アムメーバ

クバル「全然痛くありません。だって、刺さずに済みますから」

【名前】 アムメーバ
【読み方】 あむめーば
【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー
【登場話】 第7話「ゴゴゴゴーストが出た」
【所属】 デスガリアン
【分類】 不明
【所属チーム】 チームクバル
【リーダー】 クバル
【対応機種】 不明
【ジャンル】 不明
【コンボ技】 不明
【メダル投入口】 なし
ブラッドゲーム 洗脳された身体で嘗ての仲間を屠る?
【モチーフ及び名前の由来】 アム(ホワイトタイガー)、メーバ

【詳細】

メーバたちに捕らわれたアムが、クバルが手にした謎のアンプルの中に吸い取られて液状化させられ、その場にいたメーバの内の1体の肉体に植えつけられた姿。
アンプルからアムの成分を植え付けられると同時にメーバの首部分が亀のようにアムの頭部にすげ変わり、洗脳された凶暴性から瞳が赤く染まっている。

アムとしての人格を失い「ぷるぷる」「ちゃりーん」としか喋れず、クバルの命令には絶対で彼が所持する銃剣を貸し与えられて戦う。

一緒に戦っていたアムがメーバ化した事実に愕然とするエレファント(ちなみに他の3人もデスガリアンらしき存在を感知して出動したが、同じ「悪の怪人」という気配からか、何故かデスガリアンではなく海岸に出現したシオマネキングの方に赴いている)をクバルの命令で攻撃。

戦意を失って変身解除に追い込まれたタスクを捕え、彼もメーバ化しようとするクバルのサポートを行うが、抵抗して抜け出された上にジュウオウバスターの威嚇射撃で逃げられ、クバルが身を隠したタスクに放った「10分以内に他の仲間を連れてこないと彼女を殺す」という強迫とともに撤収する。

その後、どこかの大階段の頂に設置されたクバルの玉座の傍らでペットのように彼に懐いていたところ、「(連絡を取った)皆との合流を待てない」と独り先走ってエレファントが登場すると、クバルの命令で彼と交戦。
やはり仲間を攻撃できない彼に一方的に銃弾で苦しめて再び変身を解かせ、遅れて駆けつけた大和たちの目前で残酷にもタスクを射殺する。

しかし、実は戦闘中にタスクの呼びかけでアム自身の意識を取り戻しており、クバルから見えない角度でタスクに送った合図(相手の口に自分の人差し指を添える仕草)で彼を安堵させると二人でクバルを欺く作戦を実行。本当にタスクを殺したと思い込んで油断したクバルの手元から銃撃でアンプルを弾き飛ばして死んだふりをするタスクの方までパスし、彼の手でアンプルを介してメーバの肉体から取り出されて元に戻ることができた(同時に融合していたメーバはタスクに殴り飛ばされ、アンプルも勝利宣言する彼に踏みつぶされた)。

作戦が失敗したことにクバルは立腹したが、直後に「倒すよりもゲームの障害として生かした方が面白い」とジュウオウジャーの脅威を認め、潔く撤収した。

【余談】

「アムメーバ」とは番組ホームページにて記述されている名称であり、『てれびくん』での紹介、及びクバルからの呼称は「虎メーバ」という名が使われている。

なお、今回の作戦で使用されたアンプルは、クバルが「ゲームの下準備を楽しくする道具」と称して用意した代物であり、ジニスに無断で侵入したサジタリアーク内倉庫で漁っていたメーバメダル(メーバの細胞)のデータから製造されたものと推測される。

基地内を物色する独断行動について、偶然暗躍を発見したナリアから問い詰められ、さらにその報告を受けたジニスも「奴には奴の思うところがあるのだろう」とアザルドに対して躍起になっていた彼の思慮に一定の理解を示す素振りを見せていたが、実際には他の幹部たちは同時系列で海岸でイーグルやゴーストと対戦中だったシオマネキングの活躍の方に夢中になっており(当のジニスも「彼らもゲームに組み込めないものか」と興味を抱き、さらにデスガリアン所属でもないのにコンテニュー処置で助力している)、手間をかけたわりには今回のクバルの活動は評価どころか観戦もされていなかったと言える。

最終更新:2016年05月21日 02:44