埴輪武者モガリ

「縊を返せ…」

【名前】 埴輪武者モガリ
【読み方】 はにわむしゃもがり
【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー
【登場話】 Task.6「呪いの霧」
【所属】 なし
【分類】 縊谷の番人
【関連プレシャス (護衛対象)
【モチーフ】 埴輪
【デザインモチーフ】 バトルフィーバーロボ

【詳細】

「かつて縊谷で滅んだ民族が大切にしていた」といわれる秘薬「縊」を守る為に配置された埴輪型の兵士。

縊がほんの1滴でも人間に付着すると反応し、その人間を縊を盗んだ者として襲い掛かる習性をもつ。
石のような頑丈なボディで相手の攻撃を受け付けず、圧倒的なパワーと両目からの光線を武器とし、巨大な剣で武装している。

等身大の傀儡と巨大な本体が存在し、傀儡の方が倒されると同時に本体が動き出す仕掛けになっている(大神官ガジャ曰く「(等身大の方は)スイッチに過ぎない」)。

上述の習性をガジャに利用され、縊谷に踏み入った人々の首筋にガジャが縊を付着させ、自身に襲われた人々は次々と行方不明になっていく。
その真相を突き止めようとボウケンジャーはまんまと縊谷にやって来て、ガジャは埴輪武者にボウケンジャーを襲わせようと目論む。

菜月とさくらに襲い掛かるが、真墨に襲い掛かろうとしたところにレッドとブルーが駆け付ける。
圧倒的なパワーと頑丈なボディで2人を苦戦させ、両目からの光線で攻撃するが、一瞬の隙を突いたレッドにボウケンジャベリンを右肩に突き立てられる。

その後、ブラックとブルーに対して大剣も用いて苦戦させるが、レッドが付けた右肩の傷を2人に狙われる。
一瞬の隙を突いたブルーにサバイブレードを傷に突き立てられ、ブラックにラジアルハンマーでサバイブレードを杭のように打ち込まれ倒される。

その直後、上述の仕掛けによって巨大な本体が出現する。
街に向かおうとするもダイボウケンが立ち塞がり、頑丈なボディで轟轟剣の斬撃を無効化し、剣を振るって苦戦させるが、ダイボウケンがゴーゴードリルとゴーゴーショベルを轟轟武装したダイボウケンドリル&ショベルに圧倒され、最期はライジングペネトレーションを受け倒された。

敗北後、この埴輪武者の危険が消えたと同時に縊もプレシャスとしての価値はなくなった。

【余談】

デザインモチーフは『バトルフィーバーJ』のバトルフィーバーロボとなっており、等身大のモガリが倒された後に巨大なモガリが出現するという流れは『バトルフィーバーJ』でエゴス怪人が倒された直後にその怪人の弟(妹)・悪魔ロボットが登場する設定をオマージュしている。

単なる偶然だが、ED後の『スーパー戦隊ファイル』で紹介されたスーパー戦隊も『バトルフィーバーJ』だった(その際にシリーズ初の巨大ロボット・バトルフィーバーロボの紹介もあった)。

スーパー戦隊ネットではゴードム文明の怪人として掲載されている。

埴輪をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『五星戦隊ダイレンジャー』のハニワ腹話術師以来の登場となる。

最終更新:2017年10月23日 23:34