メ・ギノガ・デ

「ジュスガバギ・クウガ」(許さない、クウガ)

【名前】 メ・ギノガ・デ
【読み方】 め・ぎのが・で
【声/俳優】 青山雄
【登場作品】 仮面ライダークウガ
仮面ライダーディケイド
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
【登場話(クウガ)】 EPISODE18「喪失」
EPISODE19「霊石」
【登場話(ディケイド)】 第3話「超絶」
第12話「再会 プロジェクト・アギト」
【分類】 グロンギ
【通し番号】 第26A号
【所属集団】 メ集団
【特色/力】 毒胞子、敵の攻撃を受ける度に体質を変化させる能力
【植物モチーフ】 キノコ
【その他のモチーフ】 キノコモルグ
【名前の由来】 メ(メ集団に属する)・ギノガ(キノコ)・デ(植物)

【詳細】

メ集団に所属するキノコ種怪人。人間体は女性的な美しさを持つ男性。

体内で猛毒の胞子を生成する力を有し、それを相手の口から直接体内に流しこむ事で対象を殺害していた。
この毒は吹き込まれた人間の内臓を腐食させ、瞬く間に死に至らしめてしまう極めて強い毒性を持つ。
欠点としてこの毒胞子は35℃から40℃ほどの温度でないと生存できないため結果として人間の体温にのみ適応しその能力を発揮できる。
口移しで直接体内に流し込む方が最も効果的だが、空気中へ撒き散らすことも出来るがその場合は毒性が薄まり、ガスマスク等防毒装備を固めることで無効化することも可能。

また敵の攻撃を受ける度に体質を変化させる能力を持ち、他の怪人からも「相変わらずの虚弱体質」と罵られる程身体能力は低いが、攻撃を受ける度に体質が変化し強化されていく。
この強化は肉体面にとどまらず、体内で生成される毒胞子にも適用され、毒性が強化された。

マイティフォームのクウガとの戦闘では格闘能力が低かったため劣勢を強いられたが、一瞬の隙をついてクウガに口移しで毒胞子を送り込むことに成功し、瀕死状態に追い込んだ。

その直後、警官の銃撃を受けた事で体質が変化。
頭部が赤く変化し耐久力を初めとした全ての能力が大幅に強化され、毒胞子を空気中に撒き散らす能力を会得しガスマスクを無視した毒殺が可能となったため、大規模な殺戮を開始する。

警官隊の抵抗も意に介さず毒ガスをまき散らしていくが、一度心停止し毒胞子を死滅させてから復活したクウガグローイングフォームのグローイングキックを3連続で受け爆散した(3度目だけ足の装飾が赤くなっている)。

だが、その飛び散った破片は後にメ・ギノガ・デ変異体へと成長する。
本来の能力なのか、体質が変化した結果芽生えた能力なのかは判明していない。

【仮面ライダーディケイド】

「クウガの世界」には登場しなかったが、グロンギが活動している「アギトの世界」でズ・メビオ・ダと共に出現し、通報で出動したG3-Xと戦うが、海東がスーツを脱ぎ捨ててディエンドに変身。
カメンライドカードで召喚したデルタとドレイクを含めた一斉射撃を受け爆散した。

【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】

大ショッカーの怪人として登場。

【余談】

モチーフはキノコ。

人間態は長い白髪に白い帽子と白尽くしだが、撮影に用いられたウィッグは星獣戦隊ギンガマンに登場した操舵士シェリンダのものだとか。

人間態及び怪人態の声を担当した青山雄氏は特撮初参加。

最終更新:2025年07月09日 01:32