バラカクタス-1

「おのれ…弟よ…うぅ……」

【名前】 バラカクタス-1
【読み方】 ばらかくたすわん
【声】 菅原正志
【登場作品】 超力戦隊オーレンジャー
【登場話】 第5話「激愛!!炎の兄弟」
【所属】 マシン帝国バラノイア
【分類】 マシン獣
【モチーフ】 サボテン

【詳細】

バラノイアが開発したマシン獣。バラカクタス-2の兄。
彼の両肩についた大きな花から放たれる花粉を吸った人間は、苦しんだ挙句機械を食べ、食べた機械の能力を自分の物にすることが出来、最終的には人間の心を失い暴れまわってしまい、彼の操り人形になってしまう。
その他にも、目から放つ光線や手から発生させる鞭、花から発射するおしべ爆弾を駆使して戦う。

少年隆・剛兄弟の兄弟げんかの仲裁に入っていたオーブルーを最初の獲物として襲い掛かり、彼らに花粉を浴びせかけ退散、その際に弟の隆が花粉を吸い込んでしまい、パソコンやガスコンロを食べてしまう(食べ終わった際にはそれらの能力を身に着けた事を指し示すかのように目が黄色く光る演出がなされた)。

その後あちこちに出没し人間に花粉を浴びせまわってるところにオーレンジャーと遭遇、合流したバラカクタス2と共にオーレンジャーと戦う。
息の合ったコンビネーションでオーレンジャーを大苦戦させるが、攻撃をしくじった弟を殴り飛ばす。だが、それに巻き込まれそうになった隆を庇い、怪我を負いながらも彼に逃げるように諭す兄・剛の姿を見て、奇妙な感情=兄弟愛を覚え、それに怒ったバッカスフンドに月面基地にバラカクタス2ともども連行される。

その後、バッカスフンドに弟を人質に獲られ、人間社会を破滅させるために再び地球に進行、逃げた隆を探しているブルーを除くオーレンジャー4人と再戦、初めはおされ気味だったが、新たに拳銃の能力を得た隆(もうすでに人間の心を失っている)の加勢で、隆相手に攻撃できないオーレンジャーを圧倒する。
しかし、剛の必死の呼びかけにより隆は正気を取り戻し、彼ら兄弟とブルーの必死の一撃を喰らい形勢が逆転。
キングスマッシャーを喰らい敗北した。

しかしそれでもとどめにはいたっておらず、月面基地に帰還。だがその際にはもうすでに弟は愛と言う感情を持ったとしてバッカスフンドによって粛清されていて、その死を嘆き悲しんだ彼もバッカスフンドによって完全に破壊された。

【余談】

作中で人語を喋った初のマシン獣でもある。

声を演じる菅原氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2012年07月02日 00:49