行動隊長ヤンガー

「よくも兄貴を星にしたなぁ~!」

【名前】 行動隊長ヤンガー
【読み方】 こうどうたいちょうやんがー
【声】 檜山修之(ゴーカイジャー)
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
【登場話(ゴーカイジャー)】 第8話「スパイ小作戦」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長/スニークブラザース
【プロフィール】 元々は兄・エルダーと同様にトゲトゲの付いた小さな赤色のボールのような姿を持つ宇宙人
【強化改造】 肉体肥大化
【特殊任務】 ゴーカイジャー情報収集作戦
【生物モチーフ】 ウニカメ
【名前の由来】 年下(英:younger)

【詳細】

トゲトゲのついた赤色のボールのような姿を持つ星の宇宙人で、ザンギャックの行動隊長エルダーの弟。

本来は転がるくらいしか出来ない体をインサーンの改造手術を受けることで巨大化させ、約6倍になるまで肥大化した上戦闘用のボディを加えることで二足歩行出来るように改造されている。
生まれほぼそのままの兄がその小ささを活かした隠密行動を専門としているのに対し、弟である彼は屈強な体を活かした戦闘を専門としている。

エルダーは見た目そのままだが、ヤンガーは戦闘用ボディの割合が大きく白い屈強な肉体に本体が寄生しているような姿。
増設された肉体にはのっぺりとした顔のような部分もあるが、感覚器官は右肩にひっつく本体側にある模様。

兄とはテレパシーのようなもので意思疎通が可能であり、兄弟ということもあってお互いの信頼は抜群。
機動力の低い兄を、肉体を持つ弟がサポートするという形で潜入活動を得意とするものの、テレパシーはあくまで意思が疎通出来るだけで視覚情報を共有することは出来ない。
また本来は存在しない手足であるためか、微細なコントロールが効かず遠投技術が極めて低い。
そのため空中に停泊しているゴーカイガレオンにエルダーを投げ込む際には、何度も外して兄を酷い目に遭わせた(次第に引率していたゴーミンも呆れて暇を潰している)為、彼から「わざとやってるのでは?」と疑われながらも否定を交えて謝罪している。
その後、ゴーカイガレオンから追い出されたエルダーをキャッチしようとするも見当違いな方向に構えている始末。

そんな凸凹コンビのスニークブラザースであるが、インサーンからの信頼は厚く、ダマラスの命で兄と共にゴーカイガレオンへの潜入捜査を開始する。

ダマラスとしては宇宙海賊であるゴーカイジャーが何故地球にとどまりザンギャックに抵抗を続けるのか、その理由が知りたかったこともありスニークブラザーズの情報収集でその理由を知ろうとしていた。
兄をゴーカイガレオンに投げ込んだ後、テレパシーで情報収集をしていたものの結局その存在が露見してしまったため追い出されたエルダーと共にゴーカイジャーと交戦。

地上側で待機していたゴーミン達と共に戦いを挑むも瞬く間に一掃されたため、兄弟の抜群のコンビネーションで圧倒するが、ゴーグルファイブに豪快チェンジした5人のゴーグルリボンによる攻撃にエルダーと共に翻弄された後、ゴーカイスラッシュをエルダーと共に受け敗北。

その直後、巨大化ビームをエルダーと共に浴びて巨大化する。
自身が投げ飛ばしたエルダーをゴーカイオーのゴーカイバットでホームランされ、兄の仇を討とうと立ち向かうが、最期はデカゴーカイオーのゴーカイフルブラストを受け爆散した。

ギャグチックに話が進んでいた本エピソードであるが、ダマラスは「ゴーカイジャーが地球にある大いなる力を狙っている」情報を入手。
撃退されたもののその目的は果たしているあたり、なんだかんだでインサーンが信頼するほどの実績はあったのかもしれない。

【仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z】

宇宙犯罪組織マドーの怪人として登場。

【余談】

本体側のモチーフはウニで、白いボディのモチーフはカメ。

デザイナーを務める韮沢靖氏によれば、「現在の隠密専門の小型の兄(エルダー)になる以前、『赤い生物が兄で白いボディが弟』という二心一体の怪人を考えていた」らしい(原画集『ザンギャックワークス~LOG~』より)。

戦闘員も呆れるようなコミカルさを持ち、「○○一の」を自称する辺りは『激走戦隊カーレンジャー』の宇宙暴走族ボーゾックを連想させる。

スーツは後に行動隊長シスターに流用された。なんと妹。

『ゴーカイジャー』で声を演じる檜山氏は後に平成仮面ライダーシリーズ第13作目のナレーションを担当し、レギュラー出演もしている。

最終更新:2024年12月04日 03:39