タイプシャドー

「オーケー!オーケー!何と素っ晴らしい!タイトル通りだ!」

【名前】 タイプシャドー
【読み方】 たいぷしゃどー
【声】 松本保典
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第10駅「トカッチ、夕焼けに死す」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【闇形式】 ノハ10622-10
【闇装備】 タイプライター系キー
【闇駅名】 不明
【心の闇】 混乱?
【シャドー怪人薀蓄】 タイプシャドーが打ち込んだタイトルの運命からは、絶対に逃れられない
【モチーフ】 タイプライター、ピエロ?
【闇形式の由来】 不明

【詳細】

全身のあちこちに「タイプライター系キー」という文字キーを埋め込んだ印字装置系シャドー怪人。
このキーを踊りながら叩いて「タイトル」を打ち込み、腹部のエンタキーを押すとそれを「現実」にしてしまう能力を持つ。

ノア夫人によって「心の闇」を集めるために街に送り込まれると、その存在を察知したトッキュウジャーと対峙。
手始めにトッキュウレッシャーに『さよなら、トッキュウレッシャー』と「タイトル」を打ち込んで暴走させ、街の外へ追放してしまう(能天気なライトからは、敵でありながら「ちょっと面白いな」と賛美されていた)。
さらに、自主トレーニングのランニングをしていて遅れて来たトカッチに目をつけると、『トカッチ、夕焼けに死す』という最悪の「タイトル」を植え付けるが、1号の攻撃で頭部の角を破損して撤退する。

その後、「心の闇」を摂取して負傷箇所を回復させると、彼を捜索していたトカッチ以外のトッキュウジャーに見つかり交戦する。
さらに日没前ギリギリにトカッチが参戦し、彼が変身した2号と1号のタッグと戦う。
2対1で「乗り換え変身」を駆使する2人の連携攻撃に翻弄されるが、タイムリミットの「夕方」が訪れると「タイトル」の効果が発動して遂にトカッチの「殺害」に成功……したかに見えたが、実はその戦いの猛攻で気付かぬうちにそのトカッチ自身に身体中のキーを押されて、「タイトル」が『トカッチ、夕焼けに死す……そして復活!』に改竄されており、皮肉にも自分の能力を利用されて殺害計画が無効化されてしまう。

逆上して新たな「タイトル」を付けようとするが、2号の攻撃に両手の動きが封じられ、さらにレンケツバズーカの「レインボーラッシュ」が彼のイマジネーションで「お習字」に変化。
身体に張り付いた半紙に『シャドー怪人の最期』と筆で書かれ、上空から落下する硯石が直撃し、脳震盪を起こして死亡した。

直後、闇暴走で巨大化し、暴走して宇宙まで飛んでしまったトッキュウレッシャーの代わりに合体したディーゼルオーと夜の工場区域で戦う。
しかし、開戦直後にまたも身体のキーを利用されて、ディーゼルオーに『帰ってきたトッキュウレッシャー』という「タイトル」を作成されてトッキュウレッシャーが街に帰還。トッキュウオーに合体し、2対1で戦闘になる。
今度は『トッキュウオー大爆発』という「タイトル」で反撃に出るが、強固な耐久力を持つディーゼルオーが身を挺して庇い失敗。さらに能力の発動のトリガーである腹部のエンタキーを破壊され、「タイトル」作成が不可能になってしまう。

最期は2体ロボの「フミキリケン烈車スラッシュ」と「ディーゼルオースピンキック」を同時に受けて爆散した(ちなみに「オッケ……じゃなくて『K.O.』」と断末魔を上げている)。

【余談】

このシャドー怪人が支配しようとした「闇駅」の詳細は不明。
ただし、公式の記述によると自身の能力による「混乱」から「心の闇」を集めようとしていたらしい。

フリル型の袖口や裾、メイクされた仮面のような顔など、ピエロを意識した風貌をしている。

創作魂に満ちた精神の持ち主で、「オーケー!」と叫びながら自分が繰り出す「タイトル」のインスピレーションに歓喜する癖がある。

最終更新:2014年05月11日 21:53