邪身豪天変

【名前】 邪身豪天変
【読み方】 じゃしんごうてんへん
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【初登場話】 修行その1「ニキニキ!激獣拳」
【分類】 巨大化用技

【詳細】

臨獣殿の拳士が使用するリンギ。

臨気によって自分自身の身体を巨大化させる技であり、基本的な技なのか、未習得の臨獣拳士は登場していない。

激獣拳にもこの技と対になる巨大戦を行う為のゲキワザ「倍倍分身拳」が存在する。
しかし、こちらは自分の肉体そのものを巨大化させる技であり、あちらは激気を練り固める事で巨大な分身体を作り上げ、それを操って戦う技である為、実質的には異なる。

尚、ゲキレンジャーは自分自身の分身であるゲキビーストを作り上げた後、獣拳合体させる事で擬似的に自分達の分身として獣拳巨人を形作っている。

修行その1では獣人マキリカが同技を使用した後、マスター・シャーフーに叩きのめされ、巨大化が解けた。
この点から自分の意志か、大きなダメージを受けると巨大化を保てない、或いは自力で元に戻れる模様。

幻獣拳では「幻身豪天変」というゲンギが存在し、効果も同一である上、双幻士]は元々臨獣殿の拳士だった事から用いる気(力)が臨気から幻気に変わった程度の為、実質的に同じ技と思われる。

【余談】

スーパー戦隊シリーズの歴史の中で巻物や芋羊羹などの様々な巨大化方法が登場してきたが、「拳法の技」というのは『ゲキレンジャー』が唯一である(そもそも拳法を取り上げた戦隊自体がゲキレンジャーだけと特異的)。

ゲキトージャを始めとする獣拳巨人が単なるメカではなく、「獣拳の技で作り上げた戦隊ヒーローの分身」という設定の為、「元々はビーストアーツもアクガタも同じ『獣拳』だった」という事を意識した設定と思われる。

最終更新:2021年04月14日 20:47