ブック眼魔

「どれが本物かわかるかい!?」

【名前】 ブック眼魔
【読み方】 ぶっくがんま
【声】 吉開清人
【登場作品】 仮面ライダーゴースト
【登場話】 第4話「驚愕!空の城!」
【分類】 眼魔
【特色/力】 分身、物体を浮遊させる
【器物モチーフ】 古書
【英雄モチーフ】 ルイス・キャロル

【詳細】

眼魔アサルトが古書と融合して誕生した眼魔。

分身体を生み出す能力を有し、分身体で相手を撹乱しての格闘攻撃を得意としているが、実際には「本体の方の帽子に鳥の飾りが付いている」という至極分かりやすい違いがある。
他にも物体を浮遊させる能力を有し、分身体が一斉に力を発揮すると街の一角を浮遊させる程の膨大な能力を発揮できる。

かの織田信長に憧れてる千石コーポレーション社長の羽柴信良の周囲で暗躍。
彼の秘書の佐久間理沙に憑り憑いた眼魔アサルトと共謀(仙人曰く、本人に憑依してしまうと眼魂を生み出すのに必要な「偉人への想い」が欠乏してしまうので、その周囲の人間の身体を乗っ取ってるらしい)して、地図上で巨大な眼魔の紋章を象るように次々と中小企業のオフィスでポルターガイスト騒ぎを起こして恐怖心からコーポレーションの傘下に入るように仕向け、会社の領土拡大を「冷酷な支配者」という面を強調させた織田信長に準えることで信良の野心を加速。
最終的に紋章に沿って配置していた分身が一斉に地形を浮遊させてできる巨大な浮島を信良の「安土城」に仕立てることで、彼の祖先が信長から直々に授かったとされる家宝の「手紙」を媒介に彼の命でノブナガゴーストを生み出そうと画策する。

しかし、社長の異変や関連企業で多発したポルターガイストに対して部下の秀夫が不可思議現象研究所の面々を社内に招いてたことから、社員にいたずらしていた所をタケルに発見される。
屋上から社員を地上に放り投げると、間一髪オレ魂に変身して転落した社員を救助したゴーストと交戦。
攻撃を回避すると同時に二体に分裂してゴーストを翻弄するが、彼に呼び出されたユルセンの助言でガンガンセイバーをリーチの長い薙刀モードに変えられて逆転され、分身の弟を身代わりに逃走する(その際にゴーストも漸く分身と本体の見分け方に気付いた)。

その後も上記の作戦を密かに続行し、調査中だったアカリが不可思議現象が発生した現場の位置関係の真相に気付いた頃合いに各地の分身体が活動を始めて町一帯が浮上。
その光景を信良に見せて歪んだ彼の心からノブナガゴーストを作ろうとするが、駆け付けた秀夫とタケルの説得で信良が我に返って作戦が頓挫すると、突然現れてタケルを襲撃し、彼が変身したゴーストと交戦。

ロビン魂の攻撃を無数の分身による防壁で防ぐと憤慨し、ゴーストを囲むように再び分身体を次々と作り出すが、最期は同じ数だけ増殖したロビン魂の「オメガストライク」を分身体と共に同時に受け爆散した。

なお、本体が倒されたことで分身体も消滅して街が落下を始めるが、ユルセン(仙人)が密かに隠し持ってたニュートンゴースト眼魂を使ってゴーストチェンジしたニュートン魂の「オメガドライブ(斥力の最大出力)」によって被害が最小限に留まり、理沙に憑依していたアサルトも信良に危害を加えようとした矢先、駆け付けたオレ魂の「オメガドライブ」のキックで瞬殺された。

【余談】

本体と分身体に関しては「道化のようにおふざけが過ぎる本体の兄真面目で兄の言動に翻弄される分身の弟」といった風にある程度の人格付けが為されている模様。

ほんの数秒の出来事の為に分かりにくいが、都市が地盤ごと浮遊した際の人々が唖然とする場面には『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』での類似シーンが流用されている。

最終更新:2016年02月20日 17:06