【名前】 |
ファルファ星人 ヤーコ |
【読み方】 |
ふぁるふぁせいじん やーこ |
【声】 |
中川翔子 |
【登場作品】 |
特捜戦隊デカレンジャー |
【登場話】 |
Episode.38「サイクリング・ボム」 |
【分類】 |
エイリアン |
【出身星】 |
ファルファ星 |
【モチーフ】 |
豚? |
【出身星の由来】 |
蝶(伊太利:farfalla) |
【名前の由来】 |
ヤゴ |
【詳細】
2頭身の子豚のような頭を持つエイリアンで、どんなものも解錠する能力を持つ。
この能力を活かし育ての親であるギャンジャバを助けていたが、次第に良いように使われているだけということを察して地球を訪れた際に地球署へ保護を求めてきた。
一方でギャンジャバはヤーコしか知らない隠し金庫の暗号を手に入れるため、バンが護送していたヤーコを脅すために車酔いでダウンした彼女を楽にしようと考えたバンに一般人になりすまして近づき、時速20km以下になると半径1kmを吹き飛ばす爆弾を仕掛けた自転車に乗せることに成功した。
ヤーコとしては育ての親であるギャンジャバが犯罪を繰り返すことに嫌気が差していたものの、彼に対して情を残していた。
しかしギャンジャバはファルファ星人の解錠能力を利用するため、自分の手でヤーコの両親を殺害し、何食わぬ顔で育ての親として恩を着せていた。
だが上記の経緯を知ると完全に失望して自暴自棄になり、爆弾が取り付けられた自転車を必死に漕ぎ続けるバンも自分を見捨てるのだと嘆くも、仲間を信じてヤーコを助け出すためにペダルを漕ぎ続けることを宣言したバンに対して彼女の
ハートに火がついた。
ファルファ星人特有の体質としてハートに火が付くと子供から大人の姿に一瞬で成長するのだが、バンの言動がその火種となって成体に成長したヤーコは彼を抱えて飛び上がり救い出すことが出来た。
そうして窮地を脱した後は、ギャンジャバが着用していた
マッスルギアを解除する形でバンをサポートし、ギャンジャバは無事デリートされた。
育ての親がデリート許可の裁定が下されたヤーコだったが、物心付く前からギャンジャバに利用されていたことが考慮され、お咎めなしという判断がくだされた。
ハートに火が付く…いわゆる恋心の自覚であるが、その対象であるバンは全く気がつくことは無かった。
その後彼女の動向、もといバンがどのように対処したのかは不明。
【余談】
成長後の姿と、幼体時の声を担当したのは中川翔子女史。
地球戦隊ファイブマンで子役出演して以来の登場となる。
その後特撮作品には関わっていないが、中川女史はスーパー戦隊シリーズのファンであり、中でも
未来戦隊タイムレンジャーのタイムピンクことユウリを尊敬しているとのこと。
出身星の由来は蝶のイタリア語と、名前はヤゴから。
どちらも幼虫時と成虫時で姿を大きく変える昆虫であり、幼体時と成体で大きく姿を変える設定に基づいたものと思われる。
最終更新:2024年07月12日 20:52