天道「何が完璧な警備だ。招かれざる客がもう1人入り込んでいるぞ。ここの聖歌隊、お前の言うパーフェクトハーモニーとやらが乱れてないか?」
【名前】 |
ベルバーワーム |
【読み方】 |
べるばーわーむ |
【登場作品】 |
仮面ライダーカブト |
【登場話】 |
第7話「2号新登場」 第8話「怒れる豆腐」 |
【分類】 |
ワーム成虫態 |
【特色/力】 |
クロックアップ、擬態能力、両腕の鉤爪、口から吐く毒液 |
【生物モチーフ】 |
ウデムシ |
【個体名】 |
ベルバーワーム ロタ |
【名前の由来】 |
鞭打ち(羅甸:verber) |
【詳細】
地球に棲むウデムシに似た能力を持つワーム成虫態。
首周りから胸にかけてオレンジ色の襟巻きのような部位が特徴的。
両肩も広げた扇のような部位があり、高貴な服装を着ているようでもある。
鞭のような巨大な鉤爪の付いた前腕は5000mの垂直の壁面でも容易に登り切る能力を有し、相手の頭部を殴打して粉々にする攻撃を得意とする。
更に口腔からアコニチンを含む毒液を吐き、獲物に呼吸困難や心臓発作を引き起こし、死に至らしめる事も得意としている。
「白い服を着た人間だけを襲う」という珍しい習性を持ち、結婚式場に出現しては花嫁を襲っていき、当初はZECTも「花嫁がターゲット」と勘違いする。
同種のロタが
ザビーに倒されると逃走し、頭部の形状以外は姿が酷似している事に矢車は気付かず、その判断ミスで更なる被害が出てしまう。
その後、結婚式の聖歌隊の1人に擬態しているのを天道に見破られ、
クロックアップで逃走を試みるが、最期はカブトのライダーキックを受け爆散した。
【余談】
モチーフはウデムシ。漢字では「腕虫」と書き、触肢は太く腕のように発達していることに由来する。
蜘蛛とは近い見た目と種ではあるが、糸を吐いたりしない。
ベルバーワームの外見で特徴的な襟は、王子様の意匠風として組み込んだものとされ、胴体部分には脚らしきものが見える。
ウデムシの脚は長く、おそらくそれを畳んで隠し、王子様の意匠でそれを隠しているようなコンセプトか。
膨らんだ両肩はおそらくウデムシの頭。目立つ配色はウデムシの種類にそういった色合いの種がいるのでそれだろうか。
同種のロタとは頭部や腕の形状が違うが、目立つ部位である襟巻きのようなパーツは共通している。
そのためか矢車はロタと本個体が別であることに気が付かなかった。
両腕の鉤爪の色が全く違うが、胴体の襟巻きが目立つゆえか?
なおロタの方はカニのハサミのように大きく発達し、こちらは鞭のように長く伸びた形状となっている。
放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体としてロタと共に登場。
サナギ体から脱皮し、性能は同種のロタと同等だが、モーションが若干異なる。
名前のベルバーはラテン語において「鞭打ち」を意味する。
ウデムシは英語名で「Whip Spider」と良い、そこからウィップ→鞭をラテン語訳したものと思われる。
最終更新:2024年11月16日 02:35