千年の邪気

ウラ「戻るべき狼鬼の肉体を失いし、迷える一千年の邪気よ。新たなるオルグとして蘇るでおじゃる!」

【名前】 千年の邪気
【読み方】 せんねんのじゃき
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー

【詳細】

「闇狼の面」というオオカミを模した仮面に宿っていた邪気。

1000年前、シロガネ(後のガオシルバー/大神月麿)がオルグの王・百鬼丸を倒す為に面を装備し、邪気に取り憑かれてしまう。

取り憑かれたシロガネは「狼鬼」と呼ばれる鬼に変化し、3体のパワーアニマルを魔獣化させ、ガオハンターに魔獣合体させる。
しかし、百鬼丸を倒した引き換えに完全な鬼となった彼は当時の仲間達に自身を封印するように頼み、パワーアニマル達と共に長い眠りに就いた。

ハイネスデュークウラによって封印が解かれ、現代に復活した後、1000年間封印されていた腹癒せに暴れ回る。
旧友のガオゴッドの働きで徐々にシロガネとしての記憶を取り戻していき、ウラに記憶を書き換えられた為に従順な下僕となってしまう。

しかし、ガオキングストライカーの前にガオハンターと共に敗れ去り、シロガネは邪気から解放された。

邪気はシロガネから分離された後、しぶとく生きていたウラによって闇狼の面に込められ、狼鬼としての姿を取り戻す。
ガオシルバーとなったシロガネを凌駕するパワーを見せるが、ガオレンジャーの協力で狼鬼は滅び去り、それと同時に闇狼の面も破壊された。

しかし、邪気そのものは現世に漂い、3体のオルグ魔人の身体に宿る。
更にその邪気の一部はヤバイバツエツエにも取り憑き、彼らをそれぞれ装甲ヤバイバ装甲ツエツエとしてパワーアップさせた。

3体のオルグ魔人を器として強化された邪気はシロガネの肉体に戻ろうとするが、シロガネの不屈の精神によって拒絶されてしまう。
戻る場所を失った邪気は「待っていた」とばかりにウラに吸収され、彼を究極体に変貌させる。

しかし、ガオイカロスによって邪気は消え去り、ウラは元の姿に戻ってしまい、彼の死と同時にヤバイバとツエツエも元の姿に戻った。

最終更新:2013年04月25日 20:21