオンと呼ばれる。

11話から登場した「フィーバーフォーム」は玩具では再現できる同種のフォームバックルでの変身をフィーバースロットバックルというアイテムを介して可能にしている。
なお、失敗すると普通の「デュアルオン」になる場合もある(更にアームド+フォームの構成になる場合もある。)。

以下はフォーム名のパターンだが、表記を簡潔にするため、アームド系を装備する小型のバックルは「アームドバックル」、フォームチェンジを行う大型のバックルは「フォームバックル」表記としている。
あくまで本ウィキでの説明に用いているもので公式表記ではないのに注意

  • ①IDコアのみ
    • 「仮面ライダー✕✕ エントリーフォーム」(例:ギーツエントリーフォーム)
  • ②アームドバックル単体のみ
    • 「仮面ライダー✕✕ アームド◯◯」(例:ギーツアームドウォーター)
  • ③フォームバックル単体のみ
    • 「仮面ライダー✕✕ ◯◯フォーム」(リボルブオンでも変化なし。例:ギーツゾンビフォーム)
  • ④アームドバックル(右)+フォームバックル(左)
    • 「仮面ライダー✕✕ アームド◯◯△△」(例:ギーツアームドウォーターブースト)
  • ⑤フォームバックル(右)+アームドバックル(左)
    • 「仮面ライダー✕✕ △△アームド◯◯」(例:ギーツブーストアームドウォーター)
  • ⑥フォームバックル(右)+フォームバックル(左)
    • 「仮面ライダー✕✕ ◯◯△△フォーム」(例:ギーツブーストマグナムフォーム)
      • (リボルブオン版)「仮面ライダー✕✕ △△◯◯フォーム」(例:ギーツマグナムブーストフォーム)
  • ⑦アームドバックル(右)+アームドバックル(左)
    • 「仮面ライダー✕✕ アームド◯◯●●」(例:ナーゴアームドクローハンマー)
  • ⑧フィーバースロットバックル(右)+フォームバックル(左)
    • 「仮面ライダー✕✕ フィーバー●●フォーム」(例:ギーツフィーバーブーストフォーム)
  • ⑨コマントツインバックル(左右)
    • 「仮面ライダー✕✕ コマンドフォーム●●モード」(例:ギーツコマンドフォームジェットモード)
  • ⑩特殊バックル(左右一体)
    • 「仮面ライダー✕✕●●」(例:ギーツⅨ)


デザイアドライバー以外のライダー

デザイアグランプリの主催者側自体が所持しているヴィジョンドライバーというベルトで変身するライダー。
ゲームマスター、プロデューサーがドライバーを所持しており、グレアあるいはゲイザーというライダーに変身する。
更に最高位権限者のみが使えるジリオンドライバーというベルトにて変身できるリガド、リガドΩが登場する。

主催者という立ち位置であるため、デザイアグランプリ自体に起きる大きなアクシデントなどに対処するため利用するものだと思われるが、使用者の独断で使われる場合もある。

また、サポーターと呼ばれる特異なオーディエンスが所持しているレーザーレイズライザーという銃を模したアイテムを使って変身するライダーも登場している。
名称はジーン、ベロバ、ケケラ、キューンと使用者の名前をそのまま使っている。

こちらは「デザイン力」というイメージを形にする力が内蔵されており、他のライダー作品でない人型以外の姿を見せる。
彼らもデザイアグランプリには普通では介入できないが、大きなアクシデントが起こった際に独自にからむこともある。

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最終更新:2024年10月11日 08:05