「宇宙最強のこの私がーー!」
【詳細】
宇宙拳法の使い手として名を馳せる、パチャカマック一族の12代目。
激気とも臨気とも幻気とも異なる、緑色の
オーラで表現される独自の気を持つ。
初代パチャカマックは人格者であったようだが、彼自身は「自分自身が楽しめることが唯一正しい」という傲慢で危険な思想の持ち主である。
その凶悪さゆえに惑星イスラという場所に封印されていたが、TV本編最終話で宇宙に旅立った明石とさくらが封印をといてしまい、さくらに憑依して彼女の身体を人質としつつ明石を脅迫、協力者にした上で、初代パチャカマックが地球に封印した「宇宙拳法究極の力」を手に入れるべく地球にやってくる。
まずはスクラッチで保管されていた赤い宝玉をボウケンジャー、ゲキレンジャー、
風のシズカによる争奪戦に乗じて明石に奪わせ、更に青い宝玉が保管されている
臨獣殿にダイボイジャーで乗り込み、「宇宙拳法究極の力」に興味を示した
理央を仲間に引き入れる。
南米の神殿で封印を解く事に成功し、理央、
メレ、
獣人バーカーに「宇宙拳法究極の力」を分け与えて強化すると同時に心を奪って下僕にしてしまう(しかし極めて鈍いバーカーのみ洗脳も意味がなかった模様)。
自らの力を見せ付けるために街中で暴れまわっているところでボウケンジャーとゲキレンジャーが駆け付け、ゲキレッドとボウケンレッドと交戦し、「宇宙拳法究極の力」で得た両肩から腕が生えた四本腕形態と、宇宙拳秘技「彗星激突」などの圧倒的な破壊力を持つ技で圧倒する。
だが、冒険スピリッツを理解したゲキレッドとワキワキを理解したボウケンレッドによって宇宙拳奥義「惑星直列波」を破られ、レッドゾーンタイガー撃で吹っ飛ばされ、バーカーごと轟轟ゲキゲキシュートを受けるが、それでも生き延びるしぶとさをみせつける。
その後、巨大化し月から地球を丸ごと破壊しようとし、追いかけてきた2大戦隊のアルティメットダイボウケン、ゲキトージャウルフ、ゲキファイヤーの3体を圧倒する極めて高い戦闘力を発揮する。
だが、理央とメレが操られていた礼をするためにリンライオンとリンカメレオンで現れ、ゴウの呼びかけに応じてリンライオンとリンカメレオンがゲキトージャウルフと合体、ゲキリントージャウルフとなってからは形成が逆転。
激臨剣によって両肩の腕をあっさり斬り落とされた上に圧倒され、最期は大聖剣斬り、激臨狼狼斬、頑頑ナックル落としを連続で受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。
【余談】
モチーフは『秘密戦隊ゴレンジャー』のバリドリーン。
「パチャカマック」という名前の由来は、アステカ神話における創造神の名前から。
最終更新:2024年03月14日 18:20