マンネンヒツシャドー

「『トッキュウジャー』なのに4人とは、飛んだ落第戦隊ですな」

【名前】 マンネンヒツシャドー
【読み方】 まんねんひつしゃどー
【声】 飛田展男
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第36駅「夢は100点」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【主】 ノア夫人
【闇形式】 ノハ1000012-36
【闇装備】 ニブ系アックス
【作戦運行】 自身の能力で人々のアイデンティティーや夢などに対し、身勝手に0点を点ける事によって闇を集める
闇駅名】 落第学前
【心の闇】 批評による自信喪失?
【シャドー怪人薀蓄】 自身の利き腕は「右利き」
【器物モチーフ】 万年筆
【闇形式の由来】 万年筆(まん(10000)ねん(1)(2=英:two(ー))

【詳細】

一方的に人間に採点を付けようとする万年筆系シャドー怪人。
目に付けた人々に自己中心的な採点を勝手に始めては「0点」と評価し、右肩の万年筆で描いた「0点」をぶつけて相手を「落第」させてしまう(「落第」させられた相手は、例えば「女子力」ならダサいジャージ姿、「髪型」ならマッシュルームカットにされ、「眼鏡」ならその眼鏡が破壊される)。
万年筆はペン先からインクを噴射して目晦ましにしたり、仲間のクローズを吸収してインクを補充できる。
また、巨大化後は吸収した闇をインク霧状に放出し、一時的に更なる巨大化ができる。

トッキュウジャーたちが故郷の「昴ヶ浜」の手掛かりを探そうと、当時の教育実習生で恩師の女性が通っている「珀天大学」を訪れた際に、同じ大学のキャンパス内に出現。
通りすがりの女子大生やトカッチに「落第」を付けて悪事を働いていたところを、ヒカリ以外のトッキュウジャーに妨害されて交戦する。
しかし、直ぐに劣勢になると万年筆からのインクを吹き付けて彼らを真っ黒に染め、その隙に逃亡。
今度はヒカリがいた講義室に出没して人々を「落第」にしようとするが、インク切れを起こしてしまい、追いついたトッキュウジャーたちを尻目に退散する。

その後、仲間のクローズの中から自身が「満点」と評する一体を取り込んでインクを補充し、活動を再開。
再び現れたヒカリ以外のトッキュウジャーには「0点(0号)」にして精神的にダメージを与え、戦意喪失に追い込んでしまう(唯一元から「0点」でもポジティブだった1号には効果がなかったが、改めて「-100点」を与えて補っている)。
しかし、突如加勢に来た4号がハイパートッキュウジャーに変身すると形勢が逆転、採点する暇も与えられない猛攻に圧され、堕落した皆から拝借したトッキュウレッシャーとダイカイテンキャノンによる「ハイパー5連結クラッシュ」を受けて爆散する。

直後、闇暴走を起こして巨大化し、今まで離脱して戦いに参加してなかった6号が乗るビルドダイオードリルと交戦する。
自分の万年筆に蓄積していた闇でさらに何倍もの大きさに巨大化してビルドダイオーを圧倒するが、観戦していたトッキュウジャーたちも助太刀して自分と同じ大きさのトッキュウレインボー合体されると、「トッキュウレインボーファイナルスラッシュ」により倒されて爆散した。

【余談】

暴れ回っていたのは、大学のキャンパス内に限定されており、今まで「闇」を集めていたシャドー怪人の中では行動範囲が最小。
『エターナルメモリーズ』のコメントによると、デザイナーが(理由は不明だが)連想していた『先生』=『マント』というイメージから肩周りに白い布を巻き、またそれがあたかも「万年筆を握った右手」に見えるようにデザインされている。

最終更新:2015年06月22日 23:02