仮面ライダーになってしまった男
【ライダー名】 |
仮面ライダーギルス |
【読み方】 |
かめんらいだーぎるす |
【変身者】 |
葦原涼 |
【スペック】 |
パンチ力:10t キック力:20t ジャンプ力:ひと跳び50m 走力:100mを5秒 |
【最強フォーム】 |
仮面ライダーエクシードギルス |
【変身アイテム】 |
メタファクター |
【声/俳優】 |
友井雄亮 |
【スーツ】 |
押川善文 など |
【登場作品】 |
仮面ライダーアギト(2001年) |
【初登場話】 |
第6話「哀しき妖拳」 |
【詳細】
人類の進化形体の1つで、
アギトの不完全体とされる仮面ライダー。
「ギルス」と呼ばれる個体の基本形態。
「光」の力が不完全な形で覚醒したため、力のコントロールを行うワイズマンモノリスが胸部に存在せず、変身する度に変身者へ不自然な老化作用などの副作用がある。
覚醒した葦原涼が「メタファクター」によって変身している。
これはギルスの全身を覆う装甲皮膚や装甲が意思を持つ生物で、「ワイズマンモノリス」によるコントロールを受けていないため変身者の肉体を侵食し、一体化しようとしていたり、栄養としているなど一方的な寄生関係にある。
強化形態といえる「エクシードギルス」への変身を獲得した後は変身者の制御下に置かれ、そのような描写はなくなった。
創造主の系統たる「オーヴァロード」によれば、アギトではなく、ギルスへと進化するのは珍しい事例らしい。
口部分デモンズファングクラッシャーを展開、相手への噛みつき攻撃を行うことも得意。
変身直後は拳法家のような動きにて理性的に戦うが、闘争心が高ぶると、荒々しい野獣のような戦い方へ推移する。
必殺技は踵の部位に隠し持つ「ヒールクロウ」という物質を生成し、かかと落としの要領で相手に突き刺す「ギルスヒールクロウ」。
販売されている書籍の文献などによってはヒールクロウで相手の心臓を後ろから突き刺すとされる。
本編後半では「ギルス」のまま、「アギト」のように力の完全なコントロールが可能となった「エクシードギルス」へとパワーアップし、不自然な老化などの副作用はなくなった。
「ギルス」とは、海外の言葉で魚のエラ(gills)という意味がある。
『アギト』の劇中では、その名前が呼ばれたのは前述の「オーヴァロード」の独り言だけで、それ以外では「アギトの一種」とだけ呼ばれていた。
しかもギルス当人はオーヴァロードのセリフを聞いていないため、「ギルス」という呼び名自体を知らない。
つまり、自分が変身するライダーの名称を「変身する本人が知らない」という極めて珍しい例。
番組開始以前に発表されていた情報や書籍では「完全な姿を求めてアギトのベルトを狙う」と紹介されていたが、実際のTV本編では、その様な展開はまったくなかった。
最終更新:2025年02月12日 23:18