仮面ライダー龍騎ブランク体

【ライダー名】 仮面ライダー龍騎ブランク体
【読み方】 かめんらいだーりゅうきぶらんくたい
【変身者】 城戸真司
【スペック】 パンチ力:50AP(約2.5t)
キック力:100AP(約5t)
ジャンプ力:ひと跳び10m
走力:100mを8秒
【召喚機】 ライドバイザー
【所有カード】 ソードベント-ライドセイバーの召喚
ガードベント-ライドシールドの召喚
【登場作品】 仮面ライダー龍騎(2002年)
【登場話】 第1話「誕生秘話」

【詳細】

城戸真司がたまたま拾ったブランク状態のカードデッキを使用し変身した仮面ライダー龍騎の契約前の形態。

ミラーモンスターと契約していない素の状態であるため各種装甲は色を失った状態のモノクロが基本。
左腕にはライドバイザーという召喚機を備え、カードの使用も一応可能だが召喚される装備はどれも基本性能が低くこの状態ではまともに戦うことも困難を極める。

使用武器の「ライドセイバー」でディスパイダーに斬りつけるが通用せず、逆に剣が折れてしまったほど。
その時の真司の反応は往年の仮面ライダーファンの中では語り草。

その後、モンスターの「ドラグレッダー」と契約を交わすことで、本来の力を発揮できるようになった。

玩具では「ブランクフォーム」という名称が使われていたが、設定名はあくまで「ブランク体」。
劇中では単に「ブランク」と呼ばれていた。海外版での名前は「ブランクナイト」。

【各部機能】

仮面ライダー龍騎ブランク体の頭部は超硬物質のアーメタル製ソリッドフェイスシールドで頑強に守られている。
額からやや上部にあるRシグナルはレーダーセンサーの役割を担い、ミラーモンスターの位置や存在を感知して変身者へ知らせる機能を持つが、ミラーモンスターとの契約をしていないためその感度は低い。
ドラグレッダーとの契約を果たした際にはここにドラグレッダーの紋章が浮かび上がる。
ソリッドフェイスシールドの奥には5km離れた目標物の視認が可能なレッドアイが存在している。
赤外線視力を有しており、契約モンスターを得ることでその機能は100%発揮される。

未契約状態であるため各部位の機能は最低レベルであり、両肩、肘、膝などに備わるジペットスレッドは意味をなさず、仮面ライダーの中でも最も防御力に優れた胸の部分もまた装甲としては弱い。
ミラーモンスターと契約することで高高度からの落下や、深海1万mの水圧にも耐えることが可能となる。

超硬物質アーメタルは随所に使われており、ナックルや脚部を覆うブラックアーマーの装甲材に採用されている。
ダイヤモンドに匹敵する硬度を有し、激しい衝撃から変身者の肉体を保護している。
脚部のレッグブラックは瞬発的な破壊力とそれに伴う耐衝撃性能に優れた強靭さを誇り、蹴りの威力は10tにも及ぶ。

全身を覆うグランメイルは変身者の能力を引き上げる特殊強化皮膚だが、未契約状態のブランク体ではその能力を発揮できていない。
しかし生身ではすぐに消滅してしまうミラーワールドと変身者を隔絶し、9分55秒の間とどまることを可能としている。

【活躍】

第1話に搭乗。

連続失踪事件を追っていた真司が被害者の一人である榊原耕一のアパートを訪れた際にカードデッキを拾い、それを利用して変身した。
ディスパイダーを相手にライドセイバーを召喚して戦うも、切りつけた剣が逆に折れてしまうなど全く敵わなかった。

第2話にてドラグレッダーと契約を果たしたことで本来の力を発揮できるようになり、全身が真っ赤に変化した「仮面ライダー龍騎」本来の姿となる。

ただ契約モンスターの力が得られている間に過ぎず、仮面ライダーガイとの戦いでアドベントを奪われた際にはドラグレッダーとのリンクが一時的に解除されてしまいブランク体になってしまった。

【余談】

龍騎の基礎形態、電王で言えばプラットフォーム、ゴーストで言えばトランジェントに相当する姿であるため勘違いされやすいが、意外と基礎スペックは悪くない。
特に令和ライダーであるガヴでは強化フォームでもブランク体より身体スペックが低いまである(ガヴのライダーは恐らく意図的に各種スペックが低めに設定されている)。

龍騎のライダー、というよりアドベントカードで得られる装備の性能、威力はAP換算でも他の仮面ライダー作品ではかなり強力であり、本来のスペックを発揮した仮面ライダー龍騎のファイナルベント、ドラゴンライダキックはトン換算で約300t。
最も仮面ライダー最強形態ではパンチ力やキック力でそれを上回るライダーもかなり存在しているため、仮面ライダー界隈における身体スペック及び必殺技の威力の話題は魔境である。

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最終更新:2025年06月13日 18:06