獣人ヒヒ

「怒臨気に逆らうなんてお前達生意気だぁ!ムカつくムカつくムカつく……怒ったぞーー!」

【名前】 獣人ヒヒ
【読み方】 じゅうじんひひ
【声】 島田敏
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【登場話】 修行その24「ガルガル!なんてこった、弟が!?」
修行その25「ヒネヒネ!俺だけの紫激気」
【分類】 臨獣拳士
【獣拳】 臨獣バブーン拳
【得意リンギ】 再咬超(さいこうちょう)
【好きな場所】 森林、高原
【好きな食べ物】 果物、草木など
【好きな言葉】 ヒ非力十倍欲力五倍
【モチーフ】 ヒヒ

【詳細】

この世に蘇ったリンリンシーの1人。

ヒヒを手本とし、素早い跳躍と咬み付きで相手を仕留める臨獣バブーン拳の使い手である。
高い跳躍力で一瞬にして高所へと跳び上がり、ヒヒが木々の間を自在に飛び移るように相手に連続攻撃を浴びせる事が出来る。

大地の拳魔 マクの親衛隊であり、怒臨気を与えられている幹部を除けば数少ない臨獣拳士。
その素早さでスーパーゲキレンジャーをも翻弄する戦いぶりを見せたが、スーパーゲキブルーの技の前に敗北。
臨技で巨大化し小回りの効かないゲキファイヤーに対しスピード面で優位に立つも、ゲキバットを獣拳武装したゲキバットファイヤーの分分ファン拳を受け遠くへ吹き飛ばされてしまった。

それで倒されたかに見えたが、敗れた事への怒りから怒臨気を発動し、顔の造形が一変して大幅にパワーアップを果たして復活。
凄まじい強さでゲキレンジャーを退ける。

その後、街中で大暴れし駆けつけたゲキレンジャー3人の波状攻撃、至近距離からゲキバズーカを受けきり、それらの猛攻に対する怒りでさらに力を増幅させていった。

そして膨れ上がる怒りのままに邪身豪天変によって再度巨大化する。
ゲキトージャの右足を構成するゲキチーターを執拗に攻撃し、合体解除寸前にまで追い込んだが、新たに仲間に加わったバイオレットの作り出すゲキウルフがゲキトージャに合体したことでゲキトージャウルフが完成。
チーターの代わりにゲキウルフが入れ替わったことでコンディションも持ち直し、最期は大狼狼脚を受け倒された。

【余談】

ヒヒをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『超獣戦隊ライブマン』のヒヒヅノー以来の登場となる。

通常時は無表情にも見える顔だが、怒臨気を発動して激昂すると口を大きく開けた凄まじい形相に変化する。
モチーフがヒヒだけに、「ヒーッヒヒヒ」と笑う癖がある。

ゲキトージャの右足を執拗に攻撃していたヒヒだが、ゲキレンジャーの巨大ロボは獣拳の技の一つ、倍倍分身拳のアレンジで3人が激気で作り上げたゲキビーストを合体させることで構成している。
心技体、それを3人がそれぞれ担当することで維持しているため、どれか一つでも保てなくなるとゲキワザの効果が消えてしまうのだろう。
ヒヒはその点を見抜き、怒り狂いながらも相手の弱点をしっかりと見極めた上で有効的な攻撃を繰り出してきたということか。

最終更新:2022年01月26日 23:39