「バグルアップ! 天を掴めライダー!刻めクロニクル! 今こそ時は極まれり!」
【ライダー名】 |
仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー |
【読み方】 |
かめんらいだーくろのす くろにくるげーまー |
【変身者】 |
檀正宗 花家大我(トリロジー) |
【スペック】 |
パンチ力:110t キック力:120.7t ジャンプ力:ひと跳び96m 走力:100mを0.96秒 |
【ジャンル】 |
対戦ゲーム |
【声/俳優】 |
貴水博之 松本享恭(トリロジー) |
【スーツ】 |
浅井宏輔 永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーエグゼイド(2017年) 仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ(2018年) 仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー(2018年) |
【初登場話】 |
第32話「下されたJudgment!」 |
【詳細】
檀正宗がバグルドライバーⅡ(バグルドライバーII)と仮面ライダークロニクルガシャットを使って変身した仮面ライダークロニクルにおける「伝説の戦士」。
時間停止能力を持ち、クロニクルのラスボスである「ゲムデウス」を倒すためには協力が不可欠と言われるが、
変身するためにはバグスターに対する完全な抗体が必要とされる。
変身者は冤罪が晴れ釈放された檀黎斗の父親、檀正宗。
今後仮面ライダークロニクルは自分が運営するといい、その圧倒的な力を持ってレベル99に到達した仮面ライダー、バグスター達を一方的に攻撃した。
ライダー、バグスターを実際の名でなく使用するゲームの「ゲーム名」でいうのが特徴。
【各部機能】
マスターライドヘアーが特徴的な頭部はゲンム、もしくはエグゼイドに酷似したCRヘッド-CHR。
ミクロサイズのバグスターも視認できるアイライトスコープを保護するダイナミックゴーグルを囲むように配置されたクロノブレードクラウンは、
5本のブレードアンテナでゲームエリア内の全ての動体反応を補足、識別が可能で、自動で追跡マーカーをセットする。
これによって補足した相手の残りの体力ゲージなどは全てクロノスに把握されることになり、加えて位置まで補足されるため、
後述する時間停止能力を使えば、この姿に変身された状態でエリア内に踏み込まれた時点で詰みと言わざるをえない。
胸部はロングライフガードと呼ばれる装甲に守られており、受けたダメージを急速に全身に分配。さらに時間経過によりプロテクターの防御力が自動で上昇する。
本来ライダーゲージが表示されるはずの部位はタイムエグゼキューターが組み込まれたサンクションズエフェクターとなっており、ゲームエリア内の時間の流れを制御し、
バグルドライバーの操作により仮面ライダークロニクルのゲーム時間を自在に停止(ポーズ)、再始動(リスタート)が可能。
全身をバグスターウイルスを利用して装着者の身体能力を大幅に引き上げるクロノギアスーツに身を包み、
CRマスターアームはレスポンスが早いため素早く畳み掛ける攻撃に適している他、ゲインオーバライザーと呼ばれる攻撃力と防御力を最大限に強化する装置を内蔵し、
攻撃が命中する度にパンチ力が10%上昇するセイヴァーファイトグローブによる打撃力を最大にまで高めている。これによりレベル99を遥かに超えた100tのパンチ力を実現。
瞬発力に優れ、圧倒的速度を持って敵との距離を詰められるCRマスターレッグ、攻撃が命中する度にキック力が10%するセイヴァーファイトシューズが生み出すキック力はさらに上の120t超を叩き出す。
また、エア噴射により、滞空や落下タイミングを調整し3段ジャンプを可能にするという。
肩部を保護するクロノブレードショルダーはタイムエグゼキューターで停止させた時間から自らを隔絶した空間へ置くことで自在に動くことが可能となる。
腕部と脚部を保護するメックハンドレッドガードは耐爆コーティングによって100t以下の攻撃をシャットダウンしてしまう。
必殺技は仮面ライダーポッピーと同様、「クリティカルクルセイド」。こちらはキックを決める技である。
変身アイテムのガシャコンバグヴァイザーⅡのチェーンソーモードで「クリティカルサクリファイス」、
ビームガンモードで「クリティカルジャッジメント」を発動する。
なお、時間停止中に死を迎えた者はコンティニューできず、死という瞬間のまま永遠に止まり続ける仕様になっており、何度でもコンティニューできるバグスター側の優位を無効化できる。
【ゲムデウスクロノス】
第43話から登場するクロノスが「ゲムデウスウイルス」を取り込んだことでパワーアップした形態。
ゲムデウスバグスターと同等の武器を持ち、スペックを少々上がっている。
更にゲムデウスバグスターの巨大形態にもなる。
【クロノス(別形態)】
第43話に登場する花家大我が変身するクロノス。
ゲーマドライバーと仮面ライダークロニクルガシャット2本を用いる。
別ページを参照。
ガシャコンウェポンを全て使用できる。
『エグゼイドトリロジー』では檀正宗と同様の形で変身している。
【活躍】
初級、中級バグスターをクリアし、いよいよ仮面ライダークロニクルも大詰め、というところで、
クロニクルを永遠のゲームにするべく、ゲームクリアに待ったをかける形で登場。
ポーズ機能を使い時を止めてライダー、バグスターを一方的に攻撃し、ラブリカバグスターにとどめを刺した。
以後も強敵として立ちふさがるが、第36話でエグゼイドムテキゲーマーが誕生し、その必殺技で撃退される。
第37話ではエナジーアイテムを管理し、仲間に引き入れていたブレイブに最後通告し、パラドクスを襲わせてムテキゲーマーの力を削ごうとしたが失敗、第38話でブレイブに裏切られてしまい、
エグゼイドムテキゲーマー、ブレイブレガシーゲーマーと戦い、必殺技の同時攻撃により変身解除に追い込まれ撤退するという失態を犯す。
第39話では西馬ニコにゲムデウスウイルスを感染させ、エグゼイドとパラドクスの同士討ちを目論み、成功する。
だが、第40話で芝居だと分かり、エグゼイドムテキゲーマー、パラドクスレベル99と激闘を演じ、3度目の正直で同時必殺技を受け完全撃破されてしまう。
変身するための仮面ライダークロニクルガシャット(マスター)も破壊され、その光景に激昂し、「ハイパームテキガシャット」さえなければという執念にも似た恨み節は自身の中のバグスターウイルスの力を永夢のように使ってバグヴァイザーIIに残った残存データにより隠されたクロノス第3の能力「リセット」を発動し、自身のガシャットを完全修復し、障害となるハイパームテキガシャットを消滅させるという大逆転劇を見せた。
だが、第41話で時間をかけ特別な処置を施して再製造された「ハイパームテキガシャット」で変身したエグゼイドムテキゲーマーにダメージを負わされる。
第42話では自身でライダーたちに弱体化された「ゲムデウス」を撃破した直後、バグヴァイザーIIに「ゲムデウス」のデータを注入し、自身に投与すると「ゲムデウス」に変わるラスボスとなった。
最終話では「ゲムデウス」の力を失い、元に戻りながらライダー達を苦しめるが、変身不能と思われていた永夢がポーズ中に動くというイレギュラーな事態が起き、更にバグヴァイザーIIを破損してしまう。
変身アイテムの破損とパラドクスの用いたゲムデウスワクチンで弱体化、レベル2のライダー達に圧倒されていき、最期は「マイティクリティカルストライク」を叩き込まれてついに撃破された。
『エグゼイドトリロジー』では『ゲンムVSレーザー』でバグスターウイルスとして復活した檀正宗が変身、ゲンムレベルビリオンと戦うものの、その能力により敗北。
九条貴利矢に自身の力を宿したバグヴァイザーIIを託した。
『仮面ライダーゲンムズ -ザ・プレジデンツ-』では本作の檀黎斗と同様に天津垓の肉体へと感染し復活、変身は後編のみでゲンムレベル2と交戦している。
【余談】
名前の由来についてだが、時計の意匠やクロノスという名前で一般的にイメージされるものとして、ギリシア神話の時間神が浮かぶ人もいるだろうが、
同じギリシア神話に英語読みが同じでギリシア語読みもほぼ同じ農耕神(こちらはゼウスの父親としても有名)も存在する。
クロニクル(年代記)というタイトルや時間操作能力から時間神がモチーフだと思われるが、
「檀黎斗の父」というポジションで登場したキャラクターが変身することからダブルミーニングともとれる。
最終更新:2024年12月11日 13:03