クロウイマジン

「お前の望みが過去への記憶を繋ぐ」

【名前】 クロウイマジン
【読み方】 くろういまじん
【声】 西凛太朗
【スーツアクター】 押川善文
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第7話「ジェラシー・ボンバー」
第8話「哀メロディー・愛メモリー」
【分類】 イマジン
【契約者】 斉藤優美
【契約内容】 結婚する筈だった人を忘れたい→思い出の曲を奏でる者を喰らう
【過去の日付】 2006年7月24日(契約者が結婚式を挙げたが、その最中に喧嘩別れした日)
【童話】 鳥の王様選び
【イメージモチーフ】 カラス
【特色/力】 飛翔能力、爆発する羽手裏剣
【その他のモチーフ】 王様

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が斉藤優美と契約し、彼女の想い描く童話『鳥の王様選び』からカラスをイメージし、この世に現出した姿。

魔法の杖を持ち、杖の力で背中から金色の翼を出現させ、空中を自由自在に飛び回る事ができる。
広げた羽からは羽手裏剣を飛ばし、相手を爆殺する攻撃を得意とする。
しかし全ての能力の起点である魔法の杖がないと翼を出せず飛行能力を使えないので、攻撃手段が無くなってしまい著しく弱体化する欠点を持つ。

契約者である優美の「結婚する筈だった人を忘れる」という望みを叶える為、思い出の曲だったビバルディーの「四季」を奏でている者を「消去!」の掛け声と共に神隠しして契約完了を狙って行動する。

最終的に契約者の持つネックレスを破壊した事で契約が完了し、結婚式当日に移動すると参列者に襲い掛かる。
しかし、駆け付けた電王ロッドフォームになす術もなく翻弄され、最期はソードフォームの「俺の必殺技・パート3(エクストリームスラッシュ)」を受け爆散した。

過去に飛んだ際、契約者の結婚式が仏滅(縁起が悪く避けた方が良いとされている)だった事が判明する。

【余談】

『鳥の王様選び』をイメージソースとしている為に王様のような派手なデザインとなり、「目からカラスの嘴が突き出ている」という異形を持つ。
ちなみにソース元はイソップ童話の一つであるが、その話が意味する教訓は「どんなに着飾ったり見た目を良くしても、上辺だけの嘘や偽りはなんの意味もない」。
デザインモチーフに含まれる王様は、童話の中ではゼウスのこと。

同話で『仮面ライダー龍騎』の島田奈々子役や『仮面ライダー555』のスマートレディ役の栗原瞳氏が契約者の斉藤優美役としてゲスト出演している。


声を演じる西氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となり、『五星戦隊ダイレンジャー』のシャダム中佐以来、13年振りに特撮作品に出演している。

最終更新:2025年05月28日 01:58