「ユウリ…お前と離れるくらいなら…」
【詳細】
30世紀において元インターシティ警察捜査官ながら暗殺組織の元締めとして殺人を繰り返し、圧縮冷凍の刑となっていた囚人。
タイムピンク/ユウリの元同僚。
外見は銀色の鎧を着込んでいるサイボーグのようだが、そういった外見の宇宙人なのか、何らかの機械生命体なのかはっきりしていない。
傲慢な性格の持ち主でもあり、ユウリに対して異常に執着し彼女に対して陰湿なストーカー行為を幾度となく行っていた。
耐えかねたユウリが上層部にその事実を報告したことでアベルは「捜査官の資質に欠ける」と判断された為に警察を解雇されてしまったものの、今度は「『自身が追い掛ける事をやめる代わりに、(犯罪者になって)ユウリに追い掛けさせるようになればいい』と考え暗殺組織へ入った」という斜め上のポジティブさで殺人を繰り返すという異常者としか言いようのない危険人物。
その経歴から筋金入りのユウリに対するストーカーなのだが、皮肉にも担当の捜査官は彼女ではなかった。
現代において
圧縮冷凍から解放され、再び暗殺組織を立ち上げて活動。
その暗殺の依頼方法が独特だった為に暗躍をユウリに気付かれ、暗殺者を装った彼女と接触する。
ユウリを常に見ていた故に行動を先読みし、彼女に精神コントロールガスを吸わせて拉致することに成功。
その後、上述のガスで思うがままにしたユウリに暗殺を行わせ、引き返せない状態に持ち込むことで彼女も自身と同じ犯罪者の道へ引き摺り込もうと目論む。
しかし、竜也に暗殺を阻止され尚もユウリと共に逃走を図るも彼女を奪還され気付け薬を飲まされたことでガスの効果を無力化されてしまい回復してしまう。
そしてタイムレンジャーが集結し
ゼニットを向かわせ、自身はユウリと相対。
レーザーガンを武器に彼女を苦戦させるが、過去とは違う行動をとる彼女のボルスナイパーの射撃とツインベクターの斬撃を受ける。
その直後、
シールを剥がして巨大化する(
上記の台詞はその際のもの)。
ブイレックスロボのリボルバーミサイルをレーザーガンで撃ち落とすが、シャドウベータのプロディバイダーの射撃に怯み、プレッシャーカノンを受け
圧縮冷凍された(その際にユウリの名を叫んでいる)。
【余談】
声を演じる緑川氏は
前作で
敵幹部役としてレギュラー出演している。
犯罪者になる前は警官だったという
悪徳警官アーノルドKが登場しているが、あちらは警官になった理由もドルネロの悪事を警察側からサポートするためであり、アベルが刑事になった理由は不明ながらもとあるきっかけから道を踏み外した犯罪者というのは変わらない。
最終更新:2025年05月21日 01:57