ワルズ・ギル「グレートワルズ、発進!」
【詳細】
ザンギャックが開発した超高性能巨大ロボット。
ダマラス曰く「誰でも地球を制圧できるロボット」。
アクドス・ギルの命令により
ギガントホースに配備され、ザンギャックの持ちうる科学の粋を集めて生み出された。
通常兵器を遥かに上回る武装とスピードを兼ね備え、戦闘力も非常に高い。
ワルズ・ギルの顔を模した胸部を持ち、悪趣味な姿をしているが、
インサーンはそのデザインを大いに気に入っている。
脚部にホバリング機能を持ち、一瞬で最高速度に達して恐るべきスピードでの移動が可能となる。
左腕からはエネルギーを集束させた「ワルズアロー」を連射し、素早い相手も確実に撃ち落とす事ができ、胸部にあしらわれた巨大なワルズ・ギルの顔面からの「ワルズギルティ」は1度ターゲットをロックオンすると相手を焼きつくすまで絶対に停止せず、凄まじい威力を誇る超々高熱光線でもある。
ダマラス達を見返そうとワルズ・ギル自身が搭乗し、ギガントホースの機首部分から出撃する。
右腕には巨大なソードを装備し、その凄まじい戦闘力を発揮して、ゴーカイオーと豪獣神を敗退に追い込む程の成果を見せる。
その後、
バリゾーグがジョーに倒され、
ドゴーミンもゴーカイジャーに倒されると再出撃する。
劣らぬ戦闘力で2体を圧倒するが、ゴーカイジャーが自覚した自分達の大いなる力によって誕生したカンゼンゴーカイオーの凄まじい戦闘力に怯み、最期はゴーカイカンゼンバーストを受け爆散した(ワルズ・ギルもこの爆発に巻き込まれた)。
【余談】
「胸部に顔がある」というデザインは前作『
天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイアルティメットを思わせる。
デザインを担当した篠原保氏によると「ワルズ・ギル専用ロボなので彼の顔が胸にドーンとあって、武装も式典用というか派手な感じに作っている」ことを想定しているとのこと。
行動隊長ではないので戦闘員モチーフもジンマーをモチーフに組み込んでいる。
過去のスーパー戦隊シリーズにも戦闘力の高い敵側の巨大ロボットが登場し、その一部は操縦者をモチーフにしている事もある。
スーパー戦隊を1度は完膚なき敗北に追い込むが、次話では新たなる合体を果たした巨大ロボットなどにより大半は倒される運命にある。
てれびくん2012年1月号の『宇宙ゴーカイ新聞・全戦全勝ゴーカイジャー名勝負ベスト10!!』で第2位の相手となった。
スーツは後にグレートインサーンに改造された。
最終更新:2025年01月12日 03:17