オロチ現象

【名前】 オロチ現象
【読み方】 おろちげんしょう
【登場作品】 仮面ライダー響鬼
【分類】 劇中用語
【名前の由来】 魔化魍オロチ

【詳細】

仮面ライダー響鬼において、魔化魍が本来の発生時期や場所に関係なく、異常発生する現象。

夏にしか出現しない魔化魍カッパ、成長に水場を必要とする魔化魍ウブメ魔化魍イッタンモメン、100年に1度出現するとされる魔化魍オトロシ…本来魔化魍は様々な条件を満たした地点に出現する怪物であり、そういった存在が無作為にしかも大量に出現するこの現象は脅威の一言に尽きる。

洋館の男女の支配もはねのけ全てを破壊し尽くそうとする本能のままに魔化魍は暴れるため、男女側からしてみてもこの現象の発生は歓迎できるものではなく、猛士側に接触を持ったほど。

過去にも現象が発生したことがあったようで文献に記録が残されており、その古文書には「コダマの森現れたる後、オロチ来たれり」と書かれていた。
そしてその通りに魔化魍コダマの出現を皮切りとし、オロチ現象に乗った大量の魔化魍が出現し始める。

これはあくまで現象であって元凶が存在しないため、この事態を引き起こす魔化魍や男女が存在しているわけではない。
したがって、「これを倒せば終わり」といった根本が無いのが最大の脅威と言える。

しかし洋館の男女がもたらした情報により、ある地点に巨大な太鼓のような鬼石が埋まっており、そこに音撃の力で清めの音を大地に直接流し込む「清めの儀式」と呼ばれる儀式を果たすことで鎮めることが可能であることが判明した。

その儀式中には大量の魔化魍が一点に集中して集結してくるため、たった一人でやりきるのは不可能に近い。
大型、等身大種類を問わず莫大な数の魔化魍が儀式の担い手目掛けて襲いかかる中どれだけの時間、どれほどの音を生み出し続けなければならないのか、何故オロチ現象に対処するための場所があるのかなど多くの謎があるものの、それらは明かされることはなかった。

「オロチ」という存在が確認されている魔化魍の名を冠するものの、そちらとの関わりは一切謎。
その名前から大地に眠る龍脈、あるいは地脈に何らかの異常が発生したためではないかという意見が視聴者の間であるものの、やはり定かではない。

最終更新:2024年02月15日 01:26