647 :とても気持のいいFate(二周目) ◆edf0CCxP0Q:2007/11/18(日) 21:30:56
択:後ろから獣のように貪りたい。
スカートの中に右手を差し込んで、下着の中に指をいれた。ふっくらした盛り上がりを触ってみれば、割れ目からたちまち液体が滲み出す。少し動かせばクチャリとなって、溢れた密の暖かさを感じる。指はたちまち汁まみれになって、それが俺には嬉しかった。ルヴィアが感じてくれた証だから。
「ほら、ルヴィア。もうこんなに濡れてる」
「やだっ、おやめなさいシェロ!」
右手を引き抜いて見せると真っ赤になった。よく見えるよう近付けると顔を反らす。そんなに嫌なものだろうか。自分が流した愛液なのに。
「嫌がらなくてもいいじゃないか。こんなに美味しいのに。ほら」
目の前で蜜を舐めようとした。大きな棒つき飴を舐めるように、大げさに舌を出してこれ見よがしに。別に愛液を舐めるぐらい今さらだったけど、こうやってわざわざ好きな子を苛めてしまうのは男の本能なんだろう、多分。
そしていよいよ味わおうかというその時に、ルヴィアの両手がそれを阻んだ。
「お、や、め、な、さ、いっ!」
渾身の力で右手を押さえられる。ルヴィアの顔は今にも火を噴きそうで、いつ泣き出してもおかしくないほど恥ずかしそうだった。なんかもう、反則的なぐらい愛らしい。
「だめか?」
「駄目に決まってますわっ! 恥ずかしいではありませんか!」
「そうは言われてもな」
右手の指を動かして粘液を弄ぶ。まだ比較的さらさらだったそれは手悪戯するのに申し分なくて、ついつい面白がって遊んでしまう。
「舐める?」
「舐めませんっ!」
もう泣く寸前まできてしまったルヴィアを見て、今回はここまでかと観念した。
「ごめんごめん、可愛かったからさ」
降参、と右手から力を抜いて意思表示して、ポケットに入っていたハンカチを差し出した。そのまま、ルヴィアが愛液を拭うのを好きにさせる。それはもう敵のように拭かれてしまってちょっと痛かったけど、まあ、これぐらいの代償で済んだのなら軽すぎるだろう。
「シェロっ、いじわるがすぎますわっ!」
「すまん。悪かった」
涙目で抗議するルヴィアは可愛すぎたから、お詫びのキスにも自然に気合いが入ってしまったけど。
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「それじゃあ、四つん這いになってくれるかな」
「え? シェロ、何を……?」
「今日は後ろからしてみたいんだけど、どうかな」
「……うしろから、ですか?」
ルヴィアは後背位があまり得意ではない。というより、はっきりと苦手としているようだ。犬のように交わる姿が恥ずかしいというのもあるらしいが、それ以上に———。
「シェロのしたいようにさせてあげたいのは山々なんですけど、あなたの顔が見えない格好は、その、私……。怖くて」
申し訳なさそうにそんなことを呟くお嬢様。普段ならその可愛さに思わず折れてしまっただろう。しかし今日は決めたのだ。うしろから、それこそ野獣のように激しく貫いてしまおうと。
「バックだとあんなに乱れるのに?」
「ひゃっ、やぁんっ!」
耳元で優しく囁きながら乳首を引っかく。たちまち反応するルヴィアの身体。それを存分に堪能しながら、俺はルヴィアを責め続けた。説得という名の甘い拷問を。
「や……、優しく、して下さいね?」
結局、ルヴィアは喘いで観念した。息も絶え絶えで恨めしげに見上げる茶色の瞳。全く、このお嬢様はもう少し自分を知った方がいいと思う。そういう仕種こそ、男を狂わせる元凶だというのに。
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「あの、あまり見ないで……」
そういわれて従う馬鹿はいない。いたら男としてどうかと思う。それほど素晴らしい光景だった。
「なんでさ。可愛いよ、ルヴィアのここ」
「そっ、そんな変態的なこと言わないで下さいませっ!」
四つん這いのルヴィアを後ろから眺める。下着は脱がせ、ドレスはめくられ、恥ずかしい場所を隠すものはない。顔は恥ずかしそうに赤くなって、秘所は期待するように愛液を垂らしながらひくついていた。少しでも俺の視線から逃げたいのだろう。白く丸いお尻が嫌々と揺れ動くのは、男から見れば誘惑しているようにしか見えないけど。
細すぎるウエストとむっちりしたお尻の対比は凶器に近い。本人は遠坂みたいなスリムな腰つきに憧れていたようで、かえってコンプレックスを抱いているようだけど。それでも、綺麗なものは綺麗なんだ。
ギンギンにいきり立った肉棒をお尻の谷間にあてがって、柔らかな感触を楽しんだ。擦り付けては焦らし、焦らしながら擦り付ける。このままお尻の穴に入れようかとも思ったけど、それはまたの機会にすることにした。
「いくよ?」
秘裂にあてがって確認した。真っ赤な顔で微かに頷くルヴィアを確かに確認して、獣のように一気に貫く。これ以上焦らすのは可愛そうだったし、それ以上に俺自身が我慢できなかったから。
「あっ、ああああぁぁぁ!」
亀頭が最奥を叩くと同時にルヴィアが哭いた。洪水のように吹き出す愛液。容赦なく締め付ける膣の動き。とろとろに溶けていたいた柔肉が波を打って、背中はこれでもかと仰け反った。
「ひぃっ! やめ……、しぇろっ、あ……、かはっ!」
痛いのか。苦しいのか。切ないのか。快感なのか。絶頂の直中にあるルヴィアの懇願が鼓膜をくすぐる。それでも俺は容赦しない。果てたばかりで敏感になってるはずの膣壁をわざと擦るように、勢いよく腰を後退させた。
「………っ………っぁ!」
もはや声にさえなっていない。蒼いドレスが舞い踊る。金色の髪が乱れて跳ねる。豊かな乳房が揺れ動いて、俺の獣欲に油を注いだ。我慢なんてできるはずない。本能のままに腰を振って、ルヴィアを狂わせるよう奥をえぐった。
もっともっと乱れてほしい。声が聞きたい。感じてほしい。そんな想いだけが頭を支配して、激しく乱暴なピストンにも躊躇しなかった。斜めに、あるいは円を描くようにあちらこちらを刺激する。お尻の肉を腰で叩いて、さらに手の平でも叩き付けた。痛みと快楽が混ざり合って、ルヴィアの理性を吹き飛ばすように。
「っぁん! シェロッ。もうっ……、わたくしぃいぃぃ!」
「ルヴィア! ルヴィア! ルヴィアァァァ!」
二人とも獣へと戻っていく。あまりの快感。異常なほどの一体感。痛いほどに締め付けるルヴィアの膣の味を男根で噛み締めながら、俺はさらにさらに加速した。
「怖いっ! やっぱり、わたくしっ、怖くて……っ!」
そんなに顔が見えないことが怖いのか。そんなに俺を求めてくれてるのか。泣き喚くルヴィアを貫いていると、まるで陵辱しているかの様な背徳感に襲われた。
もっとルヴィアを愛したかった。もっともっと壊したかった。ルヴィアが愛しくて狂いそうだった。いっそ狂ってしまいたかった。ルヴィアに愛を捧げたかった。
「愛してる! 愛してるぞルヴィア、ルヴィア!」
「———ぇろっ、………シェロっ! ああぁあぁぁぁぁ!!!」
ルヴィアの絶叫が部屋に響いた。限界でまで仰け反られた背中はガクガクと震え、全身が危険なほどに痙攣する。おぼろな眼差しはきっと何かを映してなどいないだろう。そして、膣壁が狂乱したように蠕動した。その刺激に抗える道理などあるはずもなく、俺は———。
最終更新:2007年11月19日 18:46