イヴ

「時間の完全なる管理の為、人間は全て排除する!」

【名前】 イヴ
【読み方】 いう゛
【声】 高橋広樹
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ
【分類】 人工イマジン
【モチーフ】 ドーベルマン、イマジン
【童話】 不明

【詳細】

時間警察が開発した人工イマジンの第1号。

仮面ライダーG電王に変身する黒崎レイジのパートナーとして彼の戦闘をサポートし絶対的な信頼を得ている。
普段はライダーパスの内部におり、顔部分だけを出してして彼にアドバイスを送り、G電王に変身すると胸部に顔が露出する。
全体像は不明。

人工のイマジンはシリーズを通して初の登場。
レイジに完璧な指示を与え彼の戦闘をサポートしているが、内心では感情に左右され完璧な行動ができない人間を見下している。
終盤で海東 大樹の行動の真意を知り、彼を憎む感情が揺らいだ事で自分の指示通りに動かなくなったレイジを「これだから人間は信じられない!」と言い放って見限り、自らが世界を管理するべく単独でG電王に変身し(厳密に言えば変身というより、他のイマジンが契約後に実体化するのと同じ方式でG電王の姿になっている)、「時間を完全に管理する」為に全ての人間を排除しようと暴走を始める。
これはイマジン特有の身勝手な解釈による「人間を全て消し去れば歴史を変える者もいなくなる」という判断によるもの。

その完璧な判断力でタロウズ及び電王を圧倒するが、ディエンドとの連携で正面突破してきたクライマックスフォームの必殺技を受けた上、「コンプリートフォーム」への強化変身を遂げたディエンドが発動した召喚ライダー達の必殺技と強化ディメンションシュートの同時攻撃を受け爆散した。

未来人の精神体たるオリジナルのイマジンとは異なり、人工的に造られた存在ではあるが、従来のイマジン同様に傲慢かつ独善的な面を持ち、自身の目的(思想)を機械的かつ短絡的な方法で達成しようとするなど、その本質はオリジナルと遜色ないとも言える。

【余談】

当初は人間を媒介としていたが、後に独立した仮面ライダーとなる存在」は本映画の1年後のMOVIE大戦にも登場する。

同作で『仮面ライダー剣』の深沢小夜子役の粟田麗氏がレイジの母親である水島さゆり役としてゲスト出演している。

声を演じる高橋氏は特撮作品での出演は今作が初となるが、『仮面ライダー龍騎』の海外リメイク作品『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』で仮面ライダーインサイザー/リッチー・プレストンの吹き替えを演じた経歴がある。

最終更新:2023年07月21日 03:20