アナザーウィザード

【名前】 アナザーウィザード
【読み方】 あなざーうぃざーど
【声/俳優】 粟島瑞丸
【登場作品】 仮面ライダージオウ
【登場話】 EP07「マジック・ショータイム2018」
EP08「ビューティ&ビースト2012」
【分類】 アナザーライダー
【変身者】 早瀬
【特色/力】 魔法を操る
【モチーフ】 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル、魔法使い、指輪、白骨化した手、タナトスの器ファントム

【詳細】

2012年に誕生した「仮面ライダーウィザード」の力を持つアナザーライダー

「指輪の魔法使い」の異名を持つ仮面ライダーウィザード。
そのアナザーライダーであるこの怪人はフレイムスタイルを基礎としつつ、巨大な指輪となったような頭部が特徴的。
フレイムリングを象った形状ではあるが、赤く透き通るバイザーの下には人間の顔があり、なにかに耐えるように食いしばりむき出しになった歯と落ち窪み暗く淀んだ両目が見える。
こめかみの部分から後頭部へリングが伸び、顔面を覆うクリアバイザーはよく見ると後ろから怪物の手に鷲掴みにされてしまっているようでもある。

マントも擦り切れてボロボロの有様であり、希望のために戦う魔法使いであったウィザードの対局に位置する「絶望に染まった魔法使い」、それがアナザーウィザードの姿である。

固有能力としてオリジナル同様魔法を自由自在に操る。
仮面ライダーウィザードに成り代わっているが、あくまでアナザーライダーであるためか変身前でもその能力は使えるようで、早瀬は魔法の力をマジックに使い、ひっそりとマジシャンとして生活していた。
本来変身用のウィザードリングは左手、魔法発動用のリングは右手に装着されているがアナザーウィザードは左手にしか指輪をつけておらず、ハンドオーサーが白骨化した手になった腰のベルトに指輪をかざすことであらゆる魔法を発動できる。
この手順簡略化はオリジナルに比べ優れている点と言えるが、エレメントの切り替え、要はフォームチェンジやドラゴン系スタイルへの強化変身のようなことは不可。
本人そのものの強さに魔法は影響しないのはオリジナルに比べると欠点と言える。
恐らく白い魔法使いやソーサラー等のようにリングを切り替えず様々な魔法を使う「コモンウィザードリング」に由来するものと思われる。

しかし属性を変えること無く土壁を形成するディフェンド、体を液状化させるリキッド等他属性の基本的な魔法はもとより本来はスタイルチェンジに使うウォーターを水流として放出し、さらにはランドドラゴンでしか使えないグラビティも使うなどその能力は多彩かつ強力。
離れた相手を眠らせてしまうスリープや、物体を霧散させてしまう凶悪な魔法すら行使可能。

早瀬はその能力を恩人の娘である木ノ下香織のため、彼女が経営するキノシタというマジックハウスを盛り上げるために使っていた。
6年前の2012年、ウールから間もなくマジックハウスが閉店してしまうことを聞いた早瀬は彼にアナザーウィザードウォッチを埋め込まれてアナザーウィザードの力を得たものの、
その力を私利私欲には使わずマジシャンとしてマジックハウスのため使い続けてきた。
そのため他のアナザーライダーと異なり騒ぎは起こらず、「まるで魔法のような手品」の評判を順一郎から得たソウゴらがキノシタを訪れたことで正体が発覚。

ゲイツとソウゴと戦闘に入るもリキッドを発動してその場から逃走し自宅に戻り正体を知る人間が出てきてしまったことで精神的に追い詰められてしまった。


最終更新:2022年09月18日 02:28