カロー

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|【名前】|カロー| |【読み方】|かろー| |【登場作品】|[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]| |【所属】|[[宇宙幕府ジャークマター]]| |【名前の由来】|家老| |【一覧】|[[こちら>一覧:宇宙戦隊キュウレンジャー登場怪人]]を参照| **【詳細】 ジャークマターに属する幹部の総称。 チキュウを除けば、各惑星に1人ずつ派遣されている[[ダイカーン]]達の束ね役であり、各星座系に1人配置されている。 星座系は88ある為に総勢88人存在し、「総数88人」という実質ジャークマターにおける大幹部的な立ち位置ながら膨大な数であり、ジャークマターの戦力を窺い知る事ができる。 その立場と戦闘力はダイカーンを凌駕し、担当管轄外の惑星にいた人材でも自らの権力で手駒に加える事ができる程である。 アルマゲ直下の刺客として活動していた[[イカーゲン]]と[[マーダッコ]]は少なくともダイカーンより上の立場のようだが、カローとどちらが立場的に上なのかは不明。 しかし、更に上の立場に最高幹部「[[フクショーグン]]」が存在し、物語の中盤から終盤にかけては過去の世界での戦闘や何度も復活するフクショーグンとの激戦にシフトしていった為、劇中で登場した個体数はあまり多くない。 Space.32で[[ドン・アルマゲ]]から「フクショーグンへの昇格を条件としたキュウレンジャーの抹殺指令」が全員に通達され、彼らはそれぞれ自らの出世の為に動き出す。 しかし、既にフクショーグンと互角に渡り合える程の力を得たキュウレンジャーの敵ではなく、以前のダイカーンに代わる一般怪人の立ち位置に成り下がってしまった。 **【余談】 名前の由来となる「家老」は武家の家臣団の中でも最高の地位にあった役職の事であり、本来は複数人存在し、合議制により様々な事を決めていた。 そのような由来であるにも関わらず、1つの星座系に1人しか担当者がおらず、複数人のカローが協力している様子は見られない。 更に言えば、カローが部下としてダイカーンを扱っている場面もなく、[[フクショーグン]]が手近な駒として指揮下に加えている。 序列で言えば、代官([[ダイカーン]])の次のポジションだが、戦国時代より代官を職名とする地位全般を指すようになった事も考えれば、ジャークマターの支配体制がどれだけ広い視野で練られたものであるかが見て取れる。 ダイカーンは「1つの惑星を自分の自由にできる」という魅力的な役職だが、1つの星座系そのものを管理担当するカローから見れば、無数にある惑星の1つでダイカーンがどんな圧政をしていようとも些事に過ぎず、視界の端で虫が何かをやっているようなものであり、動きが大きくなる程に目障りになったり、その時点で虫の存在に気が付く(虫を処分するなり、遠ざけるなり、そこからの対処はその者に任されている模様)。 更に上位のフクショーグンは惑星やプラネジューム採掘の管理と全くかけ離れたポジションであり、「ジャークマターを倒す」という目的の元でキュウレンジャーが戦い続けた結果、ダイカーンとカローが一怪人と同じ扱いに宜なるかなと言える。 その理由で言えば、サイボーグ手術を受けて機械化した[[メカマーダッコ]]も結局はキュウレンジャーの脅威に成り得ずに倒されていったが、あくまでパワーアップが「カロー」というポジションに収まる程度だった為と考える事もできる。 ----
|【名前】|カロー| |【読み方】|かろー| |【登場作品】|[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]| |【所属】|[[宇宙幕府ジャークマター]]| |【名前の由来】|家老| |【一覧】|[[こちら>一覧:宇宙戦隊キュウレンジャー登場怪人]]を参照| **【詳細】 ジャークマターに属する幹部の総称。 チキュウを除けば、各惑星に1人ずつ派遣されている[[ダイカーン]]達の束ね役であり、各星座系に1人配置されている。 星座系は88ある為にその総勢は88人。 ジャークマターにおける大幹部的な立ち位置ながら膨大な数であり、ジャークマターの戦力を窺い知る事ができる。 その立場と戦闘力はダイカーンを凌駕し、担当管轄外の惑星にいた人材でも自らの権力で手駒に加える事ができる程である。 アルマゲ直下の刺客として活動していた[[イカーゲン]]と[[マーダッコ]]は少なくともダイカーンより上の立場のようだが、イカーゲンの行動に対してカローが派遣される(その前に倒されたが)という場面があるため、権力の強さで言えばカローが上に当たる模様。 しかし、更に上の立場に最高幹部「[[フクショーグン]]」が存在し、物語の中盤から終盤にかけては過去の世界での戦闘や何度も復活するフクショーグンとの激戦にシフトしていった為、劇中で登場した個体数はあまり多くない。 流石に88人も出せないだろうし… Space.32で[[ドン・アルマゲ]]から「フクショーグンへの昇格を条件としたキュウレンジャーの抹殺指令」が全員に通達され、彼らはそれぞれ自らの出世の為に動き出す。 しかし、既にフクショーグンと互角に渡り合える程の力を得たキュウレンジャーの敵ではなく、以前のダイカーンに代わる一般怪人の立ち位置に成り下がってしまった。 さらにアルマゲの目的が暴露されたため、ほとんどのカローはジャークマターを離脱することとなった。 なおチキュウには多くのダイカーンが配置されていたが劇場版でゲース・スターにより滅亡寸前に陥ったため、それらはチキュウから脱出しており、カローの面々も似たような理由で我が身可愛さを優先して逃げ出すという結末となったのだった。 **【余談】 名前の由来は「家老」。 武家の家臣団の中でも最高の地位にあった役職の事であり、本来は複数人存在し、合議制により様々な事を決めていた。 そのような由来であるにも関わらず、1つの星座系に1人しか担当者がおらず、複数人のカローが協力している様子は見られない。 更に言えば、カローが部下としてダイカーンを扱っている場面もなく、[[フクショーグン]]が手近な駒として指揮下に加えているカローがほとんど。 序列で言えば、代官([[ダイカーン]])の次のポジションだが、戦国時代より代官を職名とする地位全般を指すようになった事も考えれば、ジャークマターの支配体制がどれだけ広い視野で練られたものであるかが見て取れる。 ダイカーンは「1つの惑星を自分の自由にできる」という魅力的な役職だが、1つの星座系そのものを管理担当するカローから見れば、無数にある惑星の1つでダイカーンがどんな圧政をしていようとも些事に過ぎず、 視界の端で虫が何かをやっているようなものであり、動きが大きくなる程に目障りになったり、その時点で虫の存在に気が付く(虫を処分するなり、遠ざけるなり、そこからの対処はその者に任されている模様)。 更に上位のフクショーグンは惑星やプラネジューム採掘の管理と全くかけ離れたポジションであり、「ジャークマターを倒す」という目的の元でキュウレンジャーが戦い続けた結果、ダイカーンとカローが一怪人と同じ扱いに宜なるかなと言える。 その理由で言えば、サイボーグ手術を受けて機械化した[[メカマーダッコ]]も結局はキュウレンジャーの脅威に成り得ずに倒されていったが、あくまでパワーアップした範囲が「カロー」というポジションに収まる程度だった為と考える事もできる。 出世街道としてみた場合、カローというポジションはジャークマターの中では実質的な終着点と言える。 一つの星座系をまるごと任せるというスケールの大きい仕事ではあるが、劇中に登場したカロー達は自分の趣味に走っている者が多いことがわかる。 ダイカーン時代も一つの星を好きにできるという大きな利益を餌にしつつ、欲望のままに力、この場合権力という意味も含む、を扱うことに味をしめさせ、それを引き継いでその支配域を星座系1つまるまるに拡大させる。 カローになってしまえば無数のダイカーン達が自分の手足になり、邪魔者の排除は任せれば良いし、ダイカーン自体が目障りになれば、処分は容易い。 ある意味星座系一つを使った、抜きん出た能力者を飼い殺しするためのシステムと言える。 カローの数が88と決まっているのも、与えられる領地(星座系)が決まっていること、さらに言えばカロー同士が連携しにくくすることが目的である可能性も考えられる。 実際カロー同士が同時に現れた例は星座系を無視して行動していたメカマーダッコと共に行動していた一部の者に限られる。 劇中では[[ザンダバルド]]がダイカーンからカローに昇進しているが、つまりは彼が与えられたジョウギ座星系の元々居たカローは左遷されるなり、始末されるなりして排除されたということである。 好きなように権力を振るう最高地点に居ながら、結局はジャークマターという組織の意向に逆らえず、独自に動く刺客や他の同僚から足を引っ張られる可能性が常に付いて回る。 出世したとは言え、不安定な立ち位置に居続けるカロー達が趣味に走ったり、より上位への座を約束された途端にそれに飛びついていたのも、それらを考慮すればカローという立場も栄光を約束したポジションでは決して無い…ということの現れなのかもしれない。 ----

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