メ・ギイガ・ギ

「ザブギンンガヅシブシャ、メ・ギイガ・ギビバデスババ?」(白銀の殺戮者、メ・ギイガ・ギに勝てるかな?)

【名前】 メ・ギイガ・ギ
【読み方】 め・ぎいが・ぎ
【声/俳優】 白井雅士
【登場作品】 仮面ライダークウガ
【登場話】 EPISODE9「兄妹」
EPISODE10「熾烈」
【分類】 グロンギ
【通し番号】 第21号
【所属集団】 メ集団
ゲゲル 「162人」を殺害する
【特色/力】 爆発性の体液、衝撃を吸収する柔らかい身体、水中活動能力
【生物モチーフ】 イカ
【その他のモチーフ】 イカデビル
【名前の由来】 メ(メ集団)・ギイガ(イカ)・ギ(水棲生物)

【詳細】

「白銀の殺戮者」を自称するメ集団に所属するイカ種怪人。人間態は三角帽を被った白装束の不気味な男。

他の物質に接触すると爆発的な反応を起こす体液を吐き出す能力を持つのだが、この体液は燃焼したあと緑色の灰が残るのが特徴的で、体液を生成する際に体内で280℃もの凄まじい高温が発生することから一定間隔で水中に入り身体を冷やす必要があるのが欠点。
腹部に排熱するための蒸気口があるものの、そこだけでは体内にたまる熱を排出しきれないため定期的に水中に戻らなければならない。
さらにその蒸気口は内臓に直結していることからそこを狙われるのが弱点となっている。

体液が爆発するとクウガマイティフォームの装甲を損傷させる程の威力を持ち、生身の人間が巻き込まれた場合跡形もなく吹き飛んでしまう。
また全身は非常に柔らかく、敵の格闘攻撃の衝撃を吸収して無効化してしまう。

ギイガのゲゲル内容、殺害目標数は「162人」。
隅田川を移動することで身を隠しつつ、河川敷にいた人間を標的に次々に爆殺していった。
工場跡地に出現したところをクウガに発見され交戦し、マイティフォームの攻撃を柔らかい身体で吸収して無効化、爆発性の墨で右肩の装甲をひしゃげさせるほどの攻撃を放ち圧倒するが、連続して墨を生成したため熱が篭もり体を冷やす必要が生じたため撤退する。

その後、身体を冷やしたあと港に出現して警官隊を相手に暴れまわるが、タイタンフォームへの変身を会得したクウガと再戦する。
墨の連射でクウガを攻撃するが、タイタンフォームの装甲には通用せず、最期はカラミティタイタンで腹部を貫かれ爆散した。

放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
OPデモにも登場しており、マイティキックを顔面に撃ち込まれ倒される。

【余談】

モチーフはイカ。
軟体動物故の衝撃吸収能力と、イカ墨モチーフの爆発する墨を吐き出す能力を持つ。

人間態の姿もイカをモチーフとし、イカの頭を思わせる三角帽を被り、顔にある10本の線はイカの足の数を示す。
2本だけ線が長いが、これはイカの足と呼べるものは8本で2本は触腕と呼ばれることに由来するのだろう。

人間態を演じた白井雅士氏が怪人態の声とスーツアクターを兼任している。
当時ジャパンアクションエンタープライズに所属していたスタントマン兼俳優であり仮面ライダーシリーズには初参加となるが、特撮作品でもスーツアクターとして活躍している他、仮面ライダー555やドライブ等で顔出し俳優としても度々出演している。


最終更新:2024年06月02日 03:38