307 :Fate/testarossa ◆JtheEeHibM:2008/01/04(金) 16:50:08
高 町 道 場
※ 注意:以下の文章は原作や本編に登場する人物・団体・事件等とは一切関係ありません。
どこか似てるとしても他人の空似、嘘っぱちです。
なお、媒体の都合上、登場人物の外見は各自脳内補完してかまいません。
以上のことを踏まえたうえでご参照下さい。
(開く引き戸)
??「はじめましてっ! 序盤も序盤に突然死を迎えちゃったあなたのための訓練所、高町道場のコーナーですっ!
今回このコーナーを担当することになった『教官』なのっ。
こっちは助手兼マスコットの『有野くん』」
有「どうも」
(有野くん、器用にお辞儀)
教「この高町道場のコーナーは、いわゆるBADEND救済コーナーってやつです。
本家『Fate/stay night』さんの方でも多かったBADENDですが、こっちも舞台は聖杯戦争。
注意一秒けが一生、選択一つでコロリと逝っちゃうことなんてあたりまえの危険地帯なのです」
有(なんだか生き生きしてるなあ……)
教「そこでこの高町道場の出番!
あっさり逝っちゃう三等兵をせめて使えるくらいに教育して送り返すのが目的なの。
笑ったり泣いたりできなくしてやるの。
口から■■垂れる前と後にSirをつけるの!」
有「あれ、でも教官だとMa’amじゃないの?」
教「問題ないの。性別なんてこの際気にしないの。
バルディッシュだってフェイトちゃんのことSirって呼ぶし、きっと男だと思ってるの」
有「……いや、それは違うと思う……」
教「さて、今回のBADENDについての説明っ。
一直線に向かってくるバーサーカーに、こっちも全力全開で一直線。
これは単純な、判断ミスから来る即死なの」
有「相手が悪かったってことかな」
教「それよりもフェイトちゃんへの信頼不足かな?
彼女の強みはその『速さ』。
瞬間的にならランサーも上回る動きを見せたぐらいだから、少しでも長く生き延びればそれだけ間に合う確率は跳ね上がるの」
有「でも今回は逆に、自分から危険に向かって行ってしまった」
教「ちょっとフェイトちゃんや氷室さんをはべらせたからってまだまだひよっ子、サーヴァント相手にケンカ売ろうなんて百年早いの。
ろくに訓練も受けてないのに、いきなり実戦で上手くいくわけないんだから。
横着したって良いことなし。文句の前に基礎基礎基礎!」
有「その結果大金星をあげた娘もいたしね」
教「うーん、選択肢によっては校庭でその娘を見かけたかも知れなかったけど、その場合ツインテール枠が過剰になっちゃうの。
今回でも『努力の果てに上り詰めた人』は出てるから別にいいんじゃないかな?」
有(反抗したこと、根に持ってるのかな……)
教「この作品の士郎さんは……あう、お父さんと同じ名前って抵抗ある……とにかくその、原作のほうよりも死にやすい体なの。
これはス■ランカーなわけじゃなくて、普通の人間並みって意味。
そのあおりもあって、戦闘中の突然死はよくあるの」
有「あまり無茶がきかないってこと?」
教「でも無茶が無いと話が進まないし、その辺は見極めてチャレンジしてほしいのです」
有(……Tさん(16)の気持ちもわかるかもしれない……)
教「さて有野くん、今回の対処法は?」
有「え? ああうん、この場合、選択ミスでこうなっただけだから、直前の選択肢からやり直せばいいよね?」
教「うんうん、その通り。今度うちに来てお兄ちゃんのお尻を■■■■してもいいの」
有「いらないよそんな権利!?」
教「そう? せっかくのごほうびなのに。
まあいっか、今回はここまでっ。
次回死んだときにお待ちしてまーすっ!」
有「なるべく来ないように、がんばってくださいねー」
(引き戸、閉じる)
【一条戻り橋】:直前の選択肢に戻る(選び直す選択肢も併記されたし)
【Fanatical Devotion】:氷室をかばい、抱きすくめた。
【Evasive Action】:形振りかまわず横へ跳んだ。
【河童のポロロッカ】:タイトルに戻る(リレー化、他の作者にバトンパス)
【QED】:ゲームを終了する(連載ここまで。いままでありがとうございました)
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最終更新:2008年01月27日 21:48